ダイキアクシス<4245>は14日、2024年12月期第3四半期(24年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.3%増の335.22億円、営業利益が同88.0%増の6.77億円、経常利益が同48.5%増の7.63億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が2.33億円(前年同期は0.17億円の利益)となった。
環境機器関連事業の売上高は前年同期比6.6%増の165.35億円、セグメント利益(営業利益)は同39.4%増の12.80億円となった。浄化槽・排水処理システムにおける国内の施工・販売は価格転嫁の取り組みと大型工事案件の状況により売上高は増加している。セグメント利益は価格転嫁の取り組みと大型工事における高利益率案件の計上があり、大きく増加している。また、ストックビジネスとしてメンテナンス売上の拡大による強固な企業基盤作りを進めている。海外については、グループ全体の海外売上高は増加しており、メンテナンスも堅調に増加となっている。地下水飲料化事業について、ストックビジネスのエスコ契約に係る新規契約は増加している。近年ではエスコ契約を行わない地下水飲料化装置の販売も増加している。また、販売後のメンテナンス契約を締結し、ストックビジネスの拡大にも貢献している。
住宅機器関連事業の売上高は同9.4%増の145.24億円、セグメント利益(営業利益)は同67.9%増の3.42億円となった。建設関連業者等への住宅設備・建築資材等の卸売は前年同期比で増加している。ホームセンター向けリテール商材の販売はリフォームやDIY需要減により減少している。住機部門工事は前第1四半期末より空調設備工事を行う子会社を連結の範囲に含めていることに加え、農業温室工事において設備投資需要の回復によって大型案件の受注獲得ができており、大きく増加している。
再生可能エネルギー関連事業の売上高は同0.9%増の19.99億円、セグメント利益(営業利益)は同30.1%減の1.76億円となった。太陽光発電事業は、前第1四半期末より新たに子会社を連結の範囲に含めていることに加え、FITによる売電を行っているサイトは189件(前年同期比2件増)、PPAによる売電を行っているサイトは32件(同21件増)という状況で増加している。小形風力発電事業は、前年同期に他3社と共同参画している環境省の「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」における売上を計上しており、売上高は減少している。バイオディーゼル燃料関連事業は「B5軽油」の営業強化に引き続き取り組んでいることから契約件数は堅調に推移し、前年同期比較で売上高は増加している。
その他の事業の売上高は同0.5%減の4.63億円、セグメント損失は0.06億円(前年同期は0.28億円の利益)となった。家庭用飲料水事業は、ボトル型ウォーターサーバーの契約数は減少しているが、サブスクモデルである全自動型ウォーターサーバ―の契約者数は増加している。セグメント利益は、新製品の取扱を始めたことによる初期費用等の影響によって減少している。ベンチャーキャピタル事業は、前第2四半期にDaiki Axis Venture Partnersを設立以降、1号ファンド(DAVPベンチャー1号投資事業有限責任組合)を組成し、当第3四半期末日現在では12社への投資を行っている。
2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.3%増の445.00億円、営業利益が同10.5%増の7.30億円、経常利益が同4.5%減の8.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同94.8%増の4.00億円とする期初計画を据え置いている。
Dai Axis <4245> 在14日发布了2024年12月季度(24年1月-9月)的财报。营业收入比去年同期增长了7.3%,达到335.22亿日元,营业收入增加了88.0%,达到6.77亿日元,经常性利润增加了48.5%,达到7.63亿日元,归属于母公司股东的季度净利润为2.33亿日元(去年同期为0.17亿日元的利润)。
环境设备相关业务的营业收入同比增长6.6%,达到165.35亿日元,部门利润(营业利润)增长了39.4%,达到12.80亿日元。国内水净化槽和排水处理系统的施工和销售因价格转嫁措施和大型工程项目的情况而增加。部门利润因价格转嫁措施和大型工程的高利润率项目而大幅增加。此外,作为存量业务,通过扩大维护销售额,正在加强企业基础。就海外而言,整个集团的海外销售额增加,维护销售额也稳步增长。关于地下水饮料化业务,与存量业务有关的ESCO合同的新签约正在增加。近年来,不进行ESCO合同的地下水饮料化设备销售也在增加。此外,签订销售后维护合同,也对存量业务的扩大作出了贡献。
住宅设备相关业务的营业收入同比增长9.4%,达到145.24亿日元,部门利润(营业利润)增长了67.9%,达到3.42亿日元。向建筑业者提供住宅设施、建筑材料等的批发因比去年同期增加。面向家居中心的零售商品销售因装修和DIY需求减少而下降。住宅部门工程由于将从上一财季末开始实施空调设备工程的子公司纳入合并范围,加上农业温室工程在设备投资需求恢复的带动下获得了大型项目的中标,并大幅增加。
可再生能源相关业务的营业收入同比增长0.9%,达到19.99亿日元,部门利润(营业利润)下降了30.1%,达到1.76亿日元。太阳能发电业务从上一财季末开始增加了新的子公司的合并范围,FIT销售的站点数量增加至189个(与去年同期相比增加了2个),PPA销售的站点数量增加至32个(同比增加了21个),因而业绩增长。小型风力发电业务因在上一年同期与其他三家公司共同参与环境部门的“CO2排放减少技术开发和示范项目”,销售额有所减少。生物柴油燃料相关业务主要是通过继续加强“B5轻质柴油”的营销,合同数量稳步增长,营业收入与去年同期相比有所增加。
其他业务的营业收入同比减少0.5%,达到4.63亿日元,部门亏损为0.06亿日元(去年同期为0.28亿日元的利润)。家庭饮用水业务中,瓶装水服务的合同数量减少,但订阅模式的全自动饮水机的订户数量有所增加。部门利润由于开始销售新产品而受到初期费用等影响而减少。风险投资业务,在上一财季后成立了Daiki Axis Venture Partners,并组建了第1支基金(DAVP Venture No.1 Investment Business Limited Partnership),截至当季末已对12家公司进行投资。
2024年12月期通年合并业绩预测显示,营业收入预计比上一年增长4.3%,达到4450亿日元,营业利润预计增长10.5%,达到7.30亿日元,经营利润预计减少4.5%,达到8.00亿日元,归属于母公司股东的当期净利润预计增长94.8%,达到4.00亿日元,与年初计划持平。