ティアンドエスグループ<4055>は18日、子会社のティアンドエス先進技術事業本部が、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙探査イノベーションハブにおける、第12回研究提案募集(以下、RFP12)に応募し、その採択が内定したと発表。
JAXA宇宙探査イノベーションハブでは、2024年度より国際宇宙探査シナリオに基づく月面/火星探査を段階的に実現するためのシステム/要素技術に関して、研究課題を設定して共同研究を実施するという新しい研究制度「Moon to Mars Innovation」が実施されている。
RFP12では、システム型課題として2テーマ、ゲームチェンジ型課題として4テーマが設定されたが、同社ではゲームチェンジ型課題の 「【次世代モビリティ領域】月面/火星探査ローバーや深宇宙探査機での高精度・低消費電力・リアルタイムな自己位置推定技術」を選択し、応募した。
研究提案では、同社がこれまでに培ってきたエッジAI分野での画像認識技術とプログラム実装/最適化技術を組み合わせた共同研究案を作成し、設定課題に対する提案を行っている。
今回の採択内定を受け、当該研究提案についてJAXAと共同で2年間の実施計画を作成し、契約を締結した後に共同研究を開始する予定である。
同社は、今回の共同研究を通じてエッジAI技術力のさらなる向上だけでなく、将来的に宇宙適用を見据えた研究開発に対しても積極的に取り組んでいく予定である。
蒂安德斯群<4055>于18日发布,子公司蒂安德斯先进技术事业本部申请了国立研究开发法人宇宙航空研究开发机构(JAXA)宇宙探测创新轮毂的第12次研究提案征集(以下简称RFP12),并确定了其采纳。
在JAXA宇宙探测创新轮毂中,自2024年度起,为了基于国际宇宙探测情景逐步实现月球/火星探测的系统/要素技术,设定了研究课题并实施共同研究的新研究制度 "从月到火星创新"。
在RFP12中,系统型课题设定了2个概念板块,游戏改变型课题设定了4个概念板块,而该公司选择了游戏改变型课题 "【下一代移动领域】月面/火星探测车及深空探测器中的高精度、低功耗、实时自我定位技术"进行申请。
在研究提案中,该公司结合以往在边缘AI领域积累的图像识别技术和程序实现/优化技术,提出了针对设定课题的共同研究方案。
在此次采纳内定的情况下,关于该研究提案,将与JAXA共同制定为期两年的实施计划,并在签订合同后开始共同研究。
该公司通过此次共同研究,计划不仅进一步提升边缘AI技术实力,还积极开展未来面向宇宙应用的研发工作。