9日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は反発、アジア株警戒も米ハイテク株上昇が下支え
・148円10銭台で推移、ドルの上値は再び重くなる
・値下り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位は東エレク<8035>
■日経平均は反発、アジア株警戒も米ハイテク株上昇が下支え
8日の米国株市場は、126.13ドル高の42080.37ドル、ナスダックは259.02ポイント高の18182.92で取引を終了した。中東情勢の緊迫化懸念が緩和し、寄り付き後、上昇。NY連銀のウィリアムズ総裁などが小幅な利下げ選択肢も存続することを示唆すると一時相場は売られた。ただ、押し目からはソフトランディング期待やAIの強い需要期待に半導体エヌビディアなどハイテクが買われ、相場を支援し、再び上昇。終盤にかけて上げ幅を拡大し、終了した。
米国株の上昇と為替の落着きなどを材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は39000円台を回復した後、上げ幅をやや縮めたものの、前日比プラス圏でのしっかりとした推移となった。引き続き上海総合指数が前日比3%超の大幅安となっているが、香港ハンセン指数は前日終値水準でもみ合っており中国市場は方向感に乏しい。本日の東京市場も、中国などアジア株式市場を睨んだ展開となっている。
日経平均採用銘柄では、買収提案しているカナダ企業が価格を引き上げると報じられたことで7&iHD<3382>が一時前日比10%超急騰し年初来高値を更新した。また、米エヌビディアの上昇を受けて、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、スクリーンHD<7735>、東京エレクトロン<8035>など半導体株の一角が買われた。このほか、IHI<7013>、川崎重工<7012>、ディスコ<6146>、ZOZO<3092>、キヤノン<7751>などが上昇した。
一方、任天堂<7974>はサウジアラビア政府系ファンドが一部保有株を売却したことが判明したことで下落。また、原油価格の下落を受けて、INPEX<1605>、出光興産<5019>など資源関連銘柄の一角も弱いほか、三井物産<8031>、丸紅<8002>、三菱商事<8058>など商社株も売られた。このほか、住友化学<4005>、東海カーボン<5301>、日本製鋼所<5631>、JFEホールディングス<5411>などがさえない。
業種別では、小売業、サービス業、情報・通信業、精密機器、医薬品などが上昇した一方、鉱業、保険業、電気・ガス業、鉄鋼、卸売業などが下落した。
本日の大引け後に衆議院が解散し、臨時閣議にて15日公示、27日投開票のスケジュールを正式に決める見込みだ。13時より80分間の党首討論が予定されているが、既に4日の段階で、防災体制の強化や物価高対策などの経済対策の策定を行っていることから、石破首相の発言で株式市場や為替市場が動意付くことはないと考える。後場の東京市場は引き続き中国などアジア市場の動向を注視した展開となろう。積極的な買いが手控えられていることから、日経平均は39000円台を割り込む可能性もありそうだ。
■148円10銭台で推移、ドルの上値は再び重くなる
9日午前の東京市場で米ドル・円は148円10銭台で推移。148円01銭まで下げた後、148円43銭まで反発したが、上値は再び重くなっているようだ。ここまで取引レンジは148円01銭から148円43銭。ユーロ・ドルは上げ渋り、1.0981ドルから1.0969ドルで推移。ユーロ・円は強含み、162円46銭まで売られた後、162円87銭まで反発。
■後場のチェック銘柄
・アプリックス<3727>、コラボス<3908>など、3銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位は東エレク<8035>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・米・8月貿易収支:-704億ドル(予想:-705億ドル、7月:-789億ドル)
・カナダ・8月貿易収支:-11億加ドル(予想:-5億加ドル、7月:-2.9億加ドル)
【要人発言】
・ウィリアムズ米NY連銀総裁=FT
「FRBの現在のスタンスは経済のソフトランディングに向けて良い位置にある」
「雇用統計は経済が健全であることを示している」
「9月の利下げは将来の行動の規則を示していない」
「金利を一段と中立水準に移行させることが目標」
「雇用強く米経済の健全性を保っている」
・ムサレム米セントルイス連銀総裁
「斬新的利下げが望ましい」
「過剰に早く、大幅な利下げを警告、忍耐が妥当」
<国内>
・臨時国会会期末
<海外>
・15:00 独・8月貿易収支(予想:+185億ユーロ、7月:+170億ユーロ)
在9日深夜交易中,我想注意以下3点。
・日经平均指数反弹,美国高科技股的上涨支撑了亚洲股市的警告
・在10日元区间内跌至148日元后,美元的上限再次变得沉重
・Advantest <6857> 是价格下跌的最大贡献者,东电<8035> 同样位居第二
■日经平均指数反弹,美国高科技股的上涨支撑了亚洲股市的警告
美国股市8日收于42080.37美元,上涨126.13美元;纳斯达克指数收于18182.92美元,上涨259.02点。对中东紧张局势的担忧有所缓解,在接近紧张局势之后,紧张局势有所上升。当威廉姆斯总统和纽约联邦储备银行等人表示将继续存在小额降息选项时,汇率被暂时抛售。但是,在推动下,半导体NVIDIA等高科技产品被收购,以回应软着陆的预期和对人工智能的强劲需求预期,这支撑了市场价格并再次上涨。涨幅一直延长到游戏结束,一切都结束了。
利用美国股市上涨和汇率结算的机会,东京市场开始以买入优势进行交易。日经平均指数回升至39,000日元的水平,尽管涨幅略有收窄,但与前一天相比仍稳定在正值区间。与前一天相比,上证综合指数继续大幅下跌超过3%,但香港恒生指数与前一天的收盘价水平一致,中国市场缺乏方向感。当今的东京市场也在发展,着眼于中国等亚洲股市。
在日经平均指数采用的股票中,据报道,提议收购的加拿大公司将提高价格,因此7和iHD(3382)较前一天暂时飙升了10%,创下了年初至今的新高。此外,为了应对美国NVIDIA的上涨,爱德万测试<6857>、Lasertech<6920>、Screen HD <7735>和东京电子<8035>等部分半导体股票被买入。此外,IHI <7013>、川崎重工业 <7012>、迪斯科 <6146>、ZOZO <3092>、佳能 <7751> 等上涨。
同时,任天堂(7974)在得知沙特阿拉伯政府基金出售部分股票后下跌。此外,为了应对原油价格的下跌,INPEX <1605>和出光兴产<5019>等资源相关股票表现疲软,三井物产<8031>、丸红<8002>和三菱商事<8058>等贸易公司股票也被抛售。除此之外,甚至没有住友化学(4005)、东海碳素(5301)、日本钢铁厂(5631)、JFE控股(5411)等。
按行业划分,零售、服务、信息/通信、精密设备、制药等上涨,采矿、保险、电气/天然气、钢铁、批发行业等下降。
众议院将在今天的大规模闭幕后解散,预计将在15日的内阁特别会议上公布,27日的投票和计票时间表将正式决定。定于13点开始进行80分钟的党的领导讨论,但由于加强防灾体系和应对高价的措施等经济措施已经在4日制定,我认为股市或交易所市场不会受到石破首相的言论的影响。东京后台市场将继续密切关注中国等亚洲市场的趋势。由于避免了激进的购买,日经平均指数似乎有可能跌破39,000日元的水平。
■148日元至10日元区间的变化,美元的上限再次变得沉重
9日上午,东京市场美元和日元维持在148日元10仙的区间内。在跌至148日元01日元之后,它反弹至148日元43日元,但上限似乎又变重了。到目前为止,交易范围从148日元01日元到148日元43仙不等。欧元不愿上涨,从1.0981美元升至1.0969美元。欧元和日元走强,在卖出至162日元46日元后,反弹至162日元87日元。
■后台查看股票
・三只股票,例如 Aplix <3727> 和 Collaborations <3908>,为止损价
*包括临时停车高度(符号值)
・Advantest <6857> 是价格上涨的最大贡献者,东电<8035> 同样位居第二
■经济指标和关键人物的陈述
[经济指标]
・美国8月贸易差额:-704亿美元(预测:-705亿美元,7月:-789亿美元)
・加拿大8月贸易差额:-11亿加元(预测:-5亿加元,7月:-2.9亿加元)
[贵宾致辞]
・纽约联储主席威廉姆斯 = FT
“美联储目前的立场为经济软着陆做好了充分的准备。”
“就业统计数据显示经济健康”
“9月份的降息没有显示出未来行动规则”
“目标是进一步将利率调至中性水平”
“强劲的就业维持了美国经济的健康”
・美国圣路易斯联邦银行行长穆萨勒姆
“创新的降息是可取的”
“警告速度过快和大幅降息,耐心是适当的”
<国内>
・特别减肥会议结束
<海外>
・15:00 德国/8月贸易差额(预测:+185亿欧元,7月:+170亿欧元)