以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年7月10日15時に執筆
皆様、おはこんばんちは。猛烈な暑さに外出を避けたくなる日が続きますね。小さい頃、夏の猛暑とはせいぜい32~3度ぐらいだったような記憶があるのですが、大人になった今、都心部では37~8度以上の真夏日が通常となっているような気がします。ただでさえ男日照の身の上を省みつつ、「このまま干からびてなるものか」と空調をきかせた部屋でひとり筋トレに勤しむアラフォー女子…さなさえです。
夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も2年目…はや78回目です。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。
<買われない国策もある?>
先週7月5日、TV東京の番組「WBS」は、能登半島の地震で断水が長期化した事を受け、岸田総理が全国の重要施設における水道管の緊急点検を指示した事を報じました。「国策に売りなし」という相場格言通り、8日には水道関連株への物色が増え、日本国内で広く使われている水道のダクタイル管に注力する日本鋳鉄管<5612>がストップ高となるなどしましたが、本日10日まででその過熱感はおさまってきているように見えます。つまり、国策といえど、物色が続かなかった可能性があるという事ですね。
それが何故かといえば、今回の首相による指示はあくまで「重要施設に限定された点検し、その後予算を講ずる」という範疇であった事も要因であると考えられます。よくよく、国策におけるテーマ株物色の動きとは、その時々で動く「市場規模」によって左右される為、投資家はごくごく注意せねばいけませんね。わたしもたまにその見当がハズれ、ついつい急騰株を高値掴みして悔しい思いをする場合があります(涙)。
それでも「水道インフラの老朽化問題」については今に始まった事ではなく、厚生労働省によると耐用年数40年を超えた水道管は国内全体の約20%にも及び、向う約30年間でその交換費用は33兆円以上にも上ると言われているのですから、これら水道関連は息が長く、折を見ては物色される可能性はあると言えるでしょう。例えばわたしの場合、老朽化水道管を補修に定評のある日特建設<1929>、各種パイプラインを手掛ける栗本鐵工所<5602>、以前ご紹介した前澤工業と共に前澤給装工業<6485>、前澤化成工業<7925>…そして上下水道、農・工業用水などあらゆる分野で利用されるヒューム管を手掛ける日本ヒューム<5262>には引き続き注目してみたいと思っています。
<物色が続く国策テーマ&決算を見たい株>
さて、前述した水道関連とは別に、5月に政府が創薬ベンチャーの資金調達支援の環境づくりに動きだすとの報道から、7月現在に至るまで、がんなどの三大疾患やアルツハイマーなど、様々な『夢の特効薬』に期待するバイオ関連株が物色されているようです。それもそのはず、もしそんな薬が正式に認可されたとなれば…世の中は大きく変動し、その市場規模となれば言わずもがな…という訳です。それでは、残りのスペースで、わたしが直近で注目するバイオ株と、次期決算を見ておきたい株をササっとご紹介していきます。
まずバイオ株からは中国における線維症治療薬アイスーリュイなど、創薬における実績も持つジーエヌアイG<2160>です。同社は東証プライムへの変更申請への準備を行っている他、TOPIXの新規構成銘柄としても思惑もあります。また、がんを対象とした高機能抗体医薬品などを手掛けるペルセウスプロテオミクス<4882>、直近で岩谷産業<8088>と共に3D細胞製品技術の開発に成功したサイフューズ<4892>も動いていますね。そして個人の短期資金がことさらよく動いている事から、今年のIPOのChordia Therapeutics <190A>、PRISM BioLabも見ています。
また、今夏の決算を見ていきたいとチェック中の株からは…自動車向けダイカスト大手のアーレスティ<5852>、円安メリットにも期待したい精密ねじの日東精工<5957>と工業・家庭用ミシンを手掛けるJUKI<6440>。そして最後に、もう決算は通過となりましたが、先の5日に今期の収益回復の見通しと共に、26年度営業利益を30億円(見通し)とする新中計を発表したミタチ産業<3321>には注目していきたいと思います。
はい、今回は以上です。
ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.
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執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
以下是由Sanasae,一位菲斯科社交报告员和个人投资者(博客名:“Sanasae的美丽投资人生”)撰写的评论。在菲斯科,我们与积极发布信息的个人合作,致力于向投资者发布更多样化的信息。
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※2024年7月10日15时撰写
大家,早上好/晚上好。连续几天都有不想出门的强烈炎热天气。记忆中小学时代,夏天的酷热顶多只有32-33度左右,但是现在长大了,在都市中心,好像37-38度以上的酷热天才是正常。在注意至今男日照自己的身体状况的同时,在开了空调的房间内一个人强行进行肌肉锻炼的阿拉福女子...就是我啦。
由夕刊富士组织、以第21届準决赛成绩为自豪的阿拉福女性投资家所撰写的这篇文章,这已经是连载第二年了...已经是第78回了。和专题栏目和表题一起,本篇也会介绍近期备受注目的股票。
<也有被买方忽视的国家方针吗?>
上周7月5日,由于能登半岛地震断水问题长期化,报道了岸田首相下令对全国的重要设施进行水管紧急检查的新闻。如股市格言,不会对国家方针卖出,因此到8日水道相关股票的筛选增加了,与日本国内广泛使用的水道泥化管相关的日本铸管<5612>达到停牌上限,但到了10日看来这种过热的感觉已经消失了。也就是说,即使是国家方针,但寻觅并没有继续的可能性。
原因是,此次总理的指示仅限于“限定于重要设施的检查,并在此后才拨出预算”,这也是一个因素。注意,关于国家方针下的主题股特色的运动,因为受“市场规模”影响而因时而异,投资者必须非常注意。我也会时不时地估计不准,并在涨价时抓高涨的股票而感到沮丧(泪).
但即使是“给水道基础设施的陈旧化问题”,这也不是什么新问题了。根据厚生劳动省的数据,使用年限超过40年的给水管覆盖日本全国约20%,在未来大约30年中,其更换成本将超过33万亿日元,这就是为何这些与水道相关的公司会持续关注。例如,在我这个案例中,我仍然关注专修老旧给水管的日特建筑物<1929>、专门处理各种管道的栗本铁工所<5602>、与此前介绍的前泽工业一起的前泽给装工业<6485>、前泽化学工业<7925>...以及专注于上下水道,农业和工业用水等各个领域的类水管控股日本水管<5262>。
<受国家方针主题股关注持续的公司和想看到决算的股票>
除了水道相关公司之外,从5月政府开始动员支持药物创造公司的资金筹集的报道开始,直到现在,像治疗癌症等三大疾病和老年痴呆症等各种“梦幻特效药”都寻求期待的生物相关股票被关注。这很自然,因为即使那些药也被正式批准了...社会会发生巨大变化,如果成为市场规模,那就不用说了...这就是原因。接下来,在剩下的篇幅中,我会简单介绍我最近关注的生物科技股和希望通过下期决算的股票。
首先介绍中国的纤维症治疗剂物编码G<2160>,由具有诈欺创制方案记录的公司运行。该公司正在做好改变到东京证交所主板交易的准备,另外,现在在TOPIX上新设构成成分。此外,与癌症有关的高功能抗体药物制药品为中心的公司Persius proteomics<4882>,最近,成功开发出三维细胞制品技术与岩谷工业<8088>共同开发,并具有前沢工业公司<6485>和前沢化学<7925>也有动向。并且,由于短期个人资金特别活跃,看好今年的IPO的Chordia Therapeutics<190A>,PRISM BioLab。
此外,对于希望看到今夏决算的股票来说...汽车用压铸大手的Arreste<5852>,希望在外汇安完场情况下受益的东京精工<5957>和工业/家庭用缝纫机的手掌JUKI<6440>。最后,虽然财务数据已经过期,但在5日提出收入恢复的期望并宣布了新的中计,该中计确定了26年度的经营利润为300亿日元(估计),有望引起注意的是三田工业<3321>。
好的,这次就这样了。
最近在我的博客文章中,除了上述的股票外,还会选取每个月月刊中的“热门三标签”,并在每个周末测量其价格差异。当然,还讨论了关于股票以外的多种话题...随时欢迎您加入(笑)。好了,我们下次再见,愉快的交易。
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作者:Sanae
博客名称:“Sanae的美丽投资生活”