ファンペップ<4881>は7日、開発中のアレルギーワクチン(抗体誘導ペプチド「FPP004X」)の非臨床試験データ及び臨床試験開始予定時期を発表。
FPP004Xは、体内で花粉等のアレルゲンに結合するとアレルギー反応を引き起こすIgE(Immunoglobulin E)に対する抗体産生を誘導することにより治療効果を期待できる。同社は、花粉飛散前に投与することでシーズンを通して症状を緩和でき、患者にとって利便性の高い新しい治療選択肢を提供することを目指して医薬品開発を進めている。
FPP004Xの非臨床試験のヒト化IgE/FcεR1トランスジェニックマウスを用いたOVA誘発アレルギー性鼻炎モデルにて、抗IgE抗体を誘導し、アレルギー反応を抑制すること(好酸球数減少及び鼻掻き回数減少)が確認されている。現在、第1相臨床試験開始時期は2025年12月期第1四半期を目標とし、非臨床試験が進行中である。
范佩普<4881>于7日公布了正在开发中的过敏疫苗(抗体诱导肽“FPP004X”)的非临床试验数据和临床试验开始预定时间。
FPP004X可以诱导对IgE(免疫球蛋白E)产生抗体,通过与花粉等过敏原结合,期望获得治疗效果。该公司正在推进药物开发,旨在在花粉飞散之前投药以缓解全季节的症状,并为患者提供高度便利的新治疗选择。
在FPP004X的非临床试验中,使用人源化IgE/FcεR1转基因小鼠于OVA诱导的过敏性鼻炎模型中,诱导抗IgE抗体,确认抑制过敏反应(嗜酸性粒细胞计数减少和鼻刮数减少)。目前,第1相临床试验的开始时间目标为2025年12月第1季度,在进行非临床试验。