■フルサト・マルカホールディングス<7128>の成長戦略
2. 株主還元策
株主還元については2024年4月15日付で株主還元方針の変更を発表した。従来は連結配当性向35%程度を基本として、最低年間15.00円の安定配当に努めるとしていたが、変更後は普通配当については中長期的な株主還元目標を「DOE(株主資本配当率)3.5%以上」として、継続的に増配を行うこと(累進配当)を基本方針とした。DOEについては2024年12月期より段階的に引き上げ、次期中期経営計画(2027年12月期~2029年12月期)でのDOE3.5%の達成を目指す。また普通配当に加え、特別配当や自己株式取得などを活用し、利益水準や財務状況に応じて機動的に株主還元の追加を実施するとした。
この基本方針に基づいて、2024年12月期の配当予想については、2024年4月15日付で14.50円上方修正(期末に偏重していた配当バランスの見直しも行い、第2四半期末20.00円上方修正、期末5.50円下方修正)、2024年4月23日付で期末22.00円上方修正(特別配当22.00円)、2024年7月26日付で10.00円上方修正(特別配当32.00円)して、2023年12月期比41.00円増配の107.00円(第2四半期末30.00円、期末77.00円=普通配当45.00円+特別配当32.00円)とした。なお自己株式取得・消却については、2023年9月29日付で自己株式389,600株を消却するとともに、2023年8月22日~2024年5月28日に自己株式として1,512,200株を取得(取得金額3,615百万円)した。
また2024年5月13日に株主優待制度の変更(優待内容見直し及び長期保有優遇)を発表した。従来は保有株式数2区分に応じてグルメギフトを贈呈していたが、変更後は保有株式数による区分を3区分に変更し、さらに継続保有期間に応じて金額の異なるQUOカードの贈呈へと変更した。基準日は毎年12月末時点、対象は1単元以上保有株主で、2024年12月31日対象より実施する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
■富士丸荷控股<7128>的成长战略
2. 股东回报策略
股东回馈方面,在2024年4月15日公布了股东回馈方针的变更。传统上,其基本上是以约35%的综合分红率为基础,努力实现至少每年15.00日元的稳定分红,但变更后,对于普通分红的株东回馈目标是“DOE(股东资本分红率)不低于3.5%”,并将持续增加分红(逐步分红)作为基本方针。关于DOE,从2024年12月期逐步上调,以实现下一个中期经营计划(2027年12月期至2029年12月期)中DOE3.5%的目标。此外,除了普通分红外,还将灵活运用特别分红、回购自家股票等方式,根据利润水平和财务状况灵活实施额外的股东回馈。
根据这一基本方针,2024年12月期的分红预测于2024年4月15日上调至14.50日元(修正了结束时分红平衡偏高的问题,第2季末上调20.00日元,期末下调5.50日元),2024年4月23日再次上调至期末22.00日元(特别分红22.00日元),2024年7月26日再次上调至10.00日元(特别分红32.00日元),将2023年12月期的分红比较上涨了41.00日元,达到107.00日元(第2季末30.00日元,期末77.00日元=普通分红45.00日元+特别分红32.00日元)。此外,关于自家股票的收购和注销,2023年9月29日注销了自家股票389,600股,并于2023年8月22日至2024年5月28日作为自家股票收购了1,512,200股(总金额36.15亿日元)。
另外,在2024年5月13日公布了股东优待制度的变更(优待内容调整和长期持股优惠)。过去根据持有股份数划分成2个区,赠送美食礼品,但变更后,根据持有股份数划分为3个区,并根据持有期限不同赠送面值不同的QUO卡。基准日期是每年12月底时点,适用对象是持有1以上单位的股东,在2024年12月31日生效。
(撰写: FISCO特约分析师 水田雅展)