東京市場サマリー：日経平均は反発　日銀、短観の調査項目に賃金動向の追加検討　9月調査以降で予備調査

Moomooユーザーの皆様、こんにちは！大引けお疲れ様でした。本日の株式相場概況は以下の通りです。よろしくお願いします。
●日経平均は前営業日比178.40円高の38288.62円で終了
●日銀、短観の調査項目に賃金動向の追加検討　9月調査以降で予備調査
●７＆ｉＨＤ買収資金、クシュタールは負債の利用も検討－関係者
●ＦＲＢ議長の利下げ発言、どのような影響生じ得るか注視＝鈴木財務相
●【日本市況】円下落、パウエル議長発言後のドル安を修正－株は反発
●注目銘柄： $Seven & i Holdings (3382.JP)$、 $Lasertec (6920.JP)$、 $Disco (6146.JP)$など
ーmoomooニュース日本株Evelyn

市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比178.40円高の38288.62円、東証株価指数（TOPIX）が1.63ポイント高の2663.04で終了した。

トップニュース
日銀、短観の調査項目に賃金動向の追加検討　9月調査以降で予備調査
日銀は２７日、四半期に１度公表している短観（全国企業短期経済観測調査）の調査項目に企業の賃金動向を追加するため、予備調査を始めると発表した。予備調査は適切な設問形式などを確認するのが目的で、２０２４年９月調査以降の調査で、一部の調査対象企業を対象に行う。

ＦＲＢ議長の利下げ発言、どのような影響生じ得るか注視＝鈴木財務相
鈴木俊一財務相は２７日の閣議後会見で、米国のパウエル連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長による利下げ発言について、「（日本経済に）どのような影響が生じ得るのか政府として注視していきたい」と述べた。

【日本市況】円下落、パウエル議長発言後のドル安を修正－株は反発
27日の日本市場では円相場が下落。前週末のパウエル米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長の講演を受けて利下げ開始が意識され、ドルが大きく売られた反動が出ている。株式は反発し、債券は超長期債が上昇している。

【市場の声】日銀、12月会合で追加利上げの可能性
岡三証券の中山興氏は日本銀行について、インフレ調整後の賃金が改善していることから、12月会合で政策金利を現在の0.25％から0.5％に引き上げる公算が大きいと指摘している。

注目銘柄
７＆ｉＨＤ買収資金、クシュタールは負債の利用も検討－関係者
カナダのコンビニエンスストア大手、アリマンタシォン・クシュタールが $Seven & i Holdings (3382.JP)$への買収資金について、負債や株主である年金基金からの資金を活用する可能性があると、関係者への取材で分かった。

レーザーテック---大幅反落、決算発表接近のエヌビディアの株価下落を受け
$Lasertec (6920.JP)$は大幅反落。本日は同社のほか、 $Disco (6146.JP)$、 $Tokyo Electron (8035.JP)$ 、 $Advantest (6857.JP)$など半導体大手が揃って下落上位に名を連ねている。米国市場ではエヌビディアの2.2％安をはじめ半導体株が売り優勢となり、SOX指数も2.5％の下落となっている。