アンジェス<4563>は3日、第51回日本マススクリーニング学会学術集会において、同社が運営しているアンジェスクリニカルリサーチラボラトリー(ACRL)の研究員が発表を行い、「若手優秀演題賞」を受賞したことを発表。
この発表は、ACRLにおいて実施している拡大新生児スクリーニング検査におけるムコ多糖症の陽性者に対する二次スクリーニングについての研究結果を発表したものである。拡大新生児スクリーニングのために採取したろ紙血を使用したこの二次スクリーニングにより、多くの偽陽性の患者が判別可能となる。ACRLでは、この二次スクリーニングを2025年の早い時期には受託できるよう、準備を進めていく。
また、ACRLではムコ多糖症以外のライソゾーム病についても、ろ紙血を使用した二次スクリーニング方法の開発に取り組んでいる。さらに、この二次スクリーニングの方法を、治療効果のモニタリングや、初期症状が様々な疾患と共通する希少疾患の有無を調べるハイリスク・スクリーニングに応用する研究にも着手している。同社はACRLの活動をとおして、希少遺伝性疾患のスクリーニングから診断、治療に至る包括的な検査体制の提供を目指していく。
安捷伦<4563>在第51届日本质谱学会学术集会上,安捷伦临床研究实验室(ACRL)的研究员进行了演讲,并宣布获得了“青年优秀演讲奖”。
这次演讲是关于ACRL在进行扩展新生儿筛查检查中对黏多糖症阳性患者二次筛查的研究结果的发布。通过使用从取样滤纸血液进行的这次二次筛查,可以辨别出许多假阳性患者。ACRL正在努力准备在2025年的早期承接这次二次筛查任务。
此外,ACRL还在努力研发使用取样滤纸血液进行二次筛查的方法来应对酶溶体病以外的其他溶酶体病。此外,他们还开始进行将这种二次筛查方法应用于治疗效果监测、以及检测罕见疾病是否存在高风险筛查中的研究,该研究中早期症状与各种疾病相似。该公司通过ACRL的活动,致力于提供从罕见遗传性疾病筛查到诊断、治疗的全面检查体制。