■Lib Work<1431>の業績動向
1. 2024年6月期の業績概要
2024年6月期の連結業績は、売上高で前期比8.8%増の15,435百万円、営業利益は同65.7%増の495百万円、経常利益は同90.5%増の598百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同123.3%増の387百万円だった。計画(2023年8月10日付公表の期初計画、売上高17,000百万円、営業利益590百万円、経常利益600百万円、親会社株主に帰属する当期純利益370百万円)に対しては売上高、営業利益、経常利益が下回ったものの、前期比では増収・大幅増益で着地した。
子会社タクエーホームの業績が神奈川県における市況悪化の影響で低調だったものの、全体としては受注が増加し、売上高は4期連続で過去最高となった。利益面は増収効果に加え、建築資材価格高騰に伴う販売価格上昇、子会社の幸の国木材工業を活用した木材価格削減効果、DXによる業務効率化効果なども寄与して利益率が改善した。売上総利益は前期比14.3%増加し、売上総利益率は同1.2ポイント上昇して24.1%となった。販管費は同9.1%増加し、販管費率は同0.1ポイント上昇して20.9%となった。この結果、営業利益率は同1.1ポイント上昇して3.2%となった。営業外収益では受取手数料や受取保険金が増加し、経常利益率は同1.7ポイント上昇して3.9%となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
■Lib Work<1431>的业绩走势
1. 2024年6月财年业绩概述
2024年6月期的合并业绩中,营业收入为前一期增长8.8%,达到15,435百万日元,营业利润增长65.7%,达到495百万日元,经常利润增长90.5%,达到598百万日元,归属于母公司股东的当期净利润增长123.3%,达到387百万日元。与计划(2023年8月10日公布的期初计划,营业收入17,000百万日元,营业利润590百万日元,经常利润600百万日元,归属于母公司股东的当期净利润370百万日元)相比,虽然营业收入、营业利润、经常利润低于计划,但相对前一期实现了增收和大幅增益。
子公司タクエーホーム的业绩受神奈川县市场恶化影响表现低迷,但整体上受订单增加推动,营业收入连续4个季度达到历史最高。在利润方面,除增收效应外,建筑材料价格上涨导致销售价格上涨,子公司幸之国木材工业提供的木材价格削减效果,以及数字化转型带来的业务效率提升效果等均有贡献,利润率得以改善。销售毛利润比上期增长14.3%,销售毛利率比上期上升1.2个百分点,达到24.1%。销售与管理费用增长9.1%,销售与管理费用率上升0.1个百分点至20.9%。因此,营业利润率上升1.1个百分点至3.2%。营业外收益中,收取手续费和获得保险金增加,经常利润率上升1.7个百分点至3.9%。
(撰写: FISCO特约分析师 水田雅展)