■RS Technologies<3445>の業績動向
3. 財務状況と経営指標
2024年12月期第2四半期末の財務状況は、資産合計が前期末比14,781百万円増加の155,446百万円となった。主な変動要因は、流動資産で在庫が3,275百万円減少した一方で、現金及び預金が7,043百万円、受取手形及び売掛金が4,434百万円それぞれ増加した。固定資産では、能力増強投資に伴い有形固定資産が5,812百万円増加したほか、投資その他資産が761百万円増加した。
負債合計は前期末比160百万円増加の25,397百万円となった。有利子負債が259百万円減少したほかその他の流動負債が減少した一方で、支払手形及び買掛金が1,091百万円、繰延税金負債が334百万円それぞれ増加した。純資産合計は同14,620百万円増加の130,049百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が3,043百万円増加したほか、為替換算調整勘定が4,486百万円、非支配株主持分が7,254百万円それぞれ増加した。
経営指標は、安全性を示す自己資本比率が前期末の39.9%から40.8%と0.9ポイント上昇し、有利子負債比率が同9.7%から8.2%と1.5ポイント低下した。ネットキャッシュ(現金及び預金−有利子負債)も同7,302百万円増加の72,615百万円と過去最高水準に積み上がるなど、財務基盤の強化が一段と進んだ。同社は積み上がったキャッシュを設備投資資金やM&A資金などの成長投資と株主還元に充当する方針だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
■RS Technologies<3445>的业绩动向
3. 财务状况和经营指标
2024年12月期第2季末的财务状况表明,资产合计比上期末增加14,781百万日元,达到155,446百万日元。主要变动因素包括流动资产中存货减少了3,275百万日元,而现金及存款增加了7,043百万日元,应收票据及应收账款分别增加了4,434百万日元。在固定资产方面,随着能力提升投资,有形固定资产增加了5,812百万日元,投资及其他资产增加了761百万日元。
负债合计比上期末增加160百万日元,达到25,397百万日元。有息负债减少了259百万日元,其他流动负债减少,而支付手续费及采购账款分别增加了1,091百万日元,递延税款负债增加了334百万日元。总净资产比上期末增加14,620百万日元,达到130,049百万日元。通过计入归属于母公司股东的季度净利润等,盈余公积金增加了3,043百万日元,汇兑调整会计增加了4,486百万日元,非控股股东持股增加了7,254百万日元。
经营指标显示,自有资本比率作为安全指标从上期末的39.9%上升到40.8%,增长0.9个百分点,而有息负债比率从9.7%下降到8.2%,降低了1.5个百分点。净现金(现金及存款减去有息负债)也达到了72,615百万日元,比历史最高水平增加了7,302百万日元,进一步强化了财务基础。该公司计划将累积的现金用于设备投资资金、并购资金等成长性投资以及股东回报。
(撰写:FISCO客座分析师佐藤让)