3/22 日経平均　40500円を予想
3/19の日銀マイナス金利解除やイールドカーブ廃止、ETF買入停止は、大企業、中小企業も含めた賃上げなど、日本のファンダメンタルや金融正常化の側面が評価され、また、今後の利上げも経済環境を見据えた緩やかなものになるため、円高にはふれず、株価にはプラス側面あり。また、市場は翌日3/20のFOMCの結果は底堅い米国経済、堅調な消費、住宅価格の下げ止まりがあるものの上昇に転じておらず、今後もコアPCEデフレーターの動きなどのデータ待ちは変わらず。FRB内、タカ派とハト派のバラツキは存在するものの、遅すぎる利下げへのリスク管理も必要であることから、ドットチャートの平均は年3回→年2回程度を織り込む動きとなる。為替はやや円安方向となり、150円を突破すると予想。1回目の6月利下げ開始はほぼ変わらず、FRBの利下げ方針はパウエル議長のコメントからも伺い知れて、市場は買い安心感から上昇。米国市場の上げの動きや円安方向が追い風となり、3/22の日本市場も上げとなり、終値は40500円を予想します。