■業績動向
1. 2025年3月期第1四半期の業績概要
RIZAPグループ<2928>の2025年3月期第1四半期の業績は、売上収益が41,237百万円(前年同期比11.2%増)、営業損失が2,894百万円(前年同期は2,992百万円の損失)、税引前損失が3,758百万円(同3,496百万円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期損失が2,853百万円(同3,325百万円の損失)となった。
売上収益に関しては、コンビニジム「chocoZAP」事業の成長が継続しており、RIZAP関連事業(chocoZAP事業含む)が大幅に増収(前年同期比4,207百万円増)となった。前期末からchocoZAPが158店舗増加し、2024年6月末の店舗数は1,540店となった。2024年5月には全都道府県への出店を達成した。その後2024年8月14日時点では1,597店まで増えている。店舗数の増加に伴い会員数も伸びており、2024年8月15日時点で127万人となっている。進行期は、新規サービス導入や清掃強化が行われており、退会率が良化する傾向にある。またchocoZAP Partners事業(広告事業)も成長が著しい。既存事業では、アンティローザ、一新時計、MRKホールディングスの増収分(同2,180百万円増)があった一方で、REXT Holdgingsの店舗構造改革等に伴う減収(同2,491百万円減)があった。営業損失に関しては、chocoZAP事業で上期に戦略的投資を実施しているため、損失を計上しているが計画通りであり一過性のものである。
(1) ヘルスケア・美容セグメント
chocoZAP事業については前期に月次ベースで黒字化している。進行期は規模の拡大とともに、店舗品質・顧客満足度の向上を積極的に取り組んでいる。カラオケ(2024年7月末時点116店導入済)、洗濯・乾燥機(同303店導入済)、ピラティス(同484店導入済)などの新規サービス導入やトレーナー・清掃強化が矢継ぎ早に行われている。これらの成果として退会率が良化する傾向にある。既存のボディメイク事業ではchocoZAP会員へのアプローチを強化しRIZAP入会者の17.2%がchocoZAP会員となっている(2024年6月実績)。MRKホールディングスでは、婦人下着等の事業において、主力商品が好調に推移したのに加え、新ラインナップの展開やプロモーション強化などによって増収となった。ヘルスケア・美容セグメントの売上収益は17,002百万円(前年同期比38.2%増)、営業損失は2,410百万円(前年同期は3,041百万円の損失)となった。
(2) ライフスタイルセグメント
REXT Holdingsでは、店舗の退店などの構造改革が完了し、高収益業態への転換が進んでいる。BRUNO <3140>は外出機会の増加などからトラベル・アウトドア関連が好調だったものの、主力のキッチン家電やインテリア家電商品が巣ごもり需要の落ち着きを見せたことから減収減益となった。夢展望<3185>では、国内売上が減少、物流費高騰や円安の影響などにより減収減益となった。ライフスタイルセグメントの売上収益は18,705百万円(前年同期比5.4%減)、営業損失は68百万円(同337百万円の利益)となった。
(3) インベストメントセグメント
SDエンターテイメント<4650>では、主力のウェルネス事業で構造改革および成長戦略に取り組み、わずかに減収となったものの損失は改善した。堀田丸正<8105>では、ギフト事業売却やきもの事業の専門店部門での大口取引先倒産等の影響で減収減益となった。インベストメントセグメントの売上収益は6,184百万円(前年同期比8.1%増)、営業損失は71百万円(同70百万円の利益)となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
■业绩趋势
1。截至2025年3月31日的财年第一季度财务业绩摘要
RIZAP集团截至2025年3月31日的财年第一季度的财务业绩为销售收入412.37亿日元(同比增长11.2%),营业亏损28.94亿日元(去年同期亏损29.92亿日元),所得税前亏损37.58亿日元(亏损34.96亿日元),归属于母公司所有者的季度亏损为 2,94万日元 8.53亿日元(亏损33.25亿日元)。
在销售收入方面,便利店健身房 “ChocoZap” 业务持续增长,与RIZAP相关的业务(包括ChocoZap业务)的销售额大幅增长(与去年同期相比增加了42.07亿日元)。ChocoZap的门店数量比上一财年末增加了158家,到2024/06年底,门店数量为1,540家。2024/5年,我们在所有县都实现了门店的开业。从那时起,截至2024/8/14年度,它已增加到1,597家门店。随着商店数量的增加,会员数量也在增长,截至2024/8/15年,会员数量为127万。在进展期间,引入了新服务,加强了清洁工作,退出率趋于提高。此外,ChocoZap Partners的业务(广告业务)也在显著增长。在现有业务中,虽然Antirosa、Isshin Watch和MRK Holdings的销售额有所增加(同比增长21.8亿日元),但由于REXT Holdings的门店结构改革等,销售额有所下降(同比减少24.91亿日元)。关于营业亏损,自ChocoZap业务的上半年进行了战略投资以来,出现了亏损,但也是有计划的和短暂的。
(1) 医疗保健/美容板块
ChocoZap业务在上一财年按月盈利。在持续的阶段,随着规模的扩大,我们正在积极努力提高门店质量和客户满意度。新服务,例如卡拉OK(截至2024/7年底已推出116家门店)、洗衣机/干衣机(引入了相同的303家门店)、普拉提(引入了同样的484家门店)等,以及培训师/清洁改进措施正在快速连续进行。因此,提款率有改善的趋势。在现有的身体彩妆业务中,对待ChocoZap会员的方式得到了加强,17.2%的Rizap成员是ChocoZap会员(2024/6年的业绩)。在MRK Holdings,除了女士内衣业务等主要产品的强劲销售外,由于新阵容的开发和促销活动的加强,销售额也有所增加。医疗保健和美容领域的销售收入为170.02亿日元(比去年同期增长38.2%),营业亏损为24.1亿日元(去年同期亏损30.41亿日元)。
(2) 生活方式细分市场
REXT Holdings已经完成了关闭门店等结构性改革,向高利润业务类型的转变正在取得进展。尽管由于外出机会的增加等,BRUNO <3140>的旅行和户外相关销售表现强劲,但由于主要的厨房电器和室内电器产品筑巢以及需求平静下来,销售额和利润下降了。根据Dream Vision(3185),由于物流成本飙升和日元贬值的影响,国内销售下降,销售额和利润下降。生活方式板块的销售收入为187.05亿日元(比去年同期下降5.4%),营业亏损为6800万日元(利润3.37亿日元)。
(3) 投资板块
SD Entertainment<4650>致力于其主要健康业务的结构性改革和增长战略,尽管销售额略有下降,但亏损有所改善。在Marusho Horita(8105),由于礼品业务销售和和和服业务专卖店部门大型商业伙伴破产的影响,销售额和利润下降。投资板块的销售收入为61.84亿日元(比去年同期增长8.1%),营业亏损为7,100万日元(利润7,000万日元)。
(由 FISCO 客座分析师角田秀夫撰写)