以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年6月10日10時に執筆
グロース株がこれほど売られてしまっている状況を見ると、大型バリュー株しか眼中にない投資家も多いでしょうな。新NISAの影響で高配当銘柄も人気化しておりますので、まだまだ大型バリュー株への物色が進みそうです。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
これまでの円安が一段落して、海外投資家からの現物・先物の資金流入も冷え切ってしまいました。これから円高へ向かうとなると海外投資家は様子見ムードですな。日経平均が4万円を超えるのはいつになるんでしょうかねぇ…。
海外投資家及び国内の投資家でさえ現在のグロース株に手を出すとは思えませんので、再び何かのイベントをキッカケに海外から資金流入が増えるとしてもバリュー株が買われるでしょう。昨今話題の新NISAでも、長期の資産運用目的の資金流入が今後も増えるのならば安定した配当がある大型バリュー株が狙われやすいと考えるのが自然です。
デフレを脱却してもステルス増税により経済見通しはお世辞にも良いとは言えません。海外投資家の買い控えは、日本の経済指標の悪化が原因ですかねぇ…。FOMCと日銀金融政策決定会合を通過後もトレンドが転換しなければ、上値が重い展開となる可能性もありそうです。トヨタの不正報道や、岸田政権の行く末を考えると不安材料も目立ちますな。
見通しが悪い相場になるほど、底堅い業績期待のあるバリュー株が物色される傾向が強まるでしょう。もし、日経平均が25日線・75日線をしっかり上抜ければ、投資マインドが改善してきたというサインとなりそうです。東京都知事選、衆議院解散の思惑、米大統領選など今後はイベントが目白押しですので目が離せませんな。
さて、不確実性の高い相場では、基本通りに業績期待のある銘柄をチェックして参ります。鋼管の製造販売を手掛ける新家工業<7305>は、業績堅調で年初来高値を更新しました。PBRは1倍割れで割安感もあり、増配も好感されております。アクティビストでもあるブラッククローバーが同社の株を大量保有で思惑買いが流入しました。
トヨタ向けを中心に自動車用バネを手掛ける中央発條<5992>は、新型ランドクルーザーに同社のSDM(スタビライザーディスコネクト機構)が採用されたとの発表が好感されました。同社もPBRの割安感が目立っておりますよ。
「イナバ物置」で知られる稲葉製作所<3421>は、業績好調に加えて自社株買いの効果でじわじわと下値を切り上げております。株価が2000円台に乗るのは2007年7月からおよそ17年ぶりです。6月14日の決算発表まで、しっかり監視を強めております。
医療機器向け温度センサーなどで高シェアを誇るSEMITEC<6626>は、決算を機に底値から反発しましたな。自社株買いでその後も下値を切り上げておりますが、PER・PBRは割安水準です。25日線・75日線を上抜いて、このまま上昇トレンドを形成できるか監視中です。
直近IPOからはマテリアルグループ<156A >をピックアップしてみました。PR・デジタルを中心としたマーケティングコミュニケーション支援を手掛ける同社は、AI関連としても思惑がある模様。上場直後のマネーゲームが落ち着いてきて、チャート(日足)は底を打って切り返しております。業績は拡大傾向であり、株主還元にも積極的な様子。
最後はペット保険大手のアニコムHD<8715>です。昨今のペット市場拡大を見ると、同社のビジネスも成長性を感じますな。もちろん業績も年々拡大しており、配当も増配傾向です。チャート(日足)は、ボックス相場から直近で上放れしたように見えます。このまま上昇トレンドを築けるか注視です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
下面是由富途社区记者个人投资者“有限亭玉介”先生(博客:赚钱的股票信息“猫先生的股票没有天花板”)撰写的评论。 富途积极与个人信息发布方合作,努力向投资者传递更多样化的信息。
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※2024年6月10日10时撰写
当看到成长股被如此抛售的情况时,许多投资者只看好大型价值股。由于新NISA的影响,高股息股票也变得受欢迎,因此对大型价值股的搜索仍在继续。
再次表示,我是有限亭玉介,撰写了博客“赚钱的股票信息『猫先生的股票没有天花板』”
过去的日元贬值已经停顿了,同时从境外投资者的实物/期货资金流入变得冰冷。如果日元高了,境外投资者可能会变得谨慎。日经平均指数何时能突破4万日元?
即使海外和国内投资者都不会去触及当前的成长股,如果再次有事件发生并增加境外资金流入,那么价值股仍将被买入。对于新NISA,如果长期的资产管理目的的资金流入继续增加,则大型稳健的高股息价值股有望被视为首选。
即使脱离通缩,由于隐性增税,经济展望也不能说是好的。境外投资者抛售的原因可能是由于日本的经济指标恶化。如果越过FOMC和日本银行的金融政策决策会议,趋势还未发生转变,则上行压力也可能持续增加。考虑到丰田汽车的不正报道和岸田政权的前途,不安定的因素也应该引起注意。
随着市场前景不明朗,寻找基本面强劲的价值股的趋势将加强。如果日经平均指数稳固上涨25日线和75日线,则表明投资者信心正在提升。由于东京都知事选举、众议院解散和美国总统大选等事件目前涌现,我们的目光也不散。
在不确定的市场中,我们将检查期望业绩强劲的股票。新家工业(7305)负责制造和销售钢管,业绩稳健,股价已创出今年最高价。PBR在1倍以下,因此具有合理性,并且股息增加也受到好评。持有同样公司股票大量的活跃投资者Black Clover流入。
中央发条(5992)是Toyota的汽车弹簧制造商,已宣布公司的SDM(稳定器断开机构)被采用于新型普拉多车型,并受到好评。该公司的PBR也很显著,显示有价值投资。
以“Inaba Shed”闻名的Inaba Manufacturing(3421)的业绩表现强劲,并通过股票回购的效果缓慢上调了下限。股票价格从2000日元开始上涨,距离2007年7月已有约17年。我们将严密监控到6月14日的财报发表。
SEMITEC(6626)以医疗设备用温度传感器等高份额而自豪,决算后产生反弹。虽然通过回购股票,它也上调了下限,但它的PER·PBR在低估范围内。通过汇款25日线和75日线,我们正在监视它是否能够形成上升趋势。
我选择了最近的IPO Material Group(156A)。该公司致力于营销沟通支持以PR·数字为中心,还涉足人工智能相关。上市后不久,股票价格回调,并且(日线)图已经触底反弹。公司业绩正在扩大,也积极实施股东回报。
最后是宠物保险巨头安宁控股公司<8715>。从近期宠物市场的扩大来看,该公司的业务也具有成长性。当然,业绩也在逐年扩大,分红派息也呈增长态势。k线(日线)显示,股价似乎已经摆脱了盒子格局,现在最好留意股价的上涨趋势。
好的,虽然话有些长,但在我的博客中,我介绍了这些“当前强势的个股和概念板块”。如果您有空的话,请来看看吧。 我和我亲爱的猫儿子“Ar”将等待您的光临。
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撰稿人:有限亭玉介
博客名:猫老板的股票没有接近顶端的概念