信越化<4063>:6731円(+427円)
大幅続伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は1910億円で前年同期比0.1%増となっている。市場コンセンサスは1700億円弱の水準であり、想定外の増益確保となった形。ウエハーなどの出荷増が予想以上であったとみられる。通期計画は7350億円、前期比4.8%と今回公表、7800億円程度のコンセンサスを下回っているが、極めて保守的と捉えられている。むしろ、第1四半期決算受けて、従来コンセンサス水準は切り上がる方向に。
キーエンス<6861>:64810円(-1120円)
反落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は1234億円で前年同期比10.9%増となり、ほぼ市場予想水準での着地となっている。通期の市場コンセンサスでは増益率は12%程度であり、順調な推移とも受け止められる。ただ、ポジティブなサプライズは乏しく、決算期待が高い銘柄だけに、出尽くし感優勢の流れにつながっているようだ。なお、第1四半期は粗利益率が改善の一方、販管費は直近四半期比で増加する形に。
スクリーンHD<7735>:11870円(-865円)
大幅続落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は278億円で前年同期比2.1倍となり、市場予想を30億円程度上振れたとみられる。第1四半期上振れを反映して、通期予想は従来の1000億円から1050億円、前期比11.5%増に上方修正。ただ、上方修正数値はコンセンサスと同水準でありサプライズは限定的、今後の中国変化発展懸念など拭えない中、目先の出尽くし感が先行する形にも。
エーザイ<4523>:5830円(-798円)
大幅反落。アルツハイマー病治療薬「レカネマブ」について、EUでの新薬認可を判断するEMAの評価委員会から否定的な見解を受領したと発表している。欧州での実用化が見送られる可能性が出てきたことにネガティブサプライズが強まっているようだ。欧州医薬品委員会(CHMP)では、新薬の有効性は副作用リスクを相殺しないとみているもよう。再審議を請求するようだが、将来的な業績水準に対する期待値が目先は低下する方向とみられる。
日立建機<6305>:3766円(-395円)
大幅反落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は328億円で前年同期比14.0%減となっている。通期計画1610億円、前期比1.0%減に対する進捗率は20%にとどまっており、市場コンセンサスも100億円以上下回ったとみられる。会社側ではおおむね想定通りとしているようだが、円安が下支えになったとみられ、アジア・オセアニアでの需要が想定以上に下振れる形のようだ。業績の上振れ期待は後退する格好に。
モダリス<4883>:125円(+30円)
ストップ高。24日の米国ボストンで開催される第16回バイオプロセスサミットにおいてMDL-101の筋肉特異的改変型AAVベクター製造開発データの発表を行うとの開示が、引き続き好感されているようだ。改変型キャプシドは、多くのグループで研究が進み目覚ましい成果を上げているが、一方で実用化に向けた製造はまだ開発途上にある。今回の学会では、同社が臨床に向けて開発中で、筋肉特異的改変型AAVベクターを採用しているMDL-101の製造方法、結果などを含む内容を発表するという。
ソレイジア<4597>:53円(+12円)
急伸。26日受付で豪投資銀行のマッコーリー銀行が財務省に変更報告書(5%ルール報告書)を提出したことを発表したが、先週末大きく下げた反動で買いが優勢となっている。マッコーリー銀の保有比率は7.12%から2.95%に減少した。保有株式は15,517,300株(うち潜在株11,549,900株)から6,422,900株(同662,900株)となった。報告義務発生日は7月22日となっている。
ソラコム<147A>:1311円(+11円)
反発。26日の取引終了後、キャリオットの株式を一部取得し子会社(合弁会社)化することを決定したと発表し、好感されている。フレクトの「Cariot」事業は2016年より開始され、「クルマと企業をつなぐドライバー働き方改革クラウド」として、法人車両のリアルタイム位置情報活用と車両管理業務のDXにより、現場の業務効率化と安心・安全を提供してきた。合弁会社は24年10月より正式に業務を開始し、より多くの企業に先進的な車両管理ソリューションを提供していくとしている。
信越化<4063>:6731日元(+427日元)
大幅上涨。上周末公布了第一季度财报,营业利润为1910亿日元,同比增长0.1%。市场共识水平为1700亿日元左右,因此产生了出人意外的增益保障。出货量增加,特别是外延片等出货量超出预期。全年计划为7350亿日元,比上年同期增长4.8%,本次公布的规模略低于7800亿日元的市场共识,但被认为是非常保守的。对于第一季度财报的反响,原来的市场共识水平应上升。
基恩士<6861>: 64810日元(-1120日元)
下跌。上周末公布了第一季度财报,营业利润为1234亿日元,同比增长10.9%,几乎达到市场预期水平。市场共识认为,全年增益率约为12%,发展非常顺利。然而,积极的惊喜很少,而预期高的业绩季节已进入泛滥趋势。此外,虽然毛利率有所改善,但在销售费用方面存在与最近一个季度相比的增加。
屏幕HD<7735>:11870日元(-865日元)
大幅下跌。上周末公布了第一季度财报,营业利润为278亿日元,同比增长2.1倍,市场预期超出约30亿日元左右。由于第一季度超预期,全年预期从之前的1000亿日元上调至1050亿日元,同比增长11.5%。然而,上调后的数据与市场共识水平相同,惊喜的空间有限。在面临中国变化和发展等不确定性的情况下,出现了目前的出尽感倾向。
艾氏制药<4523>:5830日元(-798日元)
大幅下跌。欧盟评估委员会EMA否定性地评价许可新药“Rekanemab”的情况已经公布。似乎欧洲未来的实用性可能被搁置了下来,这引发了负面惊喜。据欧洲药品管理局(CHMP)称,这种新药的有效性似乎不能抵消副作用风险。尽管该公司正在寻求重新审议,但从短期来看,对期望未来业绩水平的期望可能会下降。
日立建机<6305>:3766日元(-395日元)
大幅下跌。上周公布了第一季度财报,营业利润为328亿日元,同比下降14.0%。全年计划为1610亿日元,较上期下降1.0%的完成率仅为20%,市场普遍预期也低于100亿日元。该公司表示,这基本符合预期,但似乎受到了日元贬值的支持,亚太地区的需求比预期还要低。业绩上行的期望正在退后。
Modaris<4883>:125日元(+30日元)
涨停价。据透露,在美国波士顿举行的第16届生物过程峰会上,将公布关于MDL-101肌肉特异性改变型AAV载体制造的开发数据。许多团队正在研究改性衣壳,取得了显著的成果,但是在实用化方面仍处于研发阶段。在本次会议上,该公司正在开发筋肉特异性改变型AAV载体,用于临床,并发表投产方法,结果等内容。
Solajia<4597>:53日元(+ 12日元)
急升。26日受理时,澳洲投资银行麦格理银行(Macquarie Bank)宣布向财务省提交了变更报告书(5%规则报告书),但由于上周大幅下跌的反弹,买入成为优势。麦格理银行持有比例从7.12%减少到2.95%。持有股票从15,517,300股(其中潜在股票11,549,900股)减少到6,422,900股(其中662,900股)。报告义务发生日为7月22日。
Solacom<147A>: 1311日元(+ 11日元)
反弹。在交易结束后的26日,该公司宣布将收购Carriot的股票并将其作为子公司(合资公司)。 Flex的“Cariot”业务从2016年开始,作为将企业和车辆连接的“驱动程序工作方式改革云”,通过实施法人车辆的实时位置信息利用和车辆管理业务的DX,提供现场工作效率和放心,安全。合资公司将从24年10月开始正式开展业务,并为更多的公司提供先进的车辆管理解决方案。