株式会社ジェイテクト（本社：愛知県刈谷市、取締役社長：近藤禎人、以下「ジェイテクト」）は、当社グループが設定したScope1、2およびScope3の温室効果ガスの排出削減目標について、国際的なイニシアチブであるSBT(Science Based Targets)※１より認定を受けました。これにより、パリ協定が定める温室効果ガス排出削減目標における科学的根拠に基づいた目標と認められました。
SBT認定を受けた当社グループの温室効果ガス排出削減目標
| 対象 | 2030年度目標(2021年度比) |
| Scope１、２ | 42.3％削減 |
| Scope３(カテゴリー１、カテゴリー11※２) | 25％削減 |
※１：SBTイニシアチブ
環境NGOのCDP、国連グローバル・コンパクト、世界資源研究所（WRI）、世界自然保護基金（WWF）が共同で運営する国際的なイニシアチブ
※２：スコープ３カテゴリー11の目標の対象範囲
ステアリング、工作機械を削減目標の対象としています。
「気候変動」に対する取り組み
ジェイテクトでは地球温暖化を防止し、気候変動による様々な影響を軽減するため、グループ全体で2035年のカーボンニュートラル達成を目指しています。日常的な省エネ活動をはじめ、太陽光発電設備の導入といった製造過程における再生可能エネルギーの活用や消費電力の見える化、生産技術革新を進め、2022年度は2013年度比で35.6％のCO2を削減しました。また、自社のCO2排出量削減だけでなく、製品のライフサイクルCO2（製造から輸送や販売、廃棄までの全ての過程で発生するCO2の量）の観点からもカーボンニュートラルを目指していきます。
今後について
ジェイテクトでは、気候変動への対応を重要課題の一つとして取り組むとともに、環境負荷極小化に向けた取り組み指針「環境チャレンジ2050」達成に向け、より具体的な目標などを定めた「2025年環境行動計画」を策定しています。2035年までにジェイテクトグループ全体でカーボンニュートラルを実現するため、この計画をグループで共有し、新技術開発と生産工程の改善、オンサイトに加えて、バーチャルPPA※３を含めたオフサイトでの再生可能エネルギーの導入を進めてまいります。また、グローバルな環境保全活動を通じ、持続可能な社会の実現、自然共生・生物多様性の取り組みを進めています。全社を挙げ、環境人材の教育に取り組み、あらゆる環境課題の解決を進め、地球のため、世の中のために貢献する人づくりと新たな価値創造に努めます。
※３：バーチャルPPA
仮想の電力購入契約(需要家の敷地の外に建設した再エネ発電所から、発電量に応じた電力を伴わない環境価値のみを取引するもの。)
＜ご参考＞
■当社のESGに関する取り組み事例や事業活動について
捷太格特株式会社（总部：爱知县刈谷市；总裁兼首席执行官：近藤义人；以下简称 “JTEKT”）已获得该集团设定的范围1、2和范围3温室气体减排目标国际计划SBT（科学目标）*1的认证。因此，根据《巴黎协定》中规定的温室气体减排目标中的科学证据，它被认定为一个目标。
我们集团的温室气体减排目标获得了 SBT 认证
| 宾语 | 2030 年目标（与 FY2021 相比） |
| 范围 1、2 | 减少 42.3% |
| 范围 3（类别 1，类别 11*2） | 减少 25% |
*1: SBT 倡议
一项由环境非政府组织CDP、联合国全球契约、世界资源研究所（WRI）和世界野生动物基金会（WWF）联合实施的国际倡议
*2：范围 3 类别 11 目标的范围
转向和机床的目标是减排目标。
针对 “气候变化” 的举措
在捷太格特，整个集团的目标是到2035年实现碳中和，以防止全球变暖并减少气候变化造成的各种影响。从常规节能活动开始，我们在制造过程中推广使用可再生能源，例如引入太阳能发电设备、功耗可视化和生产技术创新，并在2022财年将二氧化碳排放量与2013财年相比减少了35.6％。此外，我们的目标不仅是减少自身的二氧化碳排放，而且还要从产品生命周期二氧化碳（从制造到运输、销售和处置的所有过程中产生的二氧化碳量）的角度来看实现碳中和。
关于未来
除了将气候变化作为关键问题之一来解决外，捷太格特还制定了 “2025年环境行动计划”，该计划设定了更具体的目标等，以实现 “2050年环境挑战”，这是一项旨在最大限度地减少环境影响的行动指南。为了到2035年在整个捷太格特集团实现碳中和，除了现场开发外，我们还将与该集团分享该计划，开发新技术，改善生产流程，并促进场外可再生能源的引入，包括虚拟PPA*3。此外，通过全球环境保护活动，我们正在实现可持续社会，促进与自然共存和生物多样性倡议。我们将筹集整个公司，努力教育环境人力资源，促进所有环境问题的解决方案，努力开发人力资源，创造为地球和世界做出贡献的新价值。
*3: 虚拟 PPA
虚拟电力购买协议（该协议仅交易环境价值，不交易与在消费者所在地之外建造的可再生能源发电厂的发电量相关的电力。）
＜参考资料＞
■我们的ESG相关举措和业务活动的示例
