ミマキエンジニアリング<6638>は14日、印刷済みの生地から染料を脱色し、その再利用を可能とする同社の「ネオクロマト・プロセス」の試験運用により、ロフトの「ロフト グリーンプロジェクト」において、店舗装飾用タペストリーの資源再利用に全面協力したと発表。
布地を再利用した「循環使用タペストリー」は11月より池袋ロフトでテスト運用を開始し、今後も廃棄削減を目指した再利用を続ける予定である。
商業施設・店舗のイベントやキャンペーンのタペストリー(のぼり旗・懸垂幕など布製の広告表示物)の多くはデザインが印刷されたポリエステルの布地が使用され、その使用後は主に焼却や埋立て処分される。様々な業界の店舗で短期間の使用後に処分されるタペストリーを同社の最新の技術でデザインを布地から脱色し何度もデザインを変えて使用することで、布地の廃棄削減によるCO2排出量の低減に貢献する。脱色された布地は各地のタペストリー制作事業で再印刷ができるため、ローカルエリア内での循環再利用を可能とし、繊維製品のアップサイクルを実現する。
今回制作した循環使用タペストリーは、ロフトの各店頭で使用されたものを、BP Labが運営する繊維循環プラットフォーム「BIOLOGIC LOOP(ビオロジック ループ)」の協力のもと、同社のネオクロマト・プロセスにて脱色・新しいデザインを印刷して再利用という循環利用トライアルを実施した。
同社は今後ネオクロマト・プロセス装置の製品化により、各地の印刷事業者でも実施可能な循環利用ソリューションを提供していく予定。
美马基工程有限公司(6638)于14日宣布,通过其可脱色并再利用印刷布料的 "李尔色彩工艺 "的试点运用,全力支持洛夫特(Loft)的 "洛夫特绿色项目",实现店内装饰用tapestry的资源再利用。
以布料再利用的 "循环使用tapestry "将从11月开始在池袋洛夫特进行试点运用,未来将继续致力于减少废弃物的再利用。
商业设施和店铺的活动或宣传用tapestry(包括横幅和悬挂标语等布质广告物)多采用印刷有设计的聚酯布料,使用后主要被焚烧或填埋。通过同公司的先进技术,脱色设计后,这些短期使用的tapestry将在不同的行业中实现多次变更设计使用,以减少布料的废弃,从而降低CO2排放。脱色的布料可以在各地的tapestry制作项目中重新印刷,从而实现区域内的循环再利用,推进纤维制品的提升回收。
此次制作的循环使用tapestry,将在洛夫特各店使用的布料,在英國石油实验室(BP Lab)经营的纤维循环平台 "BIOLOGIC LOOP(生物循环)"的协助下,进行脱色和新设计的印刷再利用,从而实施循环利用试验。
该公司计划通过产品化新型彩色处理设备,提供可在各地印刷企业实施的循环利用解决方案。