日経平均は大幅反発。前日比2957.90円高(+9.40%)の34416.32円(出来高概算17億6000万株)で前場の取引を終えている。
5日の米国株式市場は大幅続落。ダウ平均は1033.99ドル安(-2.60%)の38703.27ドル、ナスダックは576.08ポイント安(-3.43%)の16200.08、S&P500は160.23ポイント安(-3.00%)の5186.33で取引を終了した。弱い7月雇用統計を受けた景気後退入り懸念に伴う売りが継続し、寄り付き後、下落。加えて世界株安で投資家心理が急速に悪化し、手仕舞い売りも加速したと見られ、終日、売りが先行した。ハイテクも売られ、戻り鈍く終盤にかけ再び売りが加速し終了。
米国株は大幅安となったが、前日の東京市場で米株下落は織り込まれていたことから、東京市場は大幅反発で取引を開始した。多くの銘柄が買い気配スタートとなるなか、日経平均は上げ幅を一気に拡大。為替が1ドル144円台、長期金利の指標となる10年国債利回りは0.910%まで値を戻すなど、為替、金利市場が落ち着きを取り戻したこともあり、日経平均は一時34911.80円まで上昇した。前場のプライム市場の売買代金は3.8兆円台と前日同様、商いは盛り上がった。
日経平均採用銘柄では、第1四半期決算が評価されて日本製鋼所<5631>がストップ高買い気配となったほか、昨日年初来安値を更新したキーエンス<6861>もストップ高買い気配。このほか、キッコーマン<2801>、オリックス<8591>、東京海上<8766>、富士電機<6504>がストップ高。ルネサスエレクトロニクス<6723>、荏原製作所<6361>、東京エレクトロン<8035>、TDK<6762>、日東電工<6988>、レーザーテック<6920>が大幅反発となった。
一方、4-6月期純利益が市場予想に届かなかったことから味の素<2802>が下落したほか、ヤマトHD<9064>、JFEホールディングス<5411>、三井住友<8316>、コニカミノルタ<4902>が売られた。日経平均採用銘柄は5銘柄のみ下落した。
全業種が買われたなか、海運業、その他金融業、保険業、輸送用機器、ゴム製品の上昇が目立った。
いったんは売られ過ぎ是正の動きで買戻し優勢の地合いとなったが、日経平均VIは49ポイントとボラティリティはまだ高い。上下に振れやすい地合いは変わらないことから、後場急変動の可能性は意識しておきたい。このままの上げ幅を維持すれば、日経平均の過去最大の上昇幅(1990年10月2日の2676.55円)を上回ることとなる。それでも7月の史上最高値からの下落幅に対する3割戻し程度だ。今回のように一度壊れた市場が落ち着きを見せ、腰を据えた投資家の買いが再び入るには数カ月はかかるだろう。後場、上げ幅縮小を警戒しつつ、日経平均やTOPIX、グロース市場250指数など主だった指数がどこまで値を戻せるか注目したい。
日经平均大幅反弹。成交量约1.76亿股,上午交易结束,上涨2957.90日元(+9.40%)报34416.32日元。
美国股市5日大幅下跌。道琼斯工业平均指数下跌1033.99点(-2.60%)报38703.27点,纳斯达克指数下跌576.08点(-3.43%)报16200.08点,标普500指数下跌160.23点(-3.00%)报5186.33点收盘。受7月就业数据表现较弱而引发的经济衰退担忧等因素影响,卖压持续,盘中下跌。投资者情绪急转直下,加上全球股市普遍下跌,清仓式派发进一步加速,整个交易日,卖压居多。科技股也受到压力,反弹乏力,最后阶段卖压再度加速导致股市收盘时仍然下跌。
尽管美国股市大幅下跌,但由于前一日东京市场已看跌美国股市的走势,东京市场在开盘时飙升。随着众多股票的买盘进入市场,日经平均指数迅速扩大了涨幅。考虑到外汇、利率市场回归稳定,例如。美元兑日元交易在144区间,长期国库券收益率指标达到了0.910%,日经平均指数一度上涨至34911.80点。在早市场中,主板市场的成交额达到3.8万亿日元,商业繁荣与前一天相似。
在日经平均指数选定的股票中,由于第一季度财报表现优良,日本钢铁<5631>成为涨停价格的买方,而键盘<6861>,上一天创出年初的最低价,也成为了涨停价格的买方。此外,汤料酱<2801>、欧力士<8591>、东京海上<8766>、富士电机<6504>也处于涨停状态。Renesas Electronics<6723>、Ebara Corp<6361>、Tokyo Electron<8035>、TDK<6762>、Nitto Denko<6988>、Laser Tech<6920>大幅反弹。
另一方面,由于第二季度净利润低于市场预期,味之素<2802>下跌,日本邮船<9064>、JFE控股<5411>、三井住友<8316>、柯尼卡闵olta<4902>也下跌。在日经平均指数选定的股票中,只有五个下跌。
在所有行业中,海运,其他金融服务,保险,运输设备,橡胶及塑料制品的上涨尤为显着。
虽然曾经有过价格下跌的回落,但调整是修复的趋势,这样就变成了回购优先的价格行情。虽然日经平均VI指数已上升49点,但波动性仍然很高。价格波动依然剧烈,因此需要密切注意后市的快速变化。如果能够维持这样的涨幅,那么日经平均指数将超过1990年10月2日创造的最大涨幅(2676.55日元)。即便如此,现在的涨幅还不及7月份创下的历史最高点下跌幅度的三分之一。市场一旦破坏,需要几个月时间才能恢复正常,同时需要投资者坚定的买进支持。在观察如何回升主要的指数如日经平均,TOPIX和250成长指数时,需要提防价格上涨的情况。