■会社概要
インターネットインフィニティー＜6545＞は、リアルとWebの両輪で新たなヘルスケアサービスを展開するヘルスケアソリューション企業である。「健康な未来」というコーポレートスローガン（経営理念）に基づき、「創意革新と挑戦による、超高齢社会における課題解決」をミッションとし、ヘルスケアソリューション事業及び在宅サービス事業を展開している。
同社の特長は、リアル店舗や「ケアマネジメント・オンライン」という既存アセットを活用し、周辺事業へと積極的に進出している点だ。最近ではM&Aも活用し事業領域を広げている。これにより、収益基盤の安定化及び外部環境に左右されづらい事業構造を実現している。また、効率的に利益をあげられるビジネスモデルを構築している点も特長である。ヘルスケアソリューション事業のうち、レコードブック事業は利益率の高いフランチャイズの増店を戦略に掲げているほか、Webソリューション事業は相対的に利益率が高い。
同社は、代表取締役社長である別宮圭一（べっくけいいち）氏が2001年5月、システムインテグレーション事業を目的に(有)インターネットインフィニティーを設立したことに始まる。会社設立から1年ほど経過した頃、介護業界の業務システム構築案件を手掛けるなかで、介護業界に大きなビジネスチャンスがあると認識、2002年10月に訪問介護の事業所を開設し、介護関連事業に参入した。2005年8月には、ケアマネジャー専用ポータルサイト「ケアマネジメント・オンライン」をオープンし、新規事業としてシルバーマーケティング支援事業を開始した。その後、2011年10月に「レコードブック日本橋」を開設し、短時間リハビリ型デイサービス「レコードブック」事業を開始、2014年3月には「レコードブック」のフランチャイズ（以下、FC）展開を開始した。2021年4月に福祉用具貸与及び販売、高齢者向けの住宅改修事業を展開する(株)フルケアを子会社化したほか、在宅サービス事業等の分社化を進めるため、同年12月に(株)カンケイ舎を設立した。なお、2022年4月1日付で在宅サービス事業等を会社分割によりカンケイ舎に承継している。2023年3月期には、正光技建と住宅型有料老人ホーム2施設（フルール・ガーデン市原、フルール・ガーデン相模原）を譲受するなど、事業ポートフォリオを積極的に拡大させている。最近では、2024年4月にレコードブック事業を同社の連結子会社である(株)レコードブックに承継させた。意思決定に関する権限委譲を進め、店舗ネットワークの拡大を加速する。
株式関係では、2017年3月に東京証券取引所マザーズ市場に上場し、2022年4月の同市場区分再編に伴い、グロース市場に移行した。
（執筆：フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎）
■公司概述
Internet Infinity ＜6545＞是一家医疗保健解决方案公司，致力于在现实世界和网络上开发新的医疗保健服务。基于 “健康未来” 的企业口号（管理理念），我们正在发展医疗保健解决方案业务和家庭服务业务，其使命是 “通过创造性创新和挑战解决超级老龄化社会中的问题”。
该公司的特点是，它通过利用实体店和名为 “在线医疗管理” 的现有资产，积极向外围业务扩张。最近，并购也被用来扩大业务领域。因此，稳定了利润基础，实现了难以受外部环境影响的业务结构。另一个特点是，它已经建立了一种可以有效提高利润的商业模式。在医疗保健解决方案业务中，记录簿业务的战略是增加具有高利润率的特许经营门店，而网络解决方案业务的利润率相对较高。
公司成立于 2001/5 年总裁兼代表董事别库敬一先生（Bekku Keiichi）以系统集成业务为目的成立了Internet Infinity有限公司。自公司成立以来已经过去了大约一年，在从事护理行业业务系统建设项目时，他们意识到护理行业存在巨大的商机，在2002/10年度建立了上门护理业务，并进入了护理相关业务。2005/8年，开设了一个专门针对护理经理的门户网站 “在线护理管理”，并作为一项新业务启动了银牌营销支持业务。之后，“Record Book Nihonbashi” 于2011/10年度成立，短期康复日间服务 “记录簿” 业务开始了，“唱片簿” 特许经营权（以下简称FC）的开发于2014/3年开始。借出和销售福利设备并开发老年人住房装修业务的Full Care株式会社于2021/4年成为子公司，Kankeisha株式会社于同年12月成立，以促进家庭服务业务的分拆等。此外，自2022/4/1起，由于公司分裂，上门服务业务等被Kankeisha接管。在截至2023/3的财年中，他们正在积极扩大其业务组合，例如与精工技研接管2家住宅疗养院（市原芙蓉花园、相模原芙蓉花园）。最近，唱片簿业务于2024/4年被公司的合并子公司唱片簿有限公司接管。促进与决策相关的权限下放，加快门店网络的扩张。
股票方面，它于2017/3年在东京证券交易所母亲市场上市，并由于同一市场部门在2022/4年的重组而转向成长型市场。
（由FISCO客座分析师清水洋一郎撰写）
