7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■日米金利差を狙った海外投資家による日本株買いへの思惑
■安川電、今期純利益640億円に上方修正 関連会社株の売却益計上
■前場の注目材料:芝浦機械、インドで現地仕様の電動射出機開発、シェア30%に
■日米金利差を狙った海外投資家による日本株買いへの思惑
7日の日本株市場は、米株高の流れを受けて、ギャップアップから始まることになりそうだ。4日の米国市場はNYダウが341ドル高、ナスダックは219ポイント高だった。9月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比25万4000人増加となり、市場予想(15万人増程度)を大きく上回ったことが材料視された。また、米東海岸などの港湾ストライキが終結したことが買い安心感につながっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比1065円高の39625円。円相場は1ドル148円90銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、ギャップアップから始まることになりそうだ。米雇用統計の結果を受け、次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅な利下げ観測は後退した。米長期金利が上昇するなか、為替市場では円相場が一時1ドル=149円台と円安に振れて推移しており、日米金利差を狙った海外投資家による日本株買いへの思惑が高まりやすいだろう。
朝方はインデックスに絡んだ商いが集中するなか、日経平均株価は1910円安となった9月30日の急落部分を上回ってくる。先週の為替市場では高市トレードで付けた円安水準を上回ってきていたが、株式市場においても高市トレードで付けた9月27日の39829.56円が射程に入ってくることになりそうだ。買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はあるだろうが、大幅上昇によって売り方の買い戻しのほか、レバレッジ型ETFなどの調整買いが意識されやすいなか、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。
物色としてはインデックス主導のなかで指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向が注目される。また、今週決算発表が予定されているファーストリテイリング<9983>は、先週末に上場来高値(分割考慮)を更新しており、買い戻しの動きが強まるようだと、日経平均を押し上げてきそうだ。また、円安基調が強まるなか、輸出関連への物色も意識されてくるだろう。一方で、地政学リスクへの警戒から積極的にポジションを傾けにくい面もあるため、短期的な値幅取り狙いが中心になりやすい面はある。
■安川電、今期純利益640億円に上方修正 関連会社株の売却益計上
安川電<6506>は2025年2月期業績予想の修正を発表。純利益を540億円から640億円に上方修正した。半導体・電子部品市場の立ち上がりが想定以上に緩やかであることに加え、中国市場全般の回復が想定より弱いことから、売上収益ならびに営業利益は前回予想より減少する見込み。一方で、関連会社投資に係る売却及び評価損益の計上もあることから、純利益を上方修正した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38635.62、+83.56)
・NYダウは上昇(42352.75、+341.16)
・ナスダック総合指数は上昇(18137.85、+219.37)
・1ドル=149.00-10円
・シカゴ日経先物は上昇(39625、大阪比+1065)
・SOX指数は上昇(5206.84、+81.62)
・VIX指数は低下(19.21、-1.28)
・米原油先物は上昇(74.38、+0.67)
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・芝浦機械<6104>インドで現地仕様の電動射出機開発、シェア30%に
・タムラ製作所<6768>ブラジルでトランス増産、新工場建設
・三菱電機<6503>電機各社、DC向け半導体レーザー増産、光デバイス需要の拡大で
・大東建託<1878>疾患リスク早期発見、YKK APなどと、業界横断組織
・三菱重<7011>新潜水艦は「ちょうげい」、命名・進水式
・セブン&アイHD<3382>ヨーカ堂など傘下の株式売却検討
・豊田通商<8015>脱炭素投資を加速、2兆円に拡大
・ホンダ<7267>上期の新車販売、「N-BOX」3年連続首位
・トヨタ自<7203>空飛ぶクルマ開発、米ジョビーに730億円追加出資
・NTN<6472>関電とPPA、和歌山工場、CO2を年589トン削減
・新東工業<6339>重量測定・箱詰め集約、ロボシステム発売
・スター精密<7718>メディカル参入、医療機器新興2社に出資
・アステリア<3853>NTTデータイントラと、ノーコードとローコード技術融合
・サンコール<5985>HDD用サスペンション撤退
・日本製鉄<5401>微生物腐食リスク診断、海洋機構などと、産学官共同プロ始動
・東洋建設<1890>遠隔操作で玉外し、波消しブロック作業の無人化実現
・栗田工業<6370>グループのクリタック、PFAS除去浄水器、業務用・家庭用
・UBE<4208>丸紅系に宇部スチールの経営権譲渡
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
在过去七天的交易中,我们应该关注以下三个方面。
■海外投资者看好日本股票,看准日美利率差
■安川电机,本期净利润预计上调至640亿日元,计入关联公司股份出售盈利
■上午关注的材料: 芝浦机械,在印度开发当地定制的电动注塑机,市场份额达30%
■海外投资者看好日本股票,看准日美利率差
7日的日本股市场受美股上涨的影响,可能将以gap inc开盘。美国市场的表现之前是的,道琼斯指数上涨341点,纳斯达克上涨219点。9月的美国就业统计显示,非农业部门就业人数环比增加254,000人,远超市场预期(约增加15万人),这被视为一个重要利好。此外,美国东海岸等地的港口罢工结束也增加了买盘的信心。芝加哥日经225期货结算价比大阪高出1065日元,达到39625日元。汇率维持在1美元兑换148日元90分左右。
日经平均股价有可能将以gap inc开盘,出现了与芝加哥期货接近的走势。反应美国就业统计结果后,对于下次美联储公开市场委员会(FOMC)大幅降息的预期有所减弱。在美国长期利率上升的情况下,汇市中美元兑日圆一度达到149日元,日本股市受到海外投资者追逐日美利差的预期可能性增加。
上午,日经平均股价下跌1910日元,超过了9月30日的急跌部分。上周在外汇市场上创下的日圆贬值水平已经超过了高市交易水平,股市方面,9月27日涨至39829.56日元可能成为目标。在买盘后,可能会逐渐出现僵持,但随着大幅上涨,除了卖方的买盘回购外,还可能意识到调整买盘,如杠杆型ETF等,等待回调并且寻求买盘的意愿似乎很强。
作为热点投资领域,指数主导下高科技股的走势备受关注,因为这些股票的指数影响较大。此外,本周财报中将公布的快时尚集团<9983>已在上周末创下历史最高价格(考虑了股票分割),由于出现了回购潮,有可能推动日经平均指数上涨。此外,在日元贬值的背景下,也会有人关注出口相关股票。另一方面,由于地缘政治风险,投资者不太愿意大胆布局,因此短期内更多关注价格波动幅度取值的可能性。
安川电机本期净利润上调至640亿日元,计入关联公司股票的卖出收益
安川电<6506>宣布修订2025年2月期业绩预测。将净利润从540亿日元上调至640亿日元。考虑到半导体和电子元器件市场的启动速度低于预期,以及中国市场整体复苏弱于预期,预计销售收入和营业利润将低于先前预期。另一方面,由于涉及的关联公司投资出售以及评估损益的核算,净利润得以上调。
前期注意事项
· 日经平均指数上涨至38635.62点,涨幅为+83.56点
・道琼斯指数上涨(42352.75、+341.16)
・纳斯达克综合指数上涨(18137.85、+219.37)
・1美元=149.00-10日元
・芝加哥日经期货上涨(39625、大阪比+1065)
・SOX指数上涨(5206.84、+81.62)
・VIX指数下跌(19.21、-1.28)
・美国原油期货上涨(74.38、+0.67)
・美国通胀降温预期
・活跃的股票回购
・东证提出企业价值提升要求
芝浦机械公司在印度开发当地规格的电动射出机,市场份额达30%
・田村制作公司<6768>在巴西增加变压器产量,新工厂建设
・三菱电机<6503>各电机公司,为直流市场增加半导体激光器产量,光设备需求扩大
・大东建设<1878>早期发现疾病风险,与YKK AP等跨行业组织合作
・三菱重工<7011>新潜水艇名为"chougei",举办命名及下水仪式
・Seven & i HD<3382>考虑出售嘉德洋等下属股份
・丰田通商<8015>加速脱碳投资,扩大至2万亿日元
・本田<7267>上半年新车销售,"N-BOX" 连续三年位于首位
・丰田汽<7203>开发飞行汽车,向美国的Jobby追加投资730亿日元
・NTN<6472>与关电签订购买协议,和歌山工厂减少年CO2排放量589吨
・新东工业<6339>推出重量测量和包装集成系统,发布机器人系统
・STAR精密<7718>进军医疗领域,向医疗设备新兴企业投资
・ASTERIA<3853>与NTT DATA INTRA合作,融合无代码和低代码技术
・SANKO<5985>退出硬盘驱动器用减震系统业务
・日本製铁<5401>启动微生物腐蚀风险评估项目与海洋机构等合作
・东洋建设<1890>实现无人化波消桌操作作业和阻塞块施工
・栗田工业<6370>集团旗下的Crealtec推出PFAS去除净水器,适用于商业和家庭
UBES国内股票转让给丸红系列的宇部钢铁管理权
上午事件日程表:
<国内>
・没有特别的事情
・暂无特别说明
<境外>
・暂无特别说明