14日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は3日ぶりに反発、円安が下支えも引き続き方向感に乏しい
・ドル・円は強含み、正午前に156円台
・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954>
■日経平均は3日ぶりに反発、円安が下支えも引き続き方向感に乏しい
日経平均は3日ぶりに反発。前日比39.36円高(+0.10%)の38761.02円(出来高概算10億8000万株)で前場の取引を終えている。
13日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は47.21ドル高の43958.19ドル、ナスダックは50.68ポイント安の19230.73で取引を終了した。10月消費者物価指数(CPI)が予想に一致したため安心感に買いが先行し、堅調に寄り付いた。同時に、CPIを受け12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測が強まったため相場は上昇。ダウは終日堅調に推移したが、ナスダックは終盤にかけ失速し下落に転じ、終了した。
米国株は高安まちまちだったが、前日の大幅安の反動などが先行して、東京市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は39000円台を回復する場面も見られたが、引き続き方向感には乏しく、買い一巡後は前日終値水準でのもみあいとなった。一方、ドルインデックスは23年11月1日以来の106.5水準まで上昇するなどドル独歩高の展開は継続。為替は1ドル155円90銭台まで円安ドル高が加速したことで、輸出関連銘柄の下支えとなった。
日経平均採用銘柄では、投資ファンドのオアシスが5%強保有したことが分かったことでメルカリ<4385>が上昇。証券会社によるポジティブなレポートを材料に三菱重<7011>や三井住友トラ<8309>が買われた。住友電工<5802>、古河電工<5801>など電線株の物色も続いた。このほか、クボタ<6326>、サッポロHD<2501>、富士通<6702>、パナHD<6752>、川崎重<7012>、ファナック<6954>などが買われた。
一方、大型公募増資を発表した関西電力<9503>が急落したほか、創業者などによる非上場化の提案を受けたと発表した7&iHD<3382>は小幅反落。24年7-9月期決算が携帯事業参入後初の営業黒字となった楽天グループ<4755>は買い一巡後にマイナス圏で推移。三越伊勢丹<3099>は、24年4-9月期業績は好調だったが、通期業績見通しを据え置いたことなどから材料出尽くし感が意識されて売られた。このほか、TOPPANホールディングス<7911>、住友ファーマ<4506>、レーザーテック<6920>、SUMCO<3436>などがさえない。
業種別では、非鉄金属、卸売、機械、輸送用機器、倉庫・運輸関連などが上昇した一方、電気・ガス、石油・石炭、金属、陸運、小売などが下落した。
後場の東京市場は、トランプ次期政権への警戒感が引き続き強いことから、昨日同様、欧州投資家が参加し始める14時頃に日経平均が一段安となる可能性もあろう。一方、本日が決算発表のピーク日となることで個別物色の流れは活発となりそうだ。12時台には、高砂熱学工業<1969>、DIC<4631>、九州FG<7180>、13時台には、大王製紙<3880>、14時台には、東映<9605>、横浜ゴム<5101>、15時には、サンドラッグ<9989>、クレディセゾン<8253>、マクロミル<3978>、日本郵政<6178>、SMC<6273>、かんぽ生命保険<7181>、ゆうちょ銀行<7182>、コンコルディア<7186>、曙ブレーキ<7238>、荏原製作所<6361>、T&Dホールディングス<8795>、アサヒ<2502>、マツキヨココ<3088>などが予定されている。
■ドル・円は強含み、正午前に156円台
14日午前の東京市場でドル・円は強含み、155円34銭から堅調地合いに。米10年債利回りの上昇基調でドル買いを強め、正午前に一時156円台に浮上した。その後は節目付近の売りに押され失速したが、日経平均株価のプラス圏で円売りがドルを支える。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は155円34銭から156円05銭、ユーロ・円は164円09銭から164円66銭、ユーロ・ドルは1.0547ドルから1.0568ドル。
■後場のチェック銘柄
・セーラー広告<2156>、アスア<246A>など、9銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・豪・10月:4.1%(予想:4.1%、9月:4.1%)
・豪・10月雇用者数増減:+1.59万人(予想:+2.50万人、9月:+6.41万人)
【要人発言】
・ブロック豪準備銀行総裁
「金利は十分に制限的な水準、インフレに確信が持てるまでその水準を維持」
<国内>
・特になし
<海外>
・アジア太平洋経済協力会議(APEC)閣僚会議
我想关注14日晚盘交易中的以下3点。
・日经平均指数3天来首次反弹,日元贬值方向感依然不大
・美元和日元走强,中午之前处于156日元区间内
・First Rite <9983> 是价格上涨的最大贡献者,FANUC <6954> 同样位居第二
■日经平均指数3天来首次反弹,日元贬值继续缺乏方向感
日经平均指数在3天内首次反弹。前端交易收于38761.02日元(预计成交量为10.8亿股),与前一天相比增长了39.36日元(+ 0.10%)。
13日的美国股市涨跌互现。道琼斯平均指数收于43958.19美元,上涨47.21美元;纳斯达克指数收于19230.73美元,下跌50.68点。由于10月份的消费者价格指数(CPI)符合预期,因此出于安全感,买盘占据了优先地位,并且保持稳定。同时,市场价格上涨,原因是针对消费者价格指数,12月联邦公开市场委员会(FOMC)的额外降息观察得到加强。道琼斯指数全天保持强劲,但纳斯达克指数在比赛快要结束时停滞不前,转为下跌并收盘。
美国股市涨跌互现,但前一天大幅贬值的反应占据了优先地位,东京市场开始以买入优势进行交易。也出现了日经平均指数回升至39,000日元水平的情况,但方向感仍然不大,经过一轮买盘后,前一天的收盘价水平出现了挣扎。同时,美元指数继续保持独立,美元指数自11月23日以来升至106.5水平。日元贬值和美元升值加速至每美元155日元90日元的汇率,这支撑了与出口相关的股票。
Mercari(4385)之所以上涨,是因为众所周知,投资基金Oasis持有的股票略高于日经平均指数采用的5%。根据证券公司的正面报告,三菱重工<7011>和住友三井虎队 <8309>被收购。住友电气<5802>和古河电气<5801>等电线库存的搜寻工作也在继续。此外,还收购了久保田<6326>、札幌高清 <2501>、富士通 <6702>、帕纳高清 <6752>、川崎茂<7012>、发那科<6954>等。
同时,宣布大规模公开募股的关西电力公司(9503)暴跌,宣布已收到创始人等退市提案的7&iHD(3382)小幅下跌。乐天集团(4755)的财年财务业绩截至24-7比9,在进入手机业务后首次出现营业盈余,但在一轮收购后仍处于负值区间。三越伊势丹<3099>在截至9月24日的财年中表现强劲,但出售时意识到由于全年收益预测保持不变,材料已经耗尽。除此之外,甚至没有凸版控股<7911>、住友制药<4506>、激光科技 <6920>、SUMCO <3436> 等。
按行业划分,有色金属、批发、机械、运输设备、仓储/运输相关等上涨,而电力/天然气、石油/煤炭、金属、陆路运输、零售等下降。
由于东京后台市场对特朗普下届政府的谨慎情绪仍然很强烈,因此当欧洲投资者开始参与时,日经平均指数有可能在14点左右下跌一步,与昨天类似。同时,由于今天是公布财务业绩的高峰日,因此个人搜索流量可能会变得活跃。12:00,高砂热力工程<1969>,DIC <4631>,九州FG <7180>,13:00,大雄造纸(3880),东营 <9605>,横滨橡胶 <5101>,15:00,Sundrug <9989>,信贷季<8253>,Macromill <3978>,日本邮政 <6178>,SMC <6178> 273>、Kanpo人寿保险 <7181>、日本邮政银行 <182>、康考迪亚 < 7186 >、曙光制动<7238>、枝原制作所 <6361>、T&D Holdings<8795>、朝日<2502>、松木横子 <3088>等都在计划之中。
■美元和日元走强,中午之前在156日元区间内
14日上午东京市场美元和日元走强,头寸从155日元34日元稳定。由于美国10年期国债收益率上升,美元买盘加剧,中午前暂时升至156日元水平。此后,由于销售额接近里程碑而停滞不前,但日元的销售支撑美元跌至日经平均指数的正值区域。
到目前为止,美元和日元的交易区间从155日元34日元到156日元05仙不等,从164日元09日元到164日元66仙不等,欧元从1.0547美元到1.0568美元。
■后台查看股票
・水手广告 <2156>和ASUA <246A>等9只股票处于止损高位
*包括临时停车高度(符号值)
・First Rite <9983> 是价格上涨的最大贡献者,FANUC <6954> 同样位居第二
■经济指标和关键人物的陈述
[经济指标]
・澳大利亚·10月:4.1%(预测值:4.1%,9月:4.1%)
・澳大利亚10月份就业人数的增加或减少:+15,900人(预测:+25,000,9月:+64,100人)
[贵宾致辞]
・澳大利亚储备银行行长布罗克
“利率足够严格,在我们对通货膨胀充满信心之前,将保持在该水平”
<国内>
・没什么特别的
<海外>
・亚太经济合作组织(APEC)部长级会议