■ADワークスグループ<2982>の中期経営計画と長期経営方針
2. 長期経営方針
同社は2024年8月にグループの長期経営方針となる「北極星・ビジョン・バリュー」を策定したことを発表した。2023年8月に「グループの10年後を見据え、目指すべき方向性として不動の位置で光り輝く『北極星』を特定する」ことを目的に「北極星PJ推進室」を設置。以降、グループ社員全体で議論を重ねて10年後のありたい姿や社会に対して成し遂げたいことを「北極星・ビジョン・バリュー」としてまとめた。
(1) 北極星(存在意義)
同社グループは、組織や既存の概念、常識、様々な「ワク」にとらわれない視座で社会を見つめ直し、しなやかな発想力と創造力を働かせることで、世界を色鮮やかに染め直していく(=新たな価値の創出)。
(2) ビジョン
今後10年の間で、直接的ステークホルダーへの経済的価値の提供のみならず、「世の中の富の循環」にまで視野を広げて、世の中を個人の選択肢と可能性に溢れたものにしていくことを目指す。そのために「これから飛躍する個人」にも直接的に同社のサービスを届けるための挑戦を繰り返していく。その結果として同社が創出するサービスが世の中にとっての「新しい当たり前」になること目指す。
また、業績面では2034年12月期に税金等調整前当期純利益を200億円(2023年12月期実績の約10倍)、全体の限界利益に占めるBtoC事業のシェアを40%(2023年12月期16%)に引き上げる。BtoC事業を不特定多数の顧客を対象とする事業と定義しており、既存事業では不動産小口化事業と海外のMLSL事業が該当し、今後創出する新規事業なども含まれる。2023年12月期の全体の限界利益は約65億円、このうちBtoC事業が約10億円を占めるが、2034年12月期には全体の限界利益で約400億円、うちBtoC事業が約160億円を占める。
(3) バリュー(価値観)
バリューとして「全体最適」「Integrity」「Take the Lead」「Shinahen !(しなやかに変化)」の4つを掲げている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
■AD Works Group<2982>的中期经营计划和长期经营方针
2. 长期经营方针
该公司于2024年8月宣布制定了集团的长期经营方针“北极星·愿景·价值”。 2023年8月,为了“展望集团10年后,确定闪耀着稳定光芒的‘北极星’”,设立了“北极星PJ推进室”,以集团员工的整体讨论,总结了在未来10年想要达成的目标和对社会的价值观,作为“北极星·愿景·价值”。
(1) 北极星(存在意义)
该公司集团透过灵活的思维和创造力,以不受组织、现有概念、常识以及各种观念的束缚,重新审视社会,从而染上绚丽多彩的色彩(=创造新价值)。
(2) 愿景
在未来的10年内,不仅仅是直接向利益相关者提供经济价值,而且将视野扩大至“社会财富的流转”,旨在将这个世界变成个人的选择和可能性丰富的社会。为此,将不断挑战将服务直接送达“未来将腾飞的个人”。 其结果,该公司所创造的服务将成为社会的“新常态”。
此外,业绩方面,预计2034年12月期税前净利润达到200亿日元(相当于2023年12月期实际业绩的约10倍),将BtoC业务的市场份额提升至40%(2023年12月期的16%)。 BtoC业务是指面向不特定多数的客户的业务,包括现有的房地产小额化业务和海外MLSL业务,以及未来创造的新业务等。 2023年12月期的全体限制利润约65亿日元,其中BtoC业务占约10亿日元,但预计2034年12月期全体限制利润将达到约400亿日元,其中BtoC业务将占约160亿日元。
(3) 价值观
作为价值观,提出了“整体最优”、“Integrity”、“Take the Lead”、“Shinahen!(灵活变化)”这四个。
(撰写:FISCO客座分析师佐藤让)