19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■FOMC通過で押し目待ち狙いの買いが入りやすい
■セゾンテクノ、2Q下方修正 営業利益 8億円←9億円
■前場の注目材料:東邦ガス、水素燃焼でアルミ溶解・保持、バーナー開発
■FOMC通過で押し目待ち狙いの買いが入りやすい
19日の日本株市場は、買い先行で始まった後はこう着感が強まりそうだが、底堅さは意識されそうだ。18日の米国市場はNYダウが103ドル安、ナスダックは54ポイント安だった。米連邦準備理事会(FRB)は、米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利下げを決定した。結果判明後に大きく買われる場面もみられたが、先回り的な動きも強かったこともあり、その後はイベント通過で利益確定の売りが優勢となった。パウエルFRB議長が会合後の会見で、特に今後の利下げを急ぐ必要はないと指摘すると、終盤にかけ金利上昇に伴い株式相場も弱含んだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比190円高の36370円。円相場は1ドル142円20銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。米国では足もとで大幅な利下げを織り込んだ動きが強まっていたこともあり、結果判明後は利益確定の売りが優勢になった。一方で、東京市場では日米金利差縮小が警戒されて不安定な値動きが続いていたこともあり、FOMC通過でアク抜けが意識されそうだ。
また、日経225先物はFOMCの結果判明直後に乱高下する場面もみられた。ただし、36000円を割り込まなかったことで終盤にかけてはショートカバーの動きが優勢となり、ナイトセッションの高値で取引を終えている。米半導体株の弱い値動きから強いリバウンドは期待しづらいものの、押し目待ち狙いの買いが入りやすいだろう。FOMC通過で市場の関心は日銀の金融政策決定会合に移るが、前回の利上げが波乱展開のトリガーになったこともあり、2会合連続での利上げの可能性は低いと考えられる。
引き続き為替にらみの展開になりそうだが、日銀会合を警戒して短期的な売り仕掛けの動きがあれば、その後のリバウンド狙いのスタンスに向かわせよう。なお、レバノンでは連日で無線機などの通信機器がほぼ同時に爆発するなか、日本製の無線機が使われたようだ。地政学リスクが高まるなか、物色としてはディフェンシブ系に傾きやすいだろう。そのほか、インデックス売買に振らされやすい需給状況でもあり、個人主体の資金は中小型株に向かいやすいとみられる。
■セゾンテクノ、2Q下方修正 営業利益 8億円←9億円
セゾンテクノ<9640>は2025年3月期第2四半期業績予想の修正を発表。売上高は125億円から115億円、営業利益を9億円から8億円に下方修正した。流通ITサービス事業におけるシステム開発案件の一部売上計上が下半期にずれこむ予定のため、前回予想値を下回る見込み。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(36380.17、+176.95)
・1ドル=141.90-00円
・シカゴ日経先物は上昇(36370、大阪日中比+190)
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・東邦ガス<9533>水素燃焼でアルミ溶解・保持、バーナー開発
・三菱商事<8058>KDDI・ローソンと、「未来のコンビニ」実証
・日本製鉄<5401>USスチール買収の安保審査、大統領選後に、米政府、再申請容認
・旭化成<3407>血液浄化を売却、インテグラルに565億円
・日本郵船<9101>オオノ開發と、船舶リサイクル事業化を検討
・住友ベークライト<4203>住友化学が株を一部売却、シンガポール政府系に
・豊田通商<8015>サイバー対策で米社と提携、車・農機・建機向けシステム開発推進
・J-POWER<9513>東北車産業グリーンエネ協と、宮城で再生エネ供給
・DMG森精機<6141>欧本社の起工式、展示・商談、国際交流の場に
・NEC<6701>LLMの信頼性向上、「幻覚」対策で新機能
・サイバートラスト<4498>エフサステクノロジーズと、リナックスOS運用で協業
・京セラ<6971>欧米新興向けCVC創設
・大成建設<1801>地下水浄化壁向けバリアー材を開発、PFASを長期吸着
・SUMCO<3436>佐賀大・産総研と連携、半導体ウエハー製造にAI活用
・中部電力<9502>三重で営農型太陽光発電所の運転開始
・東海カーボン<5301>SiCウエハーで成長、構造改革推進、黒鉛電極・S&Lの止血急ぐ
・長谷工コーポ<1808>茨城にプレキャスト内床の新工場、年3000戸超製造
・三井不動産<8801>銀座に新ホテル30日開業、連泊の利便性向上
・東京建物<8804>「ヒルトン京都」開業、観光ニーズ取り込む
・栗田工業<6370>製紙品質低下を予測、水質データ分析
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(20日まで)
<海外>
・07:45 NZ・4-6月期GDP速報値(前年比予想:-0.6%、1-3月期:+0.3%)
・10:30 豪・8月失業率(予想:4.2%、7月:4.2%)
・10:30 豪・8月雇用者数増減(予想:+2.60万人、7月:+5.82万人)
在19日上午的交易中,应关注以下三个积分。
★FOMC通过后,可以期待回调买入。
■Saison Techno,2Q下修,营业利润8亿日元←9亿日元
★上午关注的材料:东邦煤气将通过水氢燃烧溶解铝材和燃烧器开发
★FOMC通过后,可以期待回调买入。
19日的日本股市,以买盘开盘后将出现僵持不下的感觉,但底部稳定性可能会受到关注。18日的美国市场,道琼斯指数下跌103点,纳斯达克下跌54点。美联储(FRB)决定在美国联邦公开市场委员会(FOMC)上降息0.5%。尽管在结果公布后出现了大幅买盘,但由于市场提前反应也较强,此后利润回吐的卖出优势逐渐增强。在FRB主席鲍威尔会后的发布会上,他指出特别是未来加息的急迫性,这导致了股票市场的弱势。芝加哥日经225期货结算价为大阪比上涨190日元的36370日元。汇率为1美元兑换142.20日元。
由于与芝加哥期货对齐,预计日经平均股价将以买盘开盘。由于美国市场在目前已经为大幅降息做好了准备,因此在结果公布后,利润回吐的卖盘占据了主导地位。另一方面,在东京市场上,人们对日美利差的缩小表示担忧,而市场的不稳定性一直持续,因此人们可能会在FOMC通过后觉得市场变得活跃起来。
此外,FOMC公布结果后,日经225期货市场也出现了剧烈波动。然而,由于没有跌破36000日元的关口,到了期货交易的最后阶段,做空平仓的动力占据了主导地位,并在夜间交易中创出了高点。虽然不太可能看到半导体股的强劲反弹,但可以预期有人会在回调时买入。FOMC通过后,市场的关注点将转向日本银行的货币政策决策会议,但由于前一次加息引发了波动,连续两次加息的可能性较低。
预计将会继续关注汇率的发展,如果警惕日本银行会议并出现短期卖空动作后,可能会采取反弹策略。此外,在黎巴嫩,无线电等通讯设备在连续几天内几乎同时爆炸,似乎使用了日本制造的无线电。在地缘政治风险加剧的情况下,人们可能更倾向于在防守型领域进行投资。此外,由于受到指数交易的影响,资金主要由个人投资者流向中小型股票。
■Saison Techno,2Q下修,营业利润8亿日元←9亿日元
Sezon Technology (9640)发布了2025年3月财年第2季度业绩预测修正公告。预计营业收入将从125亿日元降至115亿日元,营业利润将从9亿日元降至8亿日元。由于部分流通IT服务业务的系统开发项目计入下半年,预计会低于上次的预测值。
前期注意事项
・日经平均上涨(36380.17、+176.95)
・1美元=141.90-00日元
・芝加哥日经期货上涨(36370、大阪日中比+190)
・美国的通货膨胀期待沉静化
・活跃的股票回购
・东证提出企业价值提升要求
·东邦燃气<9533>研发用于铝熔化和保持的氢燃烧器
·三菱商事<8058>与KDDI·Lawson合作进行未来便利店实证
·日本製鉄<5401>安全审查美国钢铁收购,美国政府将在总统选举后重新批准再申请
·旭化成<3407>以56.5亿日元出售血液净化业务给Integral
·日本邮船<9101>考虑与大野开发共同推进船舶回收业务
·住友贝克莱特<4203>住友化学部分出售股权给新加坡政府机构
丰田贸易<8015>与美国公司合作,推进汽车、农机和建筑机械的系统开发
J-POWER<9513>与东北车辆工业绿色能源协会合作,在宫城提供再生能源
DMG森精机<6141>欧洲总部开工仪式,展览、商谈和国际交流的场所
NEC<6701>改善LLM的可靠性,新功能来对抗“幻觉”问题
CyberTrust<4498>与Effus Technologies合作,使用Linux操作系统进行协作
京瓷<6971>创立了CVC,面向欧美新兴市场
大成建设<1801>开发了地下水净化墙的屏障材料,长期吸附PFAS
SUMCO<3436>与佐贺大学和产业总合研究所合作,应用人工智能于半导体晶圆制造
・中部电力<9502>在三重启动了农业型光伏电站的运营
・东海碳素<5301>实现了SiC晶片的增长,推进结构改革,急于止血黑色电极和锂电的衰退
・长谷工业<1808>在茨城建立了一个新的预制楼板工厂,年产超过3000户
・三井不动产<8801>在银座开设了一家新酒店,于30日开业,提高了连住的便利性
・东京建物<8804>开设了“希尔顿京都”酒店,满足了旅游需求
・栗田工业<6370>预测造纸品质下降,进行水质数据分析
上午事件日程表:
<国内>
・没有特别的事情
・日本银行金融政策决定会议(截止到20日)
<境外>
・07:45 新西兰 4-6月季度国内生产总值初步数(同比预期:-0.6%,1-3月季度:+0.3%)
・10:30 澳大利亚 8月失业率(预期:4.2%,7月:4.2%)
・10:30 澳大利亚 8月就业人数变动(预期:+2.60万人,7月:+5.82万人)