SBSホールディングス<2384>は27日、グループ会社のSBS東芝ロジスティクスが、日本ロジスティクスシステム協会(JILS)が主催する「全日本物流改善事例大会2024」において、「優秀物流改善賞」を受賞し、6月26日に表彰を受けたと発表。これにより2021年以降、4年連続の受賞となる。
今回受賞した大分ロジセンターは「ムリ・ムダ・ムラ取り改善による作業者の負荷軽減-ストレスのない作業を目指して-」と題し、作業者が日頃ストレスを抱えて業務を行っているとの声を受け、ビデオチェックで詳細に要因の分析を試みた。その結果、作業中の見る・探す・考える・待つ・屈むといった行動からストレスが生じていることを発見。これらのムリ・ムダ・ムラを取り除くことで、ストレスの低減に加えて作業時間短縮と品質向上を実現した。
また、受賞には至らなかったが同大会では、同社物流改革推進部企画グループが「画像を用いたロジ現場のカイゼン-合理的安全対策の確立-」をテーマとし、習熟度の異なる現場作業者の安全品質の維持・向上に向けて安全支援AIシステムの開発について発表した。
現場の作業状態の画像をデジタル化し、AIが作業者の不安全行為を検知・判断することで、事故の抑止や安全品質への意識向上を図り、さらに、本システムを保管・梱包効率や半導体検品へと技術転用する取組みを紹介した。
SBS控股<2384>在27日宣布,旗下企业SBS东芝物流于日本物流系统协会(JILS)主办的“全日本物流改进事例展示大会2024”上获得“优秀物流改进奖”,并于6月26日接受表彰。这使该公司自2021年以来连续第4年获奖。
在此次获奖的大分物流中心中,该公司以“减轻员工负担-以消除过度、无用和无意义行为为目标-”为主题,通过视频检查详细分析了各种因素。结果发现,压力来自于工作中的观察、搜索、思考、等待、弯腰等行为。消除这些不必要、无意义和过度行为不仅可以减缓压力,而且可以缩短工作时间并提高质量。
此外,在获奖未果的同时,该公司物流改革推进企划小组以“基于图像的物流改进-建立合理的安全对策-”为主题,发表了关于开发安全支持AI系统以维护和提高作业者安全品质的不同技能水平的现场作业者的演讲。它数字化工作现场状态的图片,并通过AI来检测和判断工作人员的不安全行为,以防止事故和提高安全品质意识。此外,还介绍了将该系统应用于储存/包装效率和半导体检验的措施。
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