以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年6月12日10時に執筆
皆様、おはこんばんちは。「今夏はどんなテーマ株が動いてきそう?」となれば、これまでご紹介してきたペロブスカイト太陽電池関連や宇宙関連、はたまた半導体やAI、データセンター関連の逆襲…なんて考えますが、何はなくとも、今年こそ「夏枯れ」に負けない株を探したい…さなさえです。
夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も2年目…はや74回目です。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。
<今夏は水素に注目中>
まず今夏は水素関連に注目してみたいと思いますが…その水素社会実現の為に奮闘するトヨタ自動車<7203>など大手5社の認証不正が発覚しました。ただ、それで『水素関連にも大打撃!』と、なるか言えば、そんな事はありません。この度の不正発覚に際してMUFGと三井住友FGというメガバンク2行がトヨタ株の売却を検討など、トヨタにとってはマイナスな報道もありましたが、2017年に政府が発表した水素基本戦略においては、2050年までに水素を主要なエネルギーとする社会構築を「国策」として推進していくとあります。それはつまり、“The Show Must Go On(何があっても中断できない)”ものであり、まだまだ今は「人事を尽くす」段階なのですから、その強力なトレンドは継続となるでしょう。
それを示すように、水素の液化システムや運搬(船)の川崎重工業<7012>、水素ステーションの三菱化工機<6331>などの代表格は、しっかりとした上昇トレンドです。その他にも水素ステーション向け圧力計測器を手掛ける長野計器<7715>も新値追いの展開が割安なPERからしても止まりませんね。また、6月11日の日経新聞に関西電力<9503>と日本国内の水素チェーン整備始動と報じられた岩谷産業<8088>、ENEOSホールディングス<5020>も力強く買われています。その岩谷産業の手掛ける水素ステーションで油圧システムなどを手掛ける東京計器<7721>も新値追いが続いていますので注目中です。これら以外にも注目していきたい関連株があればまた当コラムで取り上げたいと思います。
<まだまだありまっす!注目テーマ!>
テーマ株と言えば『目新しさ』も大切ですね。例えば京大などのチームが2030年の実用化を目指す世界初の「歯生え薬」が一部の投資家の間で話題です。遺伝など先天性の無歯症の患者を治療するもので2030年頃の実用化を目指すものですが、その開発チームにあるトレジェム・バイオファーマに出資する企業へと注目が集まっています。
まずは三洋貿易<3176>がその筆頭と見られていますね。チャートはしっかり上昇中ですが、ここまでの決算も好調です。株価としてもまだまだ割安なので、調整をしながらさらなる上を目指せそうだと見ています。また、「これからでは?」と注目中なのは5月の自社株買いをきっかけに底値圏から浮上中のFVC<8462>ですね。小型の独立系ベンチャーキャピタルとして、利幅狙いの個人投資家に好かれるかと期待です。それ以外にもアステラス製薬<4503>、新日本科学<2395>などもありますが、触れるにはやはりチャートが上を向いてから…ですね(汗)。
最後は方向感のない相場環境の中から、力強い上昇トレンドを示している株を少しだけご紹介♪広告や看板向けの大型プリンターを手掛けるミマキエンジニアリング<6638>、業績が急ピッチで改善中の双葉電子工業<6986>、そして今週6月11日大引け後に出た大量保有報告書で、アクティビストとしても知られる3Dインベストメント・パートナーズの保有率5%超が明らかになったワコールHD<3591>をピックアップさせて頂きます。
はい、今回は以上です。
ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.
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執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
以下是由Sanasae,一位菲斯科社交报告员和个人投资者(博客名:“Sanasae的美丽投资人生”)撰写的评论。在菲斯科,我们与积极发布信息的个人合作,致力于向投资者发布更多样化的信息。
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※2024年6月12日10时撰写
大家早上好/晚上好。如果问“今年夏天会有哪些热门主题股票?”,我想会考虑之前介绍过的钙钛矿太阳能电池相关、太空概念、半导体、人工智能、数据中心相关的反弹等等,但不管怎样,我想今年一定要寻找不输给“夏季低迷”的股票…这就是我的观点。
这是由夕刊Fuji主办的株式1 GP Grand Champion大赛季军(21年度)的阿拉富女性投资家所回顾的《当文章的连载列2年目…74回目。》在这次连载中,除本栏目的专栏外,我还会介绍最近的热门股票。
今年夏天水素备受关注
首先,今年夏天我们想关注的是与氢相关的领域…但是,为了实现这个氢社会,如丰田汽车等五家大公司的认证异常已经发现。但是,如果说以此为“对氢产业有很大打击!”那么就不对了。这次的异常暴露,令三井住友金融集团和三菱UFJ金融集团等两大养老金及保险公司考虑减持。虽然对于丰田而言会出现负面报道,但2017年日本政府出台的氢气基本战略中明确表示要推进具有“国家政策”性质的建设,推广氢气为主要能源,一旦开始推行,就不能被中止,目前正处于“全力以赴”阶段,因此这一强劲趋势将会持续下去。
从这些公司看来,液化氢系统和运输(航运)等的代表是川崎重工(7012),氢气站的代表是三菱重工(6301),长野仪器(7715)从虚价安全度的角度来说也持续不断地逃跑。此外,日经新闻6月11日报道,日本国内氢链已经启动,包括关西电力(9503)和ENEOS控股(5020)在内的股票也被大力购买。东京仪器(7721)在这个由岩屋产业手动完成的氢气站中负责液压系统等,也值得关注。如果还有其他感兴趣的相关股票,我想在这个专栏上进行介绍。
还有更多值得关注的主题!
在谈论主题股票时,“新奇”也是非常重要的。例如,京都大学的团队正在开发世界上第一款旨在治疗先天性乏齿症的“牙齿生长药” ,这已经成为一些投资者关注的话题。这是治疗与遗传有关的先天性无牙症的药物,计划在2030年左右实现实用化,投资公司注目到开发团队在Treejem Biopharma公司中的表现。
首先三阳贸易(3176)被看作是领先的。虽然图表显示股价正在大幅上升,但迄今为止的财务表现也非常出色。由于股价仍然相对便宜,因此认为这将是一次调整,并瞄准更高的目标。此外,自5月份进行了自己股票回购以来,始于安斯泰莱制药(4503)、新日本科学(2395)等公司也引起了人们的关注…但除此之外,因为图表还朝着更高的方向发展,因此无法介绍(汗).
最后,在缺乏市场方向感的情况下,请允许我介绍表现强劲的股票♪首先是制作广告和招牌的大型打印机的三机工程(6638),业绩急剧改进的双叶电子工业(6986),以及在6月11日的大量持股报告中被称为持有率超过5%的激进分子投资家的3D投资合伙人以其整合持有的Wacoal Holdings (3591)等。
好的,这次就这样了。
最近在我的博客文章中,除了上述的股票外,还会选取每个月月刊中的“热门三标签”,并在每个周末测量其价格差异。当然,还讨论了关于股票以外的多种话题...随时欢迎您加入(笑)。好了,我们下次再见,愉快的交易。
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作者:Sanae
博客名称:“Sanae的美丽投资生活”