中部鋼鈑<5461>は29日、最新鋭電気炉の竣工を発表した。
本社製造所(名古屋市中川区)の基幹設備である電気炉の更新を進めてきたが、今回、最新の環境対応型高効率電気炉「ECOARC-FIT(TM)」(以下、新電気炉)への更新工事が完了し、火入れ式を執り行った。
新電気炉は、溶解時の排熱を利用し、原料である鉄スクラップを予熱・連続装入することで、従来の電気炉に比べて電力原単位15%の低減などの省エネルギー化が進み、生産性も10%程度向上する。また、密閉型の構造により、騒音低減率10%、粉じん発生量20%減など環境負荷も低減する。
名古屋の市街地で操業する都市型製鉄所に相応しい環境面にも優れた新電気炉への更新により、地域との共生を図りつつ、今年度よりスタートした24中期経営企画のもと80万トン販売体制の実現と、脱炭素社会への貢献を目指すとしている。
中部钢板<5461>于29日宣布竣工了最新型的电弧炉。
本社制造所(名古屋市中川区)的关键设施电炉已经进行了更新,但这次,最新的环保型高效能电炉 "ECOARC-FIT(TM)"(以下简称新电炉)的更新工程已经完成,举行了点火仪式。
新电炉利用溶解时的余热,通过预热和连续装料铁废料,实现了与常规电力炉相比电力消耗降低15%等省能源化措施,生产率也提高了约10%。此外,密闭结构使噪音减少了10%,粉尘排放量减少了20%,降低了环境负荷。
在名古屋市区经营的城市型钢铁厂对环境友好的新电炉更新,旨在实现与地区的共生,并致力于实现从今年开始的24个中期经营计划,建立80万吨销售体制,并为无碳社会作出贡献。