26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ハイテク株の底堅さを見極めつつ配当志向の物色に
■日本オラクル、1Q営業利益 20.2%増 221億円
■前場の注目材料:トヨタ自、英で脱炭素加速、バイオガスプラント建設
■ハイテク株の底堅さを見極めつつ配当志向の物色に
26日の日本株市場は、買い先行で始まった後はこう着ながらも底堅さが意識されそうだ。25日の米国市場はNYダウが293ドル安、ナスダックは7ポイント高だった。経済協力開発機構(OECD)の世界経済成長見通しの上方修正を好感する場面もみられたが、NYダウは連日で最高値を更新していたこともあり、その後は利益確定の売りが優勢となった。一方で、半導体株の一角が買われ、ナスダック指数は小幅ながら3日続伸。シカゴ日経225先物清算値は大阪比320円高の37980円。円相場は1ドル144円60銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行始まることになりそうだ。NYダウは5営業日ぶりに反落となったが、エヌビディアが連日の上昇でテクニカル的な抵抗線を突破してきたことから、支援材料になりそうだ。また、取引終了後に決算を発表したマイクロン・テクノロジーが時間外取引で15%近く上昇して推移していることから、アドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への買いに向かわせそうだ。
日経225先物はナイトセッションで、38110円で終えており、上値抵抗線として意識されている75日線を捉えてきた。同線を明確に上放れてくるようだと、先物市場ではショートカバーを強めてくる可能性があり、インデックスに絡んだ商いが日経平均株価を押し上げる可能性はありそうだ。また、9月期末接近で配当志向の物色も強まりやすいと考えられ、下値の堅さが意識されてくると考えられる。日経平均株価の75日線は38280円辺りで推移しており、これをクリアしてくるようだと上へのバイアスが強まる展開もありそうだ。
明日は権利落ち日となり、落ち分は日経平均株価では280円ほどと想定されている。そのため、75日線水準で終えてくるようだと、配当落ち分を考慮しても節目の38000円をキープすることになるため、センチメントを明るくさせそうである。買い一巡後はこう着感が強まりそうだが、値がさハイテク株の底堅さを見極めつつ、配当志向の物色が強まりそうである。なお、レーザーテック<6920>はアナリストによる格下げが観測されており、売り一巡後の底堅さを見極めたいところであろう。
■日本オラクル、1Q営業利益 20.2%増 221億円
日本オラクル<4716>が発表した2025年5月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比11.4%増の639.15億円、営業利益は同20.2%増の221.94億円だった。第1四半期としては売上高、営業利益、経常利益および純利益ともに過去最高を達成した。営業利益はコンセンサス(196億円程度)を上回る。
■前場の注目材料
・ナスダック総合指数は上昇(18082.21、+7.68)
・1ドル=144.50-60円
・シカゴ日経先物は上昇(37980、大阪日中比+320)
・SOX指数は上昇(5132.52、+40.75)
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・トヨタ自<7203>英で脱炭素加速、バイオガスプラント建設
・旭化成<3407>化学品原料のバイオ由来証明、生産履歴管理システム開発へ
・SUBARU<7270>DX人材育成、事務系の数千人対象に
・関西電力<9503>万博にゼロカーボン電力、水素混焼火力も
・丸紅<8002>インド集合住宅開発参画、プネ市で販売後押し
・ANAHD<9202>空飛ぶクルマ、商用運航断念へ、万博でデモ飛行にとどまる
・日立<6501>日立エナジー、北米に220億円投資、製造能力増強
・TPR<6463>耐摩耗・低摩擦の表面処理技術を外販
・OSG<6136>ダイヤ工具のM&A加速、微細精密加工を開拓
・日立建機<6305>米社と協業、電動ミニショベル開発
・コマツ<6301>中型ドリルジャンボ開発、トンネル直径4.5m超対応
・ミスミG本社<9962>部品調達を大幅時短、AIで製造パートナー抽出
・IIJ<3774>人材の育成・配置支援、事業特性に合わせ提案
・日立<6501>知財分析を効率化、トヨタにAI解析、グラフ生成サービス導入
・三菱電機<6503>静電気でプラ選別、実証機運用、効率的な再利用実現
・清水建設<1803>高速道路の高架橋床版、自走式装置1台で更新、新工法
・三菱地所<8802>シドニーで複合開発、醸造所を活用、住宅・商業区画整備
・神戸製鋼所<5406>低CO2のアルミ板製品、早急に商品化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(7月30-31日分)
<海外>
・特になし
在26日的上午交易中,要注意以下三点。
■在确定高科技股强劲支撑的同时,寻找分红倾向的投资标的
■日本甲骨文,第一季度营业利润增长20.2%,达到221亿日元
■前市值关注点: 丰田汽车在英国加速脱碳,建设生物气体厂
■在确定高科技股强劲支撑的同时,寻找分红倾向的投资标的
26日的日本股市在买入的先行开局后似乎将注重稳定。美国市场在25日,道琼斯指数下跌293点,纳斯达克上涨7点。虽然受到经济合作与发展组织(OECD)上调全球经济增长预期的好消息影响,但由于道琼斯指数连续创出历史新高,之后盈利了结的卖出压力主导了市场。与此同时,半导体股有所买入,纳斯达克指数虽小幅上扬,但连续第三日上涨。芝加哥日经225期货结算价比大阪高320日元,为37980日元。美元兑日元汇率在144.60日元的水平波动。
日经平均股价从接近芝加哥期货的价格转为买入的先行开局似乎成为可能。道琼斯指数虽然出现5个交易日以来的下跌,但英伟达股价连续上涨突破了技术性的压力位,可能成为支撑因素。此外,Micron Technology在交易结束后发布财报,盘后交易中股价上涨近15%,这可能推动类似Advantest<6857>等对指数影响较大的股票走向高科技股的买入。
日经225期货在夜间交易中收于38110日元,并已触及上方压力位的75日均线。如果能够明显突破该线,可能导致期货市场加强短期套息,相关指数交易可能推动日经平均股价向上。另外,考虑到接近9月末临近配当的预期,人们可能更加倾向于挑选配当股,同时意识到下方的稳定性可能会提升。日经平均股价的75日均线位于38280日元左右,如果能突破,可能强化向上方向的偏好。
明天是除权日,而预计日经平均股价的除权下跌约为280日元。因此,即使收于75日均线水平,考虑到配当的影响,将有可能保持重要的38000日元关口,从而提振情绪。买入阶段结束后可能将出现僵持感,但看好高科技股的稳定同时增强配当股的选择。值得注意的是,Laser Tech<6920>受到分析师的降级评定,可能在卖出阶段后观察底部稳定性。
■日本甲骨文,第一季度营业利润增长20.2%,达到221亿日元
日本甲骨文<4716>公布的2025年5月季度第一季度业绩显示,营业收入较去年同期增长11.4%,达到639.15亿日元,营业利润增长20.2%,达到221.94亿日元。作为第一季度,营业收入、营业利润、经常利润以及净利润均实现历史最高水平。营业利润超过了市场共识(约196亿日元)。
前期注意事项
• 纳斯达克综合指数上涨(18082.21、+7.68)
• 1美元=144.50-60日元
・芝加哥日经期货上涨(37980、大阪日中比+320)
・SOX指数上涨(5132.52、+40.75)
・美国通胀降温预期
・活跃的股票回购
・东证提出企业价值提升要求
• 丰田汽车公司(7203)在英国加速脱碳,建设生物气体工厂
• 旭化成(3407)将开发化学品原料的生物来源证明和生产历史管理系统
• 斯巴鲁(7270)将面向数千名办事类人才开展DX人才培养
• 関西电力(9503)将为世博会提供零碳电力,还将采用氢气燃料混合燃烧发电技术
• 丸红(8002)参与印度集体住宅开发,在浦那市提供后续销售支持
ANAHD<9202>飞行汽车,商用运营放弃,仅在万博上进行示范飞行
日立<6501>日立能源将向北美投资220亿日元,增加制造能力
TPR<6463>耐磨损,低摩擦表面处理技术进行外销
OSG<6136>钻石工具的并购加速,开拓微细精密加工
日立建机<6305>与美国公司合作,开发电动小挖掘机
小松<6301>中型钻孔巨型开发,隧道直径超过4.5米
MISUMI株式会社<9962>大幅缩短零部件采购时间,利用人工智能提取制造合作伙伴
IIJ<3774>对人才进行培养和配置支持,根据业务特性提供建议
日立公司<6501>正在提高知识产权分析效率,向丰田引入人工智能分析和图表生成服务
三菱电机<6503>利用静电实现塑料分选,实证机运营,实现高效再利用
清水建设<1803>利用一台自走设备更新高架桥床板,采用新工法
三菱地产<8802>在悉尼进行综合开发,利用酿造厂,整理住宅和商业用地
神户制钢所<5406>推出低CO2铝板产品,立即商品化
上午事件日程表:
<国内>
・没有特别的事情
・08:50 日本银行货币政策决定会议摘要(7月30-31日)
<境外>
・暂无特别说明