コロンビア・ワークス<146A>は12日、2024年12月期第3四半期(24年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比92.9%増の168.37億円と大幅増収となった。利益面では、売上総利益率が25.7%と、期初計画値に対して1.7ポイント改善した。また販管費の増加率は前年同期比53.0%と増収率を下回り、効率的な経営体制を継続した。その結果、営業利益が前年同期比89.8%増の3,030百万円、経常利益が同99.4%増の26.88億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同98.8%増の16.94億円となった。
同社グループが属する不動産業界においては、建設資材価格の高騰により建築コストの上昇などの懸念はあるが、住宅を中心とした賃料の上昇や円安を背景に国内及び海外投資家による国内不動産への投資需要は向上していくことが予想される。このような状況のもと、同社グループでは需要が堅調なレジデンス物件を中心に開発を行ってきた。当第3四半期累計期間においては、当期に販売を行う予定のものも含めて、104.98億円の販売用不動産の投資を行った。
2024年12月期通期については、同日、今年2月20日に公表した連結業績予想の上方修正を発表した。上方修正の要因は、物件開発コストの高騰による収益性低下を最小限に抑えるべく、ソリューション型仕入・売却を戦略的に実行したことである。
売上高は前期比42.6%増(前回予想比2.7%増)の206.33億円、営業利益は同42.8%増(同28.3%増)の38.82億円、経常利益は同42.6%増(同28.8%増)の33.97億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同39.9%増(同17.6%増)の21.20億円としている。
また、2024年12月期の配当予想について、今回の連結業績予想の上方修正により当期純利益の増額が見込まれることから、期末配当金を1株当たり110.00円とすることを発表した。同社は、企業価値の継続的向上を図るとともに、株主に対する配当金の支払による利益還元を経営上の重要課題として位置付けている。配当額については、配当性向15%~20%を目安に安定的な配当を継続して行うことを基本としつつ、同社を取り巻く経営環境や収益状況に対応して将来の事業展開に備えるため内部留保の充実などを勘案の上、決定する方針を採用している。
哥伦比亚·沃克斯<146A>在12日公布了截至2024年12月第3季度(24年1月至9月)的合并财报。营业收入达到168.37亿日元,较去年同期增长92.9%,大幅增收。利润方面,销售毛利率达到25.7%,较期初计划提高了1.7个百分点。此外,销售及管理费增长率为53.0%,低于营收增长率,继续保持高效的经营模式。因此,营业利润同比增长89.8%至30.3亿日元,经常性利润同比增长99.4%至26.88亿日元,归属于母公司股东的季度净利润同比增长98.8%至16.94亿日元。
该集团所属的房地产业面临建筑材料价格上涨导致建筑成本上升等担忧,但受到住宅租金上涨和日元贬值的推动,预计国内外投资者对国内房地产的投资需求会增加。在这种情况下,该集团一直致力于开发需求强劲的住宅项目。在本第3季度累计期间,该集团投资104.98亿日元用于销售用房地产,包括计划在当季销售的部分。
关于2024年12月期全年业绩,该公司于同一天公布了连续业绩预测的上调。上调的原因是为了最大限度地减少由于物业开发成本上涨而导致的收益下降,战略性地执行了解决方案型采购和销售。
营业收入预计同比增长42.6%(较上次预期增加2.7%)至206.33亿日元,营业利润预计同比增长42.8%(同28.3%增)至38.82亿日元,经常性利润预计同比增长42.6%(同28.8%增)至33.97亿日元,归属于母公司股东的当期净利润预计同比增长39.9%(同17.6%增)至21.20亿日元。
此外,针对2024年12月期的分红预期,由于此次连续业绩预测的上调,预计当期净利润将增加,因此宣布每股期末分红110.00日元。该公司将持续致力于提升企业价值,将向股东支付股息视为经营上的重要课题。在确定股息金额时,以股息支付比率15%~20%为基准,同时考虑应对公司经营环境和盈利状况,为未来业务发展做好准备,采用内部留存充实等方案。