米、オラクルの最近の株価
同社は世界各国の政府などの公的団体、一般企業、教育機関など幅白い顧客向けに、エンタープライズ(大規模)IT環境に対応したソフトウェア・ハードウェア双方の製品とサービスを提供している著名企業です。オンプレミス型・クラウドベース型・ハイブリッド型の柔軟で相互運用可能なIT展開モデルを展開しています。
オンプレミスとは、システムを運用する上で必要なソフトウェア・ハードウェアを自社で保有・管理する運用形態です。その逆に必要なソフトウェア・ハードウェアを自社で保有、管理しない運用が、クラウドですね。
さて、オラクルの長期の株価を見てみましょう。
次に2024年初からのチャート2をご覧ください。
ローソク足の上下に平行なチャネルラインを引いてみました。2024年の9月初旬から大きく株価が上昇していますね。その経緯を振り返ります。
9月10日の引け後にオラクルは6-8月期決算(第1四半期)を発表し、修正1株利益、売上高とも予想を上回りました。AIの需要が同社のクラウド・コンピューティング事業の売上増に引き続き貢献していることが示された形ですね。カッツCEOは声明で「クラウド・サービスがわれわれの最大の事業となったことで、営業利益と1株利益の成長が加速した」とのべました。この発表で同社の株価は大きく上がりました。
さらに同社は9月12日引け後にアナリスト向けの説明会を開催し、その中で2029年度の通期売上高が1040億ドル以上に上るとの見通しを示しました。これを受けて、16日にはアナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の155ドルから210ドルに引き上げました。
ここで、もう一度、チャート2の右側、直近の値動きをご覧ください。9月16日に174ドル近い高値を付けた後は、すこし株価が下げました。しかし、大きく崩れず、ローソク足は、チャートの読み方では、上昇する可能性が高いとされるラウンドソーサー(丸い底型)を描いているように見えますね。
【出典、参考】 「株探」 (みんかぶインフォノイド)
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