日経平均は反落。前日比367.39円安(-0.96%)の38101.24円(出来高概算7億6000万株)で前場の取引を終えている。
29日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は49.41ドル安(-0.12%)の40539.93ドル、ナスダックは12.32ポイント高(+0.07%)の17370.20、S&P500は4.44ポイント高(+0.08%)の5463.54で取引を終了した。企業の好決算を受けた買いが継続し、寄り付き後、上昇。主要経済指標の発表もなく動意乏しい中、連邦公開市場委員会(FOMC)を控え警戒感を受けた売りに押され、ダウは下落に転じた。ナスダックは主要ハイテク企業決算への期待感が根強く底堅く推移し相場はまちまちで終了。
米国株が高安まちまちのなか、昨日の大幅反発の反動などが先行して、東京市場は売り優勢で取引を開始した。日経平均は38000円台を維持したが、日本銀行の金融政策決定会合が今日から明日まで開催されていることで様子見姿勢が強まり、押し目買いは限定的。じりじりと下げ幅を広げる展開となり、プライム市場全銘柄の8割超が下落する全面安の地合いとなった。
日経平均採用銘柄では、第1四半期決算の利益の伸びが鈍化したことからコマツ<6301>が売られたほか、グループの金融事業再編メドを今年10月から来年1月に延期した楽天グループ<4755>も下落。また、金利低下を受けて、しずおかFG<5831>、千葉銀行<8331>、ふくおかフィナンシャルG<8354>や三井住友<8316>など銀行株がさえない。このほか、塩野義製薬<4507>、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、ニトリホールディングス<9843>が売られた。
一方、第1四半期受注が想定以上で通期予想を上方修正したファナック<6954>が買われたほか、金利低下を受けて、三井不動産<8801>、住友不動産<8830>、三菱地所<8802>など不動産株が堅調。このほか、オムロン<6645>、中外製薬<4519>、日本精工<6471>、ソニーグループ<6758>、日産自<7201>がしっかり。
業種別では、鉱業、銀行業、機械、金属製品、繊維製品などが下落した一方、不動産業、輸送用機器の2セクターのみ上昇した。
為替は1ドル153円90銭台での小動きだが、長期金利の指標となる10年物国債利回りは1.015%まで低下しており4日続落。明日の日銀会合結果発表を控え、為替市場、金利市場ともに緊張感が高まっている。後場の東京市場は、為替市場と金利市場を睨んだ展開となるが、積極的な押し目買いは手控えられていることから日経平均は38000円を割り込む場面も見られそうだ。
日经平均下跌。成交量约7.6亿股,上午交易结束时,比前日下跌367.39日元(-0.96%)至38101.24日元。
29日美国股市表现不一。道琼斯指数下跌49.41点(-0.12%)至40539.93点,纳斯达克指数上涨12.32点(+0.07%)至17370.20点,标准普尔500指数上涨4.44点(+0.08%)至5463.54点。受到公司良好财务预测的支持,开盘后股票上涨。由于主要经济因子未发布在悄无声息的市场中,由于对即将到来的联邦公开市场委员会(FOMC)会议感到警惕的卖压主导,道琼斯指数下跌。纳斯达克指数表现坚挺,推动市场保持不变,因为对主要高科技公司的财务预测有所期待。
在美国股市上涨下跌不一的情况下,由于昨天的大幅反弹和其他因素,东京市场在卖方的趋势下开始了交易。虽然日经平均仍保持在38000日元左右,但由于日本银行的货币政策决策会议从今天到明天召开,因此观望的态度加强,低迷。市场继续扩大跌幅,全球板块市场8成以上下跌,呈整体下跌趋势。在日经平均采用的股票中,鉴于第一季度利润增长放缓,受到压力的包括小松机械(6301)等公司,以及将楽天集团(4755)财务业务重组计划的期限从今年10月推迟到明年1月的楽天集团等公司。此外,由于利率下降,银行股如静冈FG(5831)、千叶银行(8331)、福冈金融G(8354)、三井住友(8316)等表现平淡。此外,盐野义制药(4507)、DISCO(6146)、Societe Nex(6526)、Nitori Holdings(9843)等公司下跌。
然而,在第一季度的订单超过预期后上调全年预期的发那科(6954)上涨,在利率下降的背景下,三井不动产(8801)、住友不动产(8830)、三菱地所(8802)等房地产股票表现强劲。此外,欧姆龙(6645)、中外制药(4519)、日本精工(6471)、Sony Group(6758)、日产自动车(7201)等股票表现不错。
按行业分类,矿业、银行业、机械、金属制品和纤维制品等行业下跌,而房地产业、运输设备等2个板块上涨。
汇率变动不大,在1美元=153.90日元左右,但10年期国债收益率下降至1.015%,下跌了4天。由于即将公布日本银行的决议,外汇市场和利率市场都感到紧张。尽管下午的东京市场考虑到汇率和利率市场的因素,但由于积极的抄底购买的限制,日经平均可能会下跌至38000日元。
日经平均继续下跌,成交量约6.3亿股。-10元(-0.03%)比前一天低29616.0元。日元对美元的汇率下跌至1世纪低位,由于美国利率下降,而日本经济协作与发展组织(OECD)下调了全球增长预期,市场保持谨慎态度。