以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年9月25日19時に執筆
皆様、おはこんばんちは。残暑が落ち着いたと思ったら急に冷え込み、秋らしくなってきましたね。やっと出回ってきた新米と秋刀魚を食べながら、次の自民党総裁選では農業改革「食料自給率100%目標」を打ち出している候補に注目中のさなさえです。
夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も2年目…はや87回目です。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。
<FRBは0.5%の利下げを決定>
米国FRBは9月18日のFOMCにおいて通常の倍である0.5%の利下げを決定した事で、ここまで一気に株高に拍車がかかっています。(9月24日までのダウ平均は4連騰ですしね)米国が利下げサイクルに移行した事が何を意味するのかと言えば、ECBをはじめとした各国の中央銀行が利下げへとシフトがしやすくなったという事です。もちろん、我が国を含め、他の主要国は米国レベルのインフレに遠く及ばずといった状態なのですが、いずれにせよ、米国の利下げ決定は世界的にも意味があるものとなります。
一方で20日に開かれた日銀会合では市場コンセンサス通り、現状維持(0.25%)が決定し、日米の金融政策決定会合は無事に通過。日経平均株価も連騰となりました。とりあえず、日米の金利差が中長期的には縮小に向かう見通しとなった事はポジティブな面もあるのですが…日銀の植田総裁は今後の利上げに向けてタカ派姿勢を崩していない事もあり、当面は円高基調が日本株の重しとなりそうです。そうともなれば神戸物産<3038>やニトリHD<9843>、セリア<2782>、ラクト・ジャパン<3139>などの円高メリット株に注目したくもなるのですが…8月の暴落以降、利下げ期待が続いた米国の中小型株買いの流れが、日本にも押し寄せてきているようなので、今回はそんな株を中心に選んでみます。
<今強いテーマと今後期待のテーマ>
まずは先日7日に当記事でご紹介したばかりのアストロHDが個人を中心に人気化してきていますね。同じテーマである宇宙関連株と言えばIHI<7013>…やはりこちらも人気化しています。日興証券がその目標株価を8200円にまで引き上げてきていまね。また、直近で小型SAR衛星が取得した画像を公開した事で買われていたQPS研究所<5595>は、その販路拡大など新たな材料発表にも期待です。
バイオ株からは、iPS細胞心筋シートの展開で期待のクオリプス<4894>、SB623「アクーゴ」の新たな進捗に注目が集まるサンバイオ<4592>、そして伝子治療用製品「コラテジェン」が米国で画期的新薬に指定されたと発表して急騰していたアンジェス<4563>に注目しています。こういった中小型株買いにトレンドが傾いてきた市場では、様々なニュースが個人投資家を中心とした短期資金を刺激しますよね。
まだ過熱感はありませんが、成長期待のあるテーマと言えばAI関連です。主要取引先であるキオクシアの上場延期が決まったとはいえ、量子コンピュータ分野で定評のあるフィックスターズ<3687>、大株主・トヨタ自動車に連携するPKSHA Technology<3993>、企業全体のAIニーズを受けて業績絶好調なpluszero<5132>、そしてその成長性に業界のアナリスト達が依然として注目するヘッドウォータース<4011>は今後の株価浮上に期待しています。
最後は気になる話題株から…業績絶好調なカオナビ<4435>。ラクス<3923>が保有割合を増やしてきていますね。また海外大手半導体関連メーカーから大口受注を獲得したと発表したAIメカテック<6227>、航空機器部品の生産拡大を進める事を発表したAeroEdge<7409>が、出来高を伴って買われてきているので、注目中です。
はい、ホントはもっと色々ご紹介したいのですが…今回は以上です。
ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.
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執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
以下是由Sanasae,一位菲斯科社交报告员和个人投资者(博客名:“Sanasae的美丽投资人生”)撰写的评论。在菲斯科,我们与积极发布信息的个人合作,致力于向投资者发布更多样化的信息。
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※2024年9月25日19时进行撰写
大家,早上好晚上好。残暑刚刚消退,天气突然变冷,开始感觉到秋天的气息。正值新米和秋刀鱼上市的时候,我正在留意着在下一届自民党总裁选举中提出农业改革“粮食自给率达到100%目标”的候选人。
夕刊富士主办的株1GP大赛的亚军(21年度)是一位四十多岁的女性投资者,她已经连载了2年...这是第87次。本次连载将继续介绍近期备受关注的股票,与本篇专栏一起。
美联储决定降息0.5%
美国联邦储备局在9月18日的FOMC会议上正常倍数地决定降息0.5%,这使得股市迅速上涨。(截至9月24日,道琼斯平均指数已经连续4日上涨)美国的降息周期转变意味着什么呢?那就是欧洲央行等各国央行更容易转向降息。当然,包括我国在内,其他主要国家的通货膨胀水平远远低于美国,但无论如何,美国的降息决定都将对全球产生重要影响。
另一方面,在20日举行的日本银行会议上,市场一致预期下,维持现状(0.25%)的决定获得通过,日美货币政策会议也顺利通过。日经平均指数也连续上涨。暂且来看,日美利差在中长期缩小的预期具有积极意义,但是...日本银行行长植田对于未来加息仍然保持鹰派立场,这可能导致日本股市受到日元升值的压力。如果真的如此,那么值得关注像神户物产<3038>、尼基利HD<9843>、谢丽雅<2782>、Lacto-Japan<3139>等受益于日元升值的股票...自8月暴跌以来,投资者对美国中小型股降息的预期一直持续,这股趋势已经蔓延到日本,因此本次主要选取这类股票来介绍。
强劲的概念板块和未来值得期待的概念板块
首先是我们在上周7日介绍过的AstroHD,受到个人投资者的热捧,成为热门话题。与此相同的太空相关股票中,有IHI<7013>...同样也备受瞩目。日本证券将其目标股价上调至8200日元。另外,最近,小型SAR卫星公开了获取的图像,QPS研究所<5595>因此受追捧,市场期待其进行销路拓展和发布新的利好消息。
从生物科技股中,值得期待iPS心肌片的发展的Qualipis<4894>,关注SB623“Acugo”取得新进展的Sanbio<4592>,以及宣布其基因治疗产品“Collateigen”在美国被指定为具有突破性的新药,并经历了快速上涨的Anges<4563>。在这种中小股购买趋势的市场中,各种消息刺激着以个人投资者为主的短期资金。
尽管还没有过热迹象,但谈到具有增长预期的概念板块,就不能不提人工智能相关。尽管主要客户基华电子的上市被推迟,但在量子计算领域有口皆碑的Fixstars<3687>,与大股东丰田汽车合作的PKSHA Technology<3993>,受到企业整体AI需求推动业绩绝佳的pluszero<5132>,以及业界分析师们仍在关注其增长潜力的Headwaters<4011>,都让人期待其未来股价上涨。
最后关注备受关注的热门股票...业绩非常优秀的KaoNavi<4435>。Lax<3923>正在增持持股比例。另外,宣布从海外知名半导体相关制造商获得大宗订单的AIメカテック<6227>,以及宣布扩大航空设备元件生产的AeroEdge<7409>,因成交量增加而备受追捧,值得关注。
是的,其实我还想介绍更多的股票,但是...这次就到这里。
最近在我的博客文章中,除了上述的股票外,还会选取每个月月刊中的“热门三标签”,并在每个周末测量其价格差异。当然,还讨论了关于股票以外的多种话题...随时欢迎您加入(笑)。好了,我们下次再见,愉快的交易。
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作者:Sanae
博客名称:“Sanae的美丽投资生活”