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米国債起債巡るリポートが物議、FRBと財務省の政策が矛盾と指摘

2024年7月29日午前 10:29 GMT+9(一部抜粋)
米国では昨年、連邦準備理事会(FRB)が景気の過熱を抑えるために利上げしていたにもかかわらず、米財務省は長期国債の発行ペースを落として景気を刺激し、矛盾する政策を採っていたとするリポートが公表され、米債券市場で物議を醸している。
リポートをまとめたのは投資会社のハドソン・ベイ・キャピタル・マネジメントで、執筆者はリーマン危機を予言したことで知られる米経済学者のヌリエル・ルービニ氏と、トランプ前政権下で財務省の経済政策顧問を務めたスティーブン・ミラン氏。
リポートによると、財務省は昨年11月、長期債の入札規模の拡大ペースを緩めると発表し、その結果10年物米国債利回りが低下したが、これには政策金利を1%ポイント引き下げた場合と同等の景気刺激効果があったという。
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