<4091> 日本酸素HD 4799 -579
急落。前日に上半期決算を発表、営業利益は825億円で前年同期比1.1%増となり、第1四半期の同17.8%増から増益率は大きく鈍化した。水素生産プロジェクトの計画中止に伴う減損損失を10.7億円計上している。値上げ効果や為替の円安によってコア営業利益は順調推移が続いており、半導体製造用特殊ガスの販売なども回復に転じているようだが、株価が高値圏にある中、営業増益率の鈍化をマイナス視する形に。
<9506> 東北電力 1320 -184.5
急落。前日に上半期決算を発表、経常利益は1534億円で前年同期比30.0%減となり、第1四半期の同20.3%減から減益率は拡大。燃料費調整制度のタイムラグ影響による差益の減少が減益要因。通期予想は1900億円で前期比34.9%減を据え置き、電気料金の一時的な割引などを検討しているもよう。決算サプライズは大きくなく、他の電力決算で期待感も波及していた中、ネガティブな反応が優勢になっているもよう。
<6504> 富士電機 8319 +369
大幅反発。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は231億円で前年同期比13.5%増となり、市場予想を25億円程度上振れている。通期予想は従来の1090億円から1115億円、前期比5.1%増に上方修正。依然コンセンサス水準を下回っているが、為替前提など保守的で売上振れ余地残す状況。プラントシステム需要増によるインダストリーや食品流通事業の上振れを見込んでいる。
<7148> FPG 2660 +285
急伸。前日に24年9月期決算を発表、営業益は286億円で前期比56.8%増となり、第3四半期決算時に上方修正した256億円を上振れ。これに伴い期末配当金も従来計画の67.1円から81.55円に増額。25年9月期営業益は317億円で同10.7%増と2ケタ増益を見込む。年間配当金は前期比10.1円増の130.4円を計画。また100万株、20億円を上限とに自社株買いも発表した。
<4062> イビデン 4668 -301
大幅続落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は172億円で前年同期比8.3%増となり、市場予想を40億円程度上振れた。上半期は285億円で会社計画の190億円を大きく上振れているが、通期予想は従来の420億円から400億円に下方修正した。新工場立ち上げ費用などを見込んで、電子セグメントの下期収益鈍化を想定しているようだ。今後のモメンタム悪化をネガティブに捉える動きが優勢。
<6752> パナHD 1343.5 +105.5
大幅反発。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は1323億円、前年同期比29.1%増となり、市場予想を250億円近く上振れる形になっている。通期予想は3800億円、前期比5.3%増を据え置き、市場では下方修正の可能性が高いとみられていたため、ポジティブな見方が優勢になっている。AIデータセンター向けの拡大などにより、エナジー事業が想定以上に好調となっているもよう。
<6503> 三菱電 2726 +338.5
急伸。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は1180億円で前年同期比57.7%増となり、市場予想を400億円程度上回る形となっている。通期予想は4000億円、前期比21.8%増を据え置いているが、下方修正も懸念されていただけに、上振れ含みの決算にはポジティブなインパクトが先行。空調・家電の収益性改善が想定以上になっているほか、懸念されたFAシステムも利益率が大きく改善へ。
<6920> レーザーテック 19615 -3860
急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は159億円で前年同期比54.9%増となったが、市場予想は100億円近く下振れた。通期予想の1040億円は据え置いた。ASMLの来期見通し引き下げに伴って懸念されていた受注のキャンセルや延伸などは出ていないもようだが、ACTISとMATRICSなどの引き合いはやや鈍化のもよう。なお、今期から四半期ごとの受注高、受注残高などの開示は廃止している。
<6526> ソシオネクスト 2485.5 -436.5
急落。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は52.9億円で前年同期比38.2%減となり、前四半期比では48.5%の減少に。通期予想は据え置きで270億円、前期比24.0%減としているが、為替効果を除いた実質では当初見通しを約1割程度下回ることになる。当初見込みと比較して、データセンター・ネットワーク分野で売上が減少し、地域別では中国向けが主に下振れとなるようだ。
<6702> 富士通 2695 -268
大幅続落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は350億円で前年同期比24.6%減となり、600億円程度の市場予想を下振れ。通期予想は従来の3300億円から3100億円に下方修正した。早期希望退職募集費用が第2四半期に約200億円計上されており、これが下振れ要因となるものの、やや期待外れとの見方が優勢となったようだ。リージョンズの受注や売上も想定より伸び悩んだとの見方があるようだ。
<4091> 日本氧HD 4799 -579
急剧下跌。前一天发布上半年财报,营业利润为825亿日元,同比增长1.1%,增幅较第一季度的17.8%增长大幅减小。由于取消氢生产项目导致减值损失为10.7亿日元。由涨价效应和日圆贬值导致的核心营业利润顺利推进,半导体制造用特种气体销售等也呈现复苏迹象,但在股价处于高位的情况下,营业增益率减缓被视为负面。
<9506> 东北电力 1320 -184.5
急剧下跌。前一天发布上半年财报,经常利润为1534亿日元,同比下降30.0%,增幅从第一季度的20.3%下降扩大。燃料费调整制度的滞后影响导致差额的减少成为减益因素。全年预期为1900亿日元,同比下降34.9%,考虑暂时性的电费折扣等。财报并没有带来太大的惊喜,而在其他电力公司的财报中,期待情绪也在蔓延,然而负面反应却占据主导。
<6504> 富士电机 8319 +369
大幅反弹。前一天公布第二季度财报,7-9月季度营业利润为231亿日元,同比增长13.5%,超过市场财务预测约25亿日元。全年预测从原先的1090亿日元上调至1115亿日元,较上一期增长5.1%。虽然仍低于共识水平,但考虑到汇率等保守因素,仍有销售增长空间。预计受工厂系统需求增加以及食物分配业务的上调影响。
<7148> FPG 2660 +285
急升。前一天公布了24年9月期财报,营业益为286亿日元,同比增长56.8%,高于第3季度时修正的256亿日元。因此期末股息也从既定计划的67.1日元提高到81.55日元。25年9月期的营业益预计为317亿日元,同比增长10.7%,预计将实现两位数增长。全年股息计划为130.4日元,比上一年增加10.1日元。此外,还宣布了以100万股、20亿日元为上限的自家股回购。
<4062> 伊吕丹 4668 加速下跌
大幅继续下跌。前日公布第二季度财报,7-9月期营业利润为172亿日元,同比增长8.3%,超过市场预期约40亿日元。上半年实现285亿日元营业利润,大幅超出公司计划的190亿日元,但全年预期已从原先的420亿日元下调至400亿日元。考虑到新工厂启动成本等因素,预计电子领域下半年收益将减弱。市场对未来势头恶化持消极态度。
<6752> 松下霍尔丹 1343.5 +105.5
大幅反弹。前一天发布了第二季度财务报告,7-9月期营业利润为1323亿元,同比增长29.1%,超出市场预期近250亿元。全年预测为3800亿日元,同比增长5.3%保持不变,市场之前认为存在下调可能性,因此积极看待的观点占主导地位。由于扩大到人工智能数据中心等领域,能源业务表现超出预期。
<6503> 三菱电 2726 +338.5
加速上涨。前日公布第二季度财报,7-9月期营业利润为1180亿日元,同比增长57.7%,超过市场预期约400亿日元。全年预期为4000亿日元,同比增长21.8%,但存在下调预期的担忧,因此,盈利超预期的财报带来积极影响。空调和家电收益改善超出预期,同时,有所担忧的FA系统利润率也大幅改善。
<6920> 激光科技 19615 -3860
加速下跌。前日公布第一季度财报,营业利润为159亿日元,同比增长54.9%,但市场预期下挫了近100亿日元。全年预期1040亿日元保持不变。尽管未出现由于ASML下一财年期展望下调而导致的取消订单或推迟等问题,但 ACTIS 和 MATRICS 等询盘似乎稍显减弱。值得一提的是,从本季度开始,已取消每季度订单额和订单余额的披露。
<6526> 步科尼克斯 2485.5 -436.5
加速下跌。前一日发布了第二季度财务报告,7-9月期营业利润为529亿日元,较去年同期减少38.2%,较上一季度减少48.5%。全年财务预测保持在270亿日元,较上一期减少24.0%,但在实际情况中,除去汇率影响实际将比最初预期低约10%。与最初预期相比,数据中心和网络领域的销售下降,区域型方面中国市场主要低于预期。
<6702> 富士通 2695 -268
大幅持续下跌。前一日公布了第二季度财务报告,7-9月期营业利润为350亿日元,较去年同期减少24.6%,低于市场预期的约600亿日元。全年预期从之前的3300亿日元下调至3100亿日元。提前退休征集费用约200亿日元计入第二季度,这是导致下滑的因素之一,但似乎有一定失望情绪。区域型订单和销售增长也不及预期。