[日経平均株価・TOPIX（表）]
日経平均;38361.79;+287.81
TOPIX;2726.20;+12.74
[寄り付き概況]
10日の日経平均は287.81円高の38361.79円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は331.37ドル高の39387.76ドル、ナスダックは43.51ポイント高の16346.27で取引を終了した。週次失業保険申請件数の増加で利下げ期待が再燃し、寄り付き後、上昇。ソフトランディング期待を受けた買いも続いたほか、長期金利の低下で、ハイテクも底堅く推移し相場全体を支援。終日堅調に推移した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数（ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500）が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が低下したことや、外為市場で1ドル＝155円40銭台と円相場が落ち着いた動きとなっていることなどが市場の安心感となった。さらに、主要企業の3月期決算発表が佳境となっており、好決算や好業績銘柄への物色意欲が、引き続き株価下支え要因となった。一方、昨日の米株式市場で、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数（SOX指数）が下落したことが東京市場で半導体関連株の株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された3月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比1.2％減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.4％減だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況（週間）によると、海外投資家は国内株を4月21-27日に1532億円買い越し、4月28日-5月4日に2688億円買い越した。
セクター別では、石油石炭製品、海運業、その他製品、不動産業、ゴム製品などが値上がり率上位、鉄鋼、水産・農林業、食料品、非鉄金属が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、SUMCO＜3436＞、神戸鋼＜5406＞、ダイキン＜6367＞、バンナムHD＜7832＞、コナミG＜9766＞、メルカリ＜4385＞、川崎船＜9107＞、任天堂＜7974＞、コーセー＜4922＞、ソフトバンクG＜9984＞、郵船＜9101＞、花王＜4452＞、JT＜2914＞、丸紅＜8002＞などが上昇。他方、住友鉱＜5713＞、スクリーンHD＜7735＞、日本製鉄＜5401＞、パナHD＜6752＞、ソニーG＜6758＞、NTTデータ＜9613＞、トヨタ＜7203＞、武田薬＜4502＞などが下落している。
[日经股票平均指数 TOPIX（表）]
日经平均值；38361.79；+287.81
TOPIX; 2726.20; +12.74
[Snuggle 概述]
日经平均指数10日反弹至38361.79日元，3天来首次上涨287.81日元，交易开始。美国股市在前一天9日上涨。道琼斯平均指数上涨331.37美元，至39387.76美元，纳斯达克指数收于16346.27点，上涨43.51点。由于每周失业保险申请数量的增加，人们对降息的预期重新燃起，在接近降息之后，降息的预期有所上升。除了为应对软着陆的预期而继续购买外，由于长期利率的下降，高科技也保持稳定，支撑了整体市场价格。它一整天都保持强劲。
今天东京股市的买盘占据了优先地位。昨天美国股市三大指数（道琼斯平均指数、纳斯达克综合指数、标准普尔500指数）的上涨支撑了东京市场的股价。此外，海外市场的美国长期利率下降，以及外汇市场日元汇率已降至1美元=155日元40日元，这一事实给市场带来了安全感。此外，各大公司公布截至3月31日的财政年度的财务业绩已进入一个良好的阶段，良好的财务业绩和寻找高绩效股票的动机仍然是支撑股价的因素。同时，昨天在美国股市，由主要半导体相关股票组成的费城半导体股票指数（SOX指数）的下跌打压了东京市场半导体相关股票的股价，但在捐赠阶段，买盘占了上风。此外，在交易开始前公布的3月份家庭预算调查中，有2人或更多人口的家庭的实际消费支出与去年同月相比下降了1.2％。QUICK编制的市场预测中位数比同期下降了2.4％。此外，根据交易开始前公布的外部和内部证券销售协议等的状况（每周），海外投资者从4月21日至27日超买了1532亿日元的国内股票，从4月28日至5月4日超买了2688亿日元。
按行业划分，石油和煤炭产品、航运业、其他产品、房地产、橡胶制品等在价格上涨率中名列前茅，钢铁、渔业/农业和林业、食品和有色金属的价格正在下跌。Sumco ＜3436＞、神户制钢 ＜5406＞、大金 ＜6367＞、Bangnam HD ＜7832＞、Konami G ＜9766＞、Mercari ＜4385＞、川崎顺 ＜9107＞、任天堂 ＜7974＞、Kose ＜4922＞、软银 G＜9984＞、友信 ＜9101＞、花王 ＜4452＞、JT ＜2914＞、丸红＜8002＞等已经崛起。同时，住友矿业＜5713＞、屏幕高清＜7735＞、新日铁＜5401＞、Pana HD ＜6752＞、索尼G ＜6758＞、NTT DATA＜9613＞、丰田＜7203＞、武田制药＜4502＞等均出现下滑。
