米国6月のADP雇用者数は49.7万人増、予想が22.8万人増。
前期(5月)の雇用者数は速報の27万8000人増から下方修正された。
平均賃金の上昇率は前年同月比6.4％と、5月の6.6％から鈍化した。
ADPによると、雇用の伸びを主導したのはレジャー・ホスピタリティーなど接客業や、貿易・輸送、教育・医療サービス。一方で製造、情報、金融などの業種は雇用が減少した。
事業規模別の雇用者数は小規模事業者が29万9000人増、中堅企業が18万3000人増。大企業は8000人減だった。
結果を受けて追加利上げ観測が強まり、米国債相場は続落。
$U.S. 10-Year Treasury Notes Yield (US10Y.BD)$は4％台へ急伸。
米株先物$NYダウ (.DJI.US)$、$Nasdaq Composite Index (.IXIC.US)$、$SPX (SPXC.US)$は下げ幅を拡大した。
