■プログリット<9560>の業績動向
2. 財務状況と経営指標
2024年8月期末において、資産合計は前期末比1,258百万円増加し、3,886百万円となった。流動資産は現金及び預金の1,066百万円増加などにより、同1,161百万円増の3,293百万円となり、固定資産は建物や敷金の増加などにより同96百万円増の593百万円となった。負債合計は同554百万円増加し、2,089百万円となった。流動負債は未払金・未払費用の増加や契約負債の増加などにより同555百万円増加し、1,990百万円となっており、固定負債は長期借入金の減少により1百万円減の99百万円となった。純資産は資本金、資本剰余金がそれぞれ42百万円増加したほか、当期純利益610百万円などにより同703百万円増加し、1,796百万円となった。この結果、安全性を表す経営指標は、流動比率165.5%(同16.9ポイント増)、負債比率116.3%(同24.2ポイント減)、自己資本比率46.0%(同4.5ポイント増)とすべて改善された。
3. キャッシュ・フローの状況
2024年8月期における現金及び現金同等物は前期末比1,066百万円増加し、3,041百万円となった。営業活動によるキャッシュ・フローは1,078百万円の収入(前期は796百万円の収入)となった。これは主に、税引前当期純利益817百万円のほか、契約負債の増加242百万円、法人税の支払い229百万円、未払金・未払費用の増加174百万円、賞与引当金の増加63百万円による。
投資活動によるキャッシュ・フローは83百万円の支出(前期は16百万円の支出)となった。これは主に、敷金の差入による支出27百万円、有形固定資産の取得に伴う支出55百万円による。
財務活動によるキャッシュ・フローは71百万円の収入(前期は239百万円の収入)となった。これは主に、新株予約権の行使に伴う株式発行による収入85百万円、長期借入れによる収入60百万円、長期借入金の返済による支出74百万円による。収益性の高さから、本業で獲得した資金を、広告投資を含めた投資資金として潤沢に保有できているほか、新株予約権行使による資本増強や借入金の返済による財務内容の安定化が進んでいることが窺える。2024年8月期は営業活動によるキャッシュ・フローが10億円の大台に達しており、弊社では、本業におけるキャッシュの創出力の強化が進み、一定のマイルストーンを達成したと評価している。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
■Progreth<9560>的业绩动向
2. 财务状况和经营指标
2024年8月期末,资产合计较上一期增加1,258百万日元,达到3,886百万日元。流动资产由于现金及存款增加1,066百万日元,同比增加1,161百万日元,达到3,293百万日元,固定资产由于建筑物和押金增加等同比增加96百万日元,达到593百万日元。负债合计增加554百万日元,达到2,089百万日元。流动负债由于应付款项和应付费用增加以及合同负债增加等同比增加555百万日元,达到1,990百万日元,固定负债由于长期借入减少同比减少1百万日元,达到99百万日元。净资产由于股本、资本剩余金分别增加42百万日元,以及当期净利润610百万日元等同比增加703百万日元,达到1,796百万日元。据此,反映安全性的经营指标为,流动比率165.5%(同比增加16.9个百分点),负债比率116.3%(同比减少24.2个百分点),自有资本比率46.0%(同比增加4.5个百分点)均有所改善。
3.现金流动状况
2024年8月期间,现金及现金等价物较上一期增加1,066百万日元,达到3,041百万日元。经营活动产生的现金流量为1,078百万日元(上一期为796百万日元),主要是由于税前当期净利润817百万日元,合同负债增加242百万日元,纳税229百万日元,应付款项和应付费用增加174百万日元,奖金准备金增加63百万日元等。
投资活动产生的现金流量为83百万日元支出(上一期为16百万日元支出),主要是由于押金存入支出27百万日元,有形固定资产获取支出55百万日元等。
财务活动产生的现金流量为71百万日元收入(上一期为239百万日元收入),主要是由于行使新股预约权发行股票收入85百万日元,长期借入收入60百万日元,长期借入减少支出74百万日元等。由于盈利能力较高,公司能够充裕持有通过主营业务获得的资金,包括广告投资在内的投资资金,并且通过行使新股预约权进行资本增强,以及通过偿还债务稳定财务情况的进展可见一斑。2024年8月期间经营活动产生的现金流量达到10亿日元水平,公司认为主营业务中现金的创造力得到加强,并取得了一定的里程碑。
(编辑:FISCO分析师村瀬智一)