■業績見通し
1. 2025年6月期の業績予想
新中期経営計画の初年度となる2025年6月期の業績予想についてビューティカダンホールディングス<3041>は、売上高を前期比8.8%増の7,600百万円、営業利益を同29.6%増の110百万円、経常利益を同10.4%増の110百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同145.3%増の70百万円と見込んでいる。
売上高は、引き続き「生花祭壇事業」と「生花卸売事業」の伸びが増収に寄与する。一方、利益面では、仕入原価の高止まりや人件費増が想定されるものの、「生花祭壇事業」の伸びと「生花卸売事業」の収益力強化を中心とするグループ全体の底上げにより、損益改善を見込んでいる。
2. 今後の注目点
弊社でも、この数年の「生花祭壇事業」の伸びやこれまでの取り組みの成果(コア事業の強化等)などを勘案し、売上高目標の達成は十分に可能であると判断している。最大の注目点は、円安やエネルギー価格の高止まり、人材不足等が続くなかで、収益の底上げをいかに実現していくのかにある。新たにスタートした中期経営計画の達成を占ううえでも、収益改善の道筋は重要な判断材料となるだろう。弊社でも、利益率の高い「生花祭壇事業」の伸びや「生花卸売事業」における規模拡大及び収益の安定化が収益力向上のカギを握ると見ている。一方、中長期的な視点からは、業界再編の動きに注目したい。葬儀の縮小化や後継者問題、人材不足、DXなど業界を取り巻く環境変化が進むなかで、国内外で独自の流通システムを構築し、全国に拠点を展開している同社にとっては、主導的な立場で業界再編を手掛ける機会として捉えることができる。コロナ禍の影響により、業界再編に向けた機運は一旦先送りされた様相を呈しているが、コロナ禍の回復とともに再び動きが活発化する可能性があると見ている。特に、M&Aを含めたコア事業の拡大や事業間シナジーの創出はもちろん、新サービス及び新規事業の開発など、業界の変革に向けた価値創出にも期待したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
■收益预测
1。截至2025/6财年的收益预测
关于截至2025/6财年(新中期管理计划的第一年)的收益预测,Beauty Cardan Holdings(3041)预计,销售额将比上一财年增长8.8%至76亿日元,营业收入将增长1.1亿日元,增长29.6%,普通利润至1.1亿日元,增长10.4%,归属于母公司股东的净收益为7,000万日元,增长145.3%。
在销售方面,“鲜花坛业务” 和 “鲜花批发业务” 的持续增长将有助于销售额的增长。同时,在利润方面,尽管预计购买成本将保持高位,劳动力成本将增加,但由于 “鲜花坛业务” 的增长以及以加强 “鲜花批发业务” 盈利能力为中心的集团整体水平的提高,预计盈亏将有所改善。
2。未来亮点
我们还确定,考虑到过去几年 “花坛业务” 的增长以及我们迄今为止的努力成果(加强核心业务等),实现销售目标的可能性很大。最大的兴趣点是如何在日元贬值、能源价格居高不下以及人力资源短缺持续的情况下实现收益增长。即使在预测新启动的中期管理计划的实现时,提高利润的路径也将是重要的判断材料。我们公司还认为,利润率高的 “鲜花坛业务” 的增长、“鲜花批发业务” 的规模扩张以及利润的稳定将是提高盈利能力的关键。同时,从中长期的角度来看,我想关注行业重组动向。随着围绕该行业的环境变化,例如葬礼萎缩、继任问题、人力资源缺乏以及数字化转型的进展,这可以看作是该公司从领先地位处理行业重组的机会,该公司在国内外建立了自己的分销系统,并在全国范围内建立了基地。由于 COVID-19 疫情的影响,行业重组的势头似乎暂时被推迟,但预计随着 COVID-19 疫情的复苏,该运动有可能再次活跃。特别是,我希望扩大核心业务,包括并购,在业务之间创造协同效应,以及为行业转型创造价值,例如开发新服务和新业务。
(由 FISCO 客座分析师柴田郁夫撰写)