$任天堂 (7974.JP)$は11月7日、2024年3月期第2四半期(23年4~9月)の連結決算を発表した。
●EPS(1株当たり純利益)は233.03円、予想が120.25円。
●売上高は前年同期比21.2%増の7962億3700万円、予想が6000億円。
●営業利益は27.0%増の2799億 円、経常利益は17.8%増の3,800億円。
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当上期の売上高は、ゲーム専用機ビジネスによる売上高の増加に加え、『ザ・ スーパーマリオブラザーズ・ムービー』関連の売上を含むモバイル・IP関連収入 等の増加や為替レートが円安に大きく推移したことにより、Nintendo Switch発売 以降で最大となった。
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4-9月(第2四半期)連結累計期間の販売状況や今後の見通しを踏まえ、通期の販売予想を見直し、併せて為替の前提レートも1ドル130円から140円に、1ユーロ135円から150円に見直した。
通期の経常利益を従来予想の4800億円→6000億円(前期は6010億円)に25.0%上方修正し、減益率が20.1%減→0.2%減に縮小する見通しとなった。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の147円→181円に増額修正した。
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当上期において、5月に発売した『ゼルダの伝説 ティアーズオブ ザ キングダ ム』が1,950万本、7月に発売した『Pikmin 4』が261万本の販売になるなど、当期に発売した新作タイトルがそれぞれに順調に販売を伸ばした。また、4月に公開された『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の効果もあり「マリオ」 関連タイトルも好調に推移。
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『ゼルダの伝説ティアーズ オブザ キングダム』など、Nintendo Switchのパッケージ併売ダウンロードソフトの販売が好調に推移したことに加え、追加コンテンツやNintendo Switch Onlineの売上が伸びた。また、為替が円安に推移したことで円換算時の金額が増加したことも、売上高の増加に寄与した。一方、『ゼルダの伝説ティアーズ オブ ザ キングダム』はパッケージ版の販売も好調 だったため、全体のデジタル売上高比率は前年同期比で低下した。
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出所:MINKABU、任天堂IR
ーmoomooニュースSherry