■株主還元策
一正蒲鉾<2904>は株主に対する利益還元を重要経営課題と認識し、業績や将来の事業展開などを総合的に勘案しながら安定的な配当を継続的に行うことを基本方針としている。第二次中期経営計画においては、配当性向20%以上、株主資本配当率(DOE)1.5%以上を目標としており、2022年6月期から2024年6月期の3期は1株当たり12.0円、配当性向20%超、DOE1.6%を維持してきた。2023年6月期には業績が悪化したが、親会社株主に帰属する当期純利益の約2.6倍の配当を実施することで安定配当を堅持した。2024年6月期の1株当たり配当金は前期と同額の12.0円、配当性向23.0%を実施した。2025年6月期は前期比2.0円増の14.0円を予定している。配当性向は非公表だが弊社試算では26.9%と推測している。
株主優待も実施している。毎年6月30日現在で100株以上を6ヶ月以上継続保有している株主に対し、保有株式数に応じて同社製品(常温品・おせち商品・冷蔵品・寄付の中から選択)を贈呈している。従来は、継続保有株式数が100株以上499株以下の株主には1,000円相当、500株以上999株以下の株主には3,000円相当、1,000株以上の株主には5,000円相当以上の製品としていたが、株主アンケートでの要望もあり、2025年6月末基準より新たに300株以上499株以下の株主には2,000円相当の製品を贈呈する予定である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)
股东回报策略
一正蒲鉾<2904>视向股东返还利润为重要经营课题,基本方针是综合考虑业绩、未来业务发展等,持续稳定地进行分红派息。第二次中期经营计划中,设定配当性向20%以上、股东资本配当率(DOE)超过1.5%的目标,并自2022年6月期至2024年6月期的3个期间分别保持每股12.0日元的分红派息,配当性向超过20%、DOE达到1.6%。尽管2023年6月期业绩下滑,但通过实施约是上一期带给母公司股东的净利润的2.6倍的分红,以维持稳定的分红政策。2024年6月期每股分红维持在前一期的12.0日元不变,并实施了23.0%的配当性向。2025年6月期计划分配14.0日元,比前一期增加2.0日元。虽然未公布配当性向,但根据我公司的估算应为26.9%。
也实施了股东优待。每年6月30日的根据,对于持有100股以上并持续6个月以上的股东,根据持有股份数量赠送该公司产品(常温商品、节庆商品、冷藏商品、捐赠品可选)。以往,持有100股至499股的股东赠送价值1,000日元的产品,持有500股至999股的股东赠送价值3,000日元的产品,持有1,000股以上的股东赠送价值5,000日元以上的产品,但根据股东问卷调查的要求,从2025年6月底基准日起,新增将赠送价值2,000日元的产品给持有300股至499股的股东。
(编写:Fisco客户体验分析师Matsumoto Akira)