アーレスティ<5852>は12日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.6%増の781.95億円、営業損失が2.53億円(前年同期は6.01億円の利益)、経常損失が5.36億円(同9.38億円の利益)、親会社株主に帰属する中間純損失が26.96億円(同9.00億円の利益)となった。
「ダイカスト事業 日本」は売上高が前年同期比3.5%減の301.72億円、セグメント損失が1.49億円(前年同期は1.81億円の利益)となった。日本自動車市場では、国内自動車生産の落ち込み等により受注量が減少した。収益面は、受注量の減少に対して原価率改善と販売費及び一般管理費の圧縮を推進したが、アルミ地金価格上昇に伴う原材料価格高騰による調達コストの増加もあり、売上高の減少をカバーするまでには至らなかった。
「ダイカスト事業 北米」は売上高が前年同期比10.5%増の253.89億円、セグメント損失が4.19億円(前年同期は6.93億円の利益)となった。北米自動車市場では、底堅い北米自動車生産による受注量の増加と為替相場の影響があった。収益面においては、米国工場における生産性の悪化に加え、原材料価格、人件費等の製造コストの上昇があった。
「ダイカスト事業 アジア」は売上高が前年同期比5.6%増の172.21億円、セグメント利益が2.56億円(前年同期は9.88億円の損失)となった。アジア自動車市場では、中国工場において主要顧客の販売不振により受注量が減少したが、インド工場において新規製品の量産が開始したことによる受注量の増加と為替相場の影響があった。収益面においては、インド工場における一部製品の生産が安定しないことに伴うコスト高の影響があったが、中国工場における生産体制の合理化による固定費の削減、前期減損損失計上による減価償却費の減少等により第1四半期に続き、第2四半期3か月間でも黒字を維持、対前年同期比黒字転換となる。
「アルミニウム事業」は売上高が前年同期比1.2%減の34.66億円、セグメント利益が同20.1%減の0.70億円となった。販売重量は前年同期比10.5%減となったが、販売単価も上昇した。
「完成品事業」は売上高が前年同期比47.2%減の19.45億円、セグメント利益が同63.1%減の1.79億円となった。半導体関連企業の期中の大型物件の引き渡しが減少した。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.2%増の1,602.00億円、営業利益が同33.1%増の30.50億円、経常利益が同11.1%増の28.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.00億円とする10月29日発表の修正計画を据え置いている。
尚、1株当たり配当予想(中間 10 円・期末 18円の合計 28 円)は期初計画値を維持する形で変更なし。
阿雷斯蒂<5852>于12日公布了截至2025/3财年的第二季度(9月24日)的合并财务业绩。销售额较去年同期增长0.6%,达到781.95亿日元,营业亏损为2.53亿日元(去年同期利润6.01亿日元),普通亏损为5.36亿日元(利润9.38亿日元),归属于母公司股东的中间净亏损为26.96亿日元(利润9亿日元)。
“日本压铸业务” 的销售额比去年同期下降了3.5%,至301.72亿日元,分部亏损为1.49亿日元(去年同期利润为1.81亿日元)。在日本汽车市场,由于国内汽车产量下降等,收到的订单量有所下降。在利润方面,为了应对订单量的减少,促进了成本率的提高和销售成本及一般管理费用的降低,但由于铝锭价格上涨导致原材料价格上涨,采购成本也有所增加,没有达到弥补销售下降的地步。
“北美压铸业务” 的销售额比去年同期增长了10.5%,达到253.89亿日元,分部亏损为4.19亿日元(去年同期利润6.93亿日元)。在北美汽车市场,由于北美汽车产量稳健和汇率的影响,订单量有所增加。在利润方面,除了美国工厂的生产率下降外,原材料价格和劳动力成本等制造成本也有所增加。
“亚洲压铸业务” 的销售额比去年同期增长了5.6%,达到172.21亿日元,分部利润为2.56亿日元(去年同期亏损9.88亿日元)。在亚洲汽车市场,由于中国工厂主要客户销售不佳,收到的订单量有所下降,但由于印度工厂开始批量生产新产品以及汇率的影响,订单量有所增加。在利润方面,印度工厂一些产品的生产不稳定带来了高成本的影响,但由于中国工厂的生产系统合理化导致固定成本降低、上一财年记录减值损失导致折旧和摊销费用减少等,第二季度盈余甚至维持了3个月,与同期相比出现盈余去年的时期。
“铝业务” 的销售额比去年同期下降了1.2%,至34.66亿日元,分部利润下降了20.1%,至7000万日元。与去年同期相比,销售权重下降了10.5%,但单位销售价格也有所增加。
“制成品业务” 的销售额比去年同期下降了47.2%,至19.45亿日元,分部利润下降了63.1%,至1.79亿日元。在此期间,半导体相关公司交付的大量房地产数量有所下降。
关于截至2025/3年的全年合并收益预测,10月29日公布的修订计划,销售额较上一财年增长1.2%至1,602亿日元,营业利润增长33.1%至30.5亿日元,普通利润增长11.1%至28.6亿日元,归属于母公司股东的净收益1亿日元保持不变。
此外,以维持初始计划价值的形式,每股股息预测没有变化(本财年中期10日元共计28日元,财政年度末为18日元)。