<5830> いよぎんHD 1415.5 +30
大幅反発。24日大引け後、24年3月期第2四半期(4-9月期)の業績見通しを上方修正、経常利益を330億円から425億円、純利益を230億円から295億円にそれぞれ引き上げた。傘下の伊予銀行の有価証券売買益が利益を押し上げた。通期の業績見通しは据え置かれたが、11月8日の決算発表開示とともに上方修正が見込まれ、増益を背景とした配当の増額も期待される。日銀による段階的な利上げ観測も追い風か。
<2471> エスプール 347 +11
大幅続伸。SBI証券では投資判断「買い」継続で、目標株価を460円から510円に引き上げている。24年11月期の業績下振れリスクが低下したこと、25年11月期以降の業績回復・拡大トレンド転換の可能性が高まったことなどを背景としている。障がい者雇用支援は法定雇用率引き上げ効果で順調に推移しているほか、人材アウトソーシングも下げ止まりの兆しが散見されてきたとしている。
<7522> ワタミ 960 +36
大幅続伸。サンドイッチチェーン世界大手「SUBWAY」のFC店展開を開始すると発表。米サブウェイと日本国内でFCを展開する契約を締結したほか、米サブウェイの日本法人を買収している。これまで宅配給食と居酒屋店を中心に展開しているが、ファストフードを加えることによる収益基盤拡大を評価する動きが先行。一方、取得額は非公表としているが、資金負担の増加を警戒視する動きもあって、買い一巡後はやや伸び悩み。
<7970> 信越ポリマ 1500 +47
伸び悩んでもみ合い。前日に上半期決算を発表、営業利益は69.2億円で前年同期比17.7%増と2ケタ増益になっている。年間配当金を48円計画から50円に引き上げているほか、発行済み株式数の0.61%に当たる50万株、9億円を上限とする自己株式の取得実施も発表。ただ、第1四半期決算が市場予想を上回り、株価に強いインパクトを与えた経緯があるため、今回の決算や株主還元に対する好反応は限定的な状況にも。
<268A> リガク 1130
本日プライム市場に新規上場。公開価格1260円を4.4%下回る初値1205円をつけ、その後も売り優勢の展開となった。今年のIPO銘柄の中では、時価総額が東京地下鉄に続く2番目の大型上場となった。米カーライルグループ傘下の分析機器機メーカーである。市場からの吸収金額が大きい点、ファンドの出口案件である点などに加えて、半導体関連人気が沈静化していることから初値買い人気は限定的にとどまったようだ。
<6744> 能美防災 3075 +274
急伸で9月30日の高値を更新。前日に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の21億円から36億円、前年同期比71.4%増に、通期では121億円から140億円、前期比20.0%増にそれぞれ引き上げ。市場環境が想定以上に堅調に推移したほか、価格改定効果なども奏効したもよう。第1四半期実績から上振れ自体は想定線だが、上半期の上振れ幅の大きさは期待以上と捉えられる。
<7383> ネットプロHD 319 -32
急落。金融庁がBNPLと呼ばれる立替え払いサービスの規制を検討すると報じられた。過剰債務や詐欺取引に巻き込まれたりする事案が報告されているためであり、有識者からは規制が必要との意見が相次いでいるもよう。BNPLはネット通販の事業者らがクレジットカードなどを介さずに購入代金を一時的に立て替え、期日に利用者に代金を請求するサービス。同社はBNPLの先駆企業ともされており、影響懸念が強まったようだ。
<6755> 富士通ゼ 1775 -174.5
急落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は22.9億円で前年同期比17.9%増となり、30億円程度であった市場予想を下回った。また、通期予想は従来の120億円から100億円に下方修正した。コンセンサスは従来会社計画をやや上回る水準であった。売上高は上方修正しているが、北米での冷媒転換対策費などコストが想定以上に膨らんでいるもよう。新中計発表も今回は見送られている。
<7646> PLANT 1559 0
朝高後徐々に値を消し、後場にマイナス圏転落。前日に24年9月期決算を発表。営業益は21.3億円で前期比35.6%増となり、従来予想の20億円を上回る。25年9月期は24.5億円で同15.1%増と連続2ケタ増益を見込む。既存店売上の堅調推移などを想定。総還元性向30%以上の方針に基づき、年間配当金は前期比25円増の75円を計画。なお、前期は高水準の自社株買い実施で還元性向100%超となっていた。
<7751> キヤノン 4959 -80
大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は982億円で前年同期比18.8%増となり、1100億円程度の市場予想を下振れた。つれて、通期予想は従来の4650億円から4555億円に下方修正した。為替前提の円高方向への見直しが要因となっている。4500億円程度の市場コンセンサスは依然として上回る水準となっているが、全体地合い悪で株価も高値圏にある中、マイナス材料視する動きが優勢に。
<5830> 伊予银行控股1415.5 +30
大幅反弹。24日收盘后,修正了24年3月期第2季度(4-9月期)的业绩预期,将经常性利润从330亿日元上调至425亿日元,将净利润从230亿日元上调至295亿日元。子公司伊予银行的有价证券交易收益推动了利润增长。虽然全年业绩预期保持不变,但预计随着11月8日的财报披露,将进行上调,并期待增加分红,背景是盈利增长。日本银行逐步加息的预期也是一大利好。
<2471> pool corp 347 +11
大幅持续上涨。SBI证券继续维持买入投资判断,并将目标股价从460日元上调至510日元。24年11月期业绩下滑风险降低,25年11月期以后的业绩恢复和扩大趋势可能性增加。残障者就业支持在法定雇佣率上升效果下顺利推进,人才外包也显示出下降趋势的迹象。
<7522> WATAMI 960 +36
大幅延续上涨。全球三明治连锁巨头“SUBWAY”开始在日本展开加盟店计划。签署了与美国Subway在日本国内展开特许经营的协议,还收购了美国Subway的日本分公司。尽管过去主要以外卖餐点和居酒屋为主要业务,但由于增加快餐业务,收入基础扩大的举措受到赞赏。然而,并未公布收购金额,一些人担心资金负担增加,导致买盘稍显疲软。
<7970> 信越聚合 1500 +47
持续低迷。在前一天发布上半年财报后,营业利润为69.2亿日元,同比增长17.7%,增幅达两位数。并计划将年度股息从48日元提升至50日元,同时宣布拟回购50万股,占已发行股份的0.61%,总额限制为9亿日元的自身股份。然而,由于第1季度财报超过市场预期,对股价有很强的影响,因此此次财报和股东回报的正面回应仍处于有限的局面。
<268A> 高斯电子 1130
本日主板市场有新的IPO。开盘价低于公开价1260日元的1205日元,之后继续保持卖出优势。在今年的IPO项目中,其流通值居于东京地铁之后的第二大规模上市。这是美国凯雷集团旗下的分析仪器制造商。由于市场吸引力较强,作为基金退出项目,以及由于半导体相关热度的消退,导致初期买入热度受到限制。
<6744> 能美防灾 3075 +274
股价急升,创下9月30日的最高价。前一天宣布上调业绩预测。上半年营业利润从原有的21亿日元增至36亿日元,同比增长71.4%,全年营业利润预测分别从121亿日元提高至140亿日元,同比增长20.0%。市场环境超出预期并持续良好,价格调整效果等也发挥作用。从第一季度业绩来看,超出并不出乎意料,但上半年的超出幅度超乎预期。
<7383> 网络HD 319 -32
加速下跌。金融庁报道称,正在考虑对称为BNPL的提前支付服务进行监管。这是因为已经有过多债务或欺诈交易的案例被举报,专家认为有必要对其进行规范。BNPL是网络购物商家等无需通过信用卡等即可将购买费用暂时垫付,并于期限到期日向用户收取费用的服务。该公司被认为是BNPL的先行企业,引发了影响担忧。
<6755> 富士通着 1775 -174.5
急剧下跌。前一天发布了第二季度财报,7-9月份营业利润为229亿日元,同比增长17.9%,低于市场预期的约300亿日元。此外,全年预测从之前的120亿日元下调到100亿日元。市场共识略高于公司计划水平。营业收入有所上调,但在北美进行的特斯拉-冷却液转化措施费用等成本超出预期。此次暂不公布新中长期计划。
<7646> PLANT 1559 0
开盘后逐渐下滑,午后跌入负值区域。上一交易日公布了截至24年9月的财报。营业利润达到21.3亿日元,同比增长35.6%,超过了之前的20亿日元的预期。25年9月预计将达到24.5亿日元,同比增长15.1%,连续第二年实现两位数盈利增长。预计主要基于旗下门店销售表现稳健等因素。据总体回报率预期超过30%的方针,年度分红将计划增至每股75日元,比上一期增加25日元。值得一提的是,上一期通过举行大规模自家股票回购,回报率超过了100%。
<7751> 佳能 4959 -80
大幅下跌。前一交易日公布第三季度财报,7-9月季度营业利润达到982亿日元,同比增长18.8%,低于市场预期的1100亿日元左右。因此,全年预期从之前的4650亿日元下调至4555亿日元。由于日元走强的预期修正成为影响的主要因素。虽然市场约定的4500亿日元仍然高于预期水平,但整体市场走势不佳,股价仍处于高位,负面因素占主导地位。