■スパークス・グループ＜8739＞の業績動向
3. 財務状況と経営指標
2024年3月期末の資産合計は前期末比6,729百万円増の46,112百万円となった。これは主に流動資産において現金及び預金が38百万円、固定資産において投資有価証券が5,852百万円増加したことなどによる。負債合計は同1,356百万円増の14,692百万円となった。これは主に流動負債において未払法人税等が700百万円、固定負債において長期借入金が2,000百万円増加したことなどによる。純資産合計は同5,372百万円増の31,419百万円となった。これは主に利益剰余金が4,073百万円、その他有価証券評価差額金が1,489百万円増加した一方で、資本剰余金が404百万円減少したことなどによる。
財務状況については、流動比率が414.4%、固定比率が60.4%、自己資本比率が68.2%となった。流動比率、固定比率ともに健全な数値であり、長短の手元流動性に問題はないと弊社は考える。自己資本比率も高い水準である。
4. 2025年3月期の業績見通し
2025年3月期の業績予想については、主事業である投信投資顧問業は業績が経済情勢や相場環境によって大きな影響を受けるため将来の業績予想は難しいと認識し、開示していない。ただし、2024年4月の月末運用資産残高が1兆8,933億円と過去最高水準でスタートしたことに加えて、マーケット環境も堅調な見通しであることから、残高報酬が引き続き高い水準で推移するだろうと弊社は見ている。運用資産残高については、新たに設立した「宇宙フロンティア2号ファンド」と「スパークス・グリーン蓄電所ファンド」が増加要因となることが期待される。
株式市場の堅調維持に伴って成功報酬が伸長し、残高報酬についても、「プライベート・エクイティ」をけん引役に堅調に推移すると弊社では見ている。
（執筆：フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎）
■斯帕克斯集团的业绩趋势 ＜8739＞
3.财务状况和管理指标
2024/3财年末的总资产较上一财年末增加了67.29亿日元，达到461.12亿日元。这主要是由于流动资产的现金和存款增加了3,800万日元，固定资产的投资证券增加了58.52亿日元。总负债较同期增加了13.56亿日元，达到146.92亿日元。这主要是由于流动负债的未缴公司税等增加了7亿日元，固定负债的长期贷款增加了20亿日元。总净资产较同期增加了53.72亿日元，达到314.19亿日元。这主要是由于留存收益增加了4.073亿日元，其他证券估值差异增加了14.89亿日元，而资本盈余减少了4.04亿日元。
在财务状况方面，流动比率为414.4％，固定比率为60.4％，资本充足率为68.2％。流动比率和固定比率都是健康的数字，我们认为多头和空头手头流动性没有问题。资本充足率也处于较高水平。
4。截至2025/3财年的收益预测
关于截至2025/3财年的收益预测，作为主要业务的投资信托投资咨询业务认识到，未来的收益预测很困难，因为业绩受到经济形势和市场环境的很大影响，而且没有披露。但是，除了2024/4年月底管理的资产余额创历史新高，达到18,933亿日元外，市场环境预计也将保持强劲，因此我们预计余额回报将继续保持在较高水平。关于管理的资产余额，预计新设立的 “太空前线2基金” 和 “Sparks绿色电力存储基金” 将成为增加因素。
随着股市保持强劲，成功回报将增加，我们相信 “私募股权” 作为余额回报的推动力也将保持稳定。
（由FISCO客座分析师清水洋一郎撰写）
