テクマトリックス<3762>は31日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比25.4%増の308.41億円、営業利益が同32.5%増の30.23億円、税引前利益が同21.7%増の27.68億円、親会社の所有者に帰属する中間利益が同21.0%増の17.08億円となった。
情報基盤事業の売上収益は前年同期比34.7%増の220.46億円となり、中間連結会計期間としては過去最高となった。営業利益は同50.8%増の25.59億円となった。当中間連結会計期間の業績は、サブスクリプション型のクラウド型セキュリティ対策製品およびオンプレ型のセキュリティ製品の大型受注により、新規案件の受注が好調に推移した。売上収益は、前期までの受注残実績に加え、新規案件の獲得およびオンプレ製品の売上により、順調に増加した。営業利益については、円安の進行、要員数・販管費の増加などの影響をビジネスの伸長で吸収し、前期実績を上回る水準となった。製品別では、クラウド型セキュリティ対策製品に加え、ランサムウェア攻撃から守るためのメールセキュリティ対策製品や、セキュリティ意識向上トレーニング企業や組織に内在する脆弱性を可視化するソリューションなどのセキュリティ対策製品への注目度が高まっており実績も増加している。
アプリケーション・サービス事業の売上収益は同13.2%増の43.85億円、営業利益は同85.0%増の1.59億円となった。当中間連結会計期間の業績は、受注高、売上収益、営業利益ともに好調で、前期実績を上回った。CRM分野では、受注高、売上収益、営業利益のいずれも前期実績を上回った。売上収益は、前期からのサブスクリプションの積み上がりにより増加している。ソフトウェア品質保証分野では、引き続き車載分野でのテストツールの需要が旺盛で、前期の受注実績を上回った。また、サブスクリプションの積み上がりにより、受注高、売上収益、営業利益いずれも前期実績を上回った。ビジネスソリューション分野では、受注高、売上収益、営業利益ともに前期実績を上回った。新規事業である教育分野では、私立先進校に加えて、公立校への採用が進んだ。また、本サービスの提供に付随して、導入校に対するクラウド型校務支援の基盤の提供案件もあり、受注高、売上収益共に前期実績を上回り順調に推移している。営業利益については、製品開発、マーケティング、エンジニア・営業人員の増員等の投資を継続していることにより、前期と同水準となっている。
医療システム事業の売上収益は同1.2%増の44.09億円、営業利益は同38.9%減の3.04億円となった。当中間連結会計期間の業績は、医療情報クラウドサービス「NOBORI」の受注が堅調に推移し、累積の契約施設数は増加している。加えて、既存ユーザのサービス契約更新も取りこぼすことなく受注できており、受注高、売上収益は前期実績、計画値をともに上回った。営業利益は期初計画に織り込んでいた医用画像管理システム(PACS)のクラウドシフト、事業拡大に向けた人員の増員、積極的な開発投資により、前期比で減少した。一般の患者をターゲットとしたPHR(Personal Health Record)サービスの開発や、医療機関、AIベンチャー・外部企業との連携による共同開発等の新規事業への先行投資を継続し、順調に成果を上げている。
2025年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上収益は前期比20.8%増(前回予想比9.2%増)の644.00億円、営業利益は同19.7%増(同7.7%増)の70.00億円、税引前利益は同14.4%増(同4.5%増)の67.00億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同15.8%増(同4.6%増)の41.00億円としている。
また、現時点における上期業績の結果を踏まえ、2025年3月期の中間配当について、直近の配当予想よりも1株あたり2.00増配の12.00円とし、2025年3月期の1株あたりの年間配当予想を32.00円とすることを発表した。
TechMatrices <3762> 在31日公布了2025财年第2季度(24年4月-9月)的合并财务报表(IFRS)。销售收入同比增长25.4%,达到308.41亿日元,营业利润同比增长32.5%,达到30.23亿日元,税前利润同比增长21.7%,达到27.68亿日元,归属于母公司所有者的中期利润同比增长21.0%,达到17.08亿日元。
信息基础设施业务销售收入同比增长34.7%,达到220.46亿日元,作为中期合并会计期间达到历史最高。营业利润同比增长50.8%,达到25.59亿日元。在此中期合并会计期间,由于云安全解决方案的订阅型和本地安全产品的大额订单增加,新订单的接受状况良好。销售收入除了延续的订单累积外,新订单的获得和本地产品销售的增长也在顺利增长。营业利润方面,受益于日圆贬值、业务扩张中的员工数量和销售费用增加等因素,成功吸收了业务增长的影响,并超过了去年水平。
应用服务业务销售收入同比增长13.2%,达到43.85亿日元,营业利润同比增长85.0%,达到1.59亿日元。在本中期合并会计期间,订单量、销售收入和营业利润均表现良好,并超过了去年水平。在CRM领域,订单量、销售收入和营业利润皆超过去年水平。销售收入由于订阅服务增加而增长。在软件质量保证领域,继续快速需求的车载测试工具使得订单量增加。此外,由于订阅服务的增加,订单量、销售收入和营业利润方面都超过了去年水平。在业务解决方面,订单量、销售收入、营业利润均超过去年水平。在教育领域的新业务中,除了私立先进学校外,公立学校也开始采用该公司的业务。此外,随着服务提供,提供给学校的云校务支持基础设施项目也在逐步推进,订单量和销售收入均超过上一年并顺利推进。营业利润保持在与上一年相同的水平,这是由于持续投资于产品开发、营销、工程师和销售人员的增加。
医疗系统业务销售收入同比增长1.2%,达到44.09亿日元,营业利润同比减少38.9%,达到3.04亿日元。在这一中期合并会计期间,医疗信息云服务“NOBORI”的订单接受情况良好,累积合同设施数量持续增加。此外,现有用户服务契约的更新也稳步进行,订单量和销售收入均超过上一年的实际数据和计划数据。营业利润由于早期规划中考虑到的医用影像管理系统(PACS)向云端转移、业务扩张需要增加人员和积极的开发投资,而与去年相比有所减少。持续对针对普通患者的PHR(个人健康记录)服务的开发以及与医疗机构、AI初创企业和外部公司合作进行共同开发等新业务的投资,均取得了良好的成果。
关于2025年财政年度全年,该公司在同一天宣布了上修的合并业绩预测。销售收入预计同比增长20.8%(上次预计增长9.2%)至644.00亿日元,营业利润预计同比增长19.7%(与上次7.7%增长)至70.00亿日元,税前利润预计同比增长14.4%(与上次4.5%增长)至67.00亿日元,归属于母公司所有者的当期利润预计同比增长15.8%(与上次4.6%增长)至41.00亿日元。
此外,基于目前的上半年绩效结果,公司宣布2025财年中期分红将比最新的预期每股增加2.00日元,达到12.00日元,并将2025财年每股的全年预期分红设置为32.00日元。