■タメニー<6181>の事業概要
4. ライフ&テック事業
ライフ&テック事業の主要サービスは、婚活事業者間相互会員紹介プラットフォーム「CONNECT-ship」と結婚相談所連盟「婚活アライアンスパートナーズ」の運営、及び成婚後サポート「アニバーサリークラブ」や保険代理店「Tameny×保険クリニック」運営などの不動産情報サービス・フィナンシャルプランニングサービスを展開している。2020年10月には新たなサービスの創出に向けて、フィナンシャルパートナーサービスを提供するブロードマインド<7343>と業務提携した。また2023年8月には婚活事業者間相互会員紹介プラットフォーム「CONNECT-ship」が(株)リクルートの「ゼクシィ相談カウンター」と連携した。
「CONNECT-ship」は、日本で一番お見合いが組めるオープンなプラットフォームを目指し、2017年6月に開始した業界初の婚活事業者間相互会員紹介プラットフォームである。事業者間で会員の相互紹介を行うことで出会いの機会や成婚の最大化を目指す。2024年3月期末時点の利用事業者数は結婚相談所「パートナーエージェント」を含めて12社、利用会員数は28,811名(利用事業者の総会員数は95,000名以上)で、2024年3月期のお見合い成立件数は246,370件となった。なお「CONNECT-ship」のマネタイズポイントについては、従来はお見合い成立料を得る方式だったが、2022年3月期からお見合い成立料を引き下げる一方で、新たに月額利用料を課金する方式に変更した。
保険代理店「Tameny×保険クリニック」における新規保険契約証券数は2024年3月期に542件となった。なお婚活・結婚周辺サービスを紹介する顧客向けサイト「ANNIVERSARY CLUB powered by Tameny」をリニューアルし、取扱サービスは62、登録者数は5万人以上となった。今後も、婚活事業やカジュアルウェディング事業における年間約7,300組(2024年3月期実績、婚活事業における成婚約1,400組、カジュアルウェディング事業におけるウェディングプロデュース約5,900組)の新郎新婦との接点を活用してシナジーを追求する方針だ。
東京都「結婚支援マッチング事業支援業務委託」を受託
5. 地方創生事業
地方創生事業は、地方自治体向け婚活支援システム「parms」の提供、地方自治体の婚活支援センター運営受託などを展開している。なお、企業向けイベントプロデュース事業「イベモン」については、2023年3月にブイキューブ<3681>に承継(事業譲渡)した。
地方自治体向け婚活支援システム「parms」は、自社独自開発の婚活支援システムをカスタマイズして、地方自治体が行う婚活を支援している。2024年3月期末現在の導入自治体数は12都府県(契約順に福島県、京都府、埼玉県、秋田県、福井県、茨城県、宮城県、青森県、滋賀県、大分県、兵庫県、東京都)となった。システム導入都道府県(2024年4月現在34都道府県)のうち、同社システム採用率は35.3%となる。また婚活支援センター運営受託は6都道府県(宮城県、京都府、滋賀県、北海道、東京都、兵庫県)である。
東京都については2023年9月に、東京都「結婚支援マッチング事業支援業務」の事業プロモーターである(株)日本旅行が、公募により同社を東京都における結婚支援業務(交流イベント、AIによるマッチング、Webによる個別相談など)実施事業会社として選定した。また2024年6月には、東京都「結婚支援マッチング事業支援業務委託」(2024年4月1日~2025年3月31日)の事業プロモーターである東武トップツアーズ(株)より、「令和6年度結婚支援マッチング実施事業」のうち、AIによるマッチングの提供、及びマッチングアプリの利用やイベントの参加に躊躇している人へのWebによる個別相談に関わる委託業務を受託した。同社の婚活支援システムのノウハウや信頼性の高さを示す事例と言えるだろう。
このほかに自治体からのイベント・セミナーの企画・開催受託も増加している。2024年3月期の受託件数は63件、開催件数は60件だった。直近では2023年9月に秋田県より「結婚サポータースキルアップ・婚活スキル向上事業」を受託、2023年10月に大阪府泉佐野市より「出会いの機会創出事業」を受託した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
■Tameny <6181> 业务概览
4。生活与科技业务
生命与科技业务的主要服务是开发房地产信息服务和财务规划服务,例如运营婚姻代理机构共同成员介绍平台 “Connect-Ship” 和婚姻代理联合会 “寻婚联盟伙伴”,以及婚后支持 “周年纪念俱乐部” 和保险机构 “Tameny x Insurance Clinic” 业务。2020/10年度,与提供金融合作伙伴服务的Broadmind(7343)成立了商业联盟,以创建新的服务。此外,在2023/8年,寻婚业务相互会员介绍平台 “Connect-Ship” 与Recruit Co., Ltd.合作。s “Zexy 咨询柜台”。
“Connect-Ship” 是业内首个始于2017/6年的婚姻搜寻企业之间的相互会员介绍平台,旨在成为日本可以组织婚介的最开放的平台。我们的目标是通过在企业之间互相介绍成员来最大限度地提高相遇和结婚的机会.截至2024/3财年末,用户数量为12家公司,包括婚姻代理机构 “伴侣代理人”,用户成员数量为28,811人(用户运营商的成员总数为95,000或以上),2024/3财年建立的婚介案例数量为246,370个。请注意,对于 “Connect-Ship” 获利积分,过去它是一种获得婚介建立费的方法,但是尽管婚介建立费从2022/3财年开始有所降低,但它改为收取新的月度使用费的方法。
截至2024/3财年,保险机构 “Tameny x Insurance Clinic” 的新保单证券数量为542种。此外,推出求婚/结婚相关服务的客户网站 “ANNIVERSARY CLUB POWERED BY Tameny” 已经更新,处理服务的数量现在为62个,注册人数超过50,000人。展望未来,我们的政策是通过在婚姻搜寻业务和休闲婚礼业务中利用与新娘和新郎的联系点(2024/3年的业绩,1,400对订婚夫妇,休闲婚礼业务中约有5,900对婚礼制作小组)来追求协同效应。
受托东京都政府的 “婚姻支持配对业务支持外包”
5。区域振兴业务
地区振兴项目为地方政府提供求婚支持系统 “parms”,并为地方政府制定婚姻求婚支持中心管理合同。此外,企业活动制作业务 “Evemon” 于2023/3年被接管(业务转移)给了V-Cube(3681)。
地方政府的寻婚支持系统 “parms” 通过定制内部自主开发的寻婚支持系统来支持地方政府开展的寻婚活动。截至2024/3财年年底,引入的直辖市数量为12个都道府县(福岛县、京都县、埼玉县、秋田县、福井县、茨城县、宫城县、青森县、滋贺县、大分县、兵库县和东京县,按合同顺序排列)。在引入该系统的都道府县中(截至2024/4年的34个都道府县),该公司的系统采用率为35.3%。此外,在6个都道府县(宫城、京都、滋贺、北海道、东京和兵库)签订了结婚支持中心的运营合同。
至于东京,在2023/9年,作为东京 “婚姻支持配对业务支持业务” 业务促进者的日本旅行服务株式会社选择该公司作为商业公司,通过公开电话在东京实施婚姻支持服务(交流活动、使用人工智能进行配对、通过网络进行个人咨询等)。此外,在2024/6年,作为东京都政府 “婚姻支持配对业务支持外包”(2024/4/1至2025/3/31)业务促进者的东武Top Tours株式会社将涉及通过网络向不愿使用配对应用程序或参与活动的人提供人工智能匹配和个人咨询的工作外包了与东武Top Tours株式会社签约,后者是东京都政府 “婚姻支持配对业务外包”(2024/4/1 至 2025/3/31)的业务促进者。可以说,这是一个例子,表明了该公司求婚支持系统的高水平专业知识和可靠性。
除此之外,地方政府要求规划和主办活动和研讨会的要求也有所增加。2024/3财年的合同数量为63份,举办的活动数量为60场。最近,在2023/9年,他们受托负责秋田县的 “婚姻支持者技能提升/婚姻求婚技能改善项目”,而大阪府泉佐野市于2023/10年委托 “相遇机会创造项目”。
(作者:FISCO客座分析师水田正史展览)