SBIリーシングサービス<5834>は、航空機、船舶等を対象としたオペレーティング・リース事業に投資するファンドの組成・販売を行う。
同社が組成・販売するファンドは、商品性によってJOL商品とJOLCO商品に分類される。
JOLCO商品は、航空機や船舶の減価償却費等がリース料収入を上回ることで(リース期間当初)、課税所得の繰り延べ効果を得られる。一方、JOL商品は、航空機への実物資産投資として、減価償却による課税所得の繰り延べ効果に加え、リース料収入、出口(リース期間満了時)での航空機売却によるキャピタルゲインで一定の利益を受け取ることも期待できる。
オペレーティング・リースファンドの投資家は、未上場の中堅企業であり、これら顧客への接点は会計事務所・地域金融機関が担っている。同社は多様な顧客基盤を持つSBIグループに属することで、地域金融機関との連携に強みを有す。
業績については、25年3月期売上高は前期比0.7%増の545億円、経常利益は同7.2%増の53億円を計画している。JOLCO商品は十分な在庫水準を確保し投資家ニーズを踏まえた商品を適宜供給、JOL商品は大手エアライン向けを中心とした組成を行うことで商品の差別化を図り、特にJOLCO商品で販売の上積みを目指す方針。また中長期的には年率10%+αの安定・継続的な経常利益の成長を目指す。
SBI租赁服务<5834>将组成并销售面向航空器、船舶等的运营租赁基金。
该公司组成并销售的基金根据商品类型分为JOL商品和JOLCO商品。
JOLCO商品是指通过租赁收入超过航空器或船只的折旧费用而(在租约期限内)获得的递延所得税效应。而另一方面,JOL商品是指作为直接对航空器的实物资产投资,除了通过折旧产生递延所得税效应外,还可以预期获得租金收入和在退出(租赁期到期时)时通过出售航空器获得资本收益。
运营租赁基金的投资者是未上市的中型企业,这些客户的接触点由会计事务所和地区金融机构负责。该公司属于多元化客户基础的SBI群,在与地区金融机构合作方面具有优势。
业绩方面,该公司计划在25年3月期实现营业收入545亿日元,较上一年增长0.7%,实现经常性利润53亿日元,同比增长7.2%。JOLCO商品将确保充足的库存水平并根据投资者需求及时提供商品,而JOL商品将通过重点组合大型航空公司等客户来实现商品差异化,并特别针对JOLCO商品瞄准增加销售。此外,中长期目标是稳定、持续经常性利润的年增长率达到10%+α。