あかつき本社<8737>は14日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。営業収益が前年同期比20.3%増の257.30億円、営業利益が同1.3%減の14.91億円、経常利益が同20.6%減の14.70億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同20.3%減の9.90億円となった。
証券関連事業の営業収益は前年同期比12.0%増の76.25億円、セグメント利益は同0.0%増の7.99億円となった。2024年9月末の契約仲介業者外務員数は1,844名(2024年3月末比166名増)、子会社のJWAの提携金融機関における管理資産残高を含めた預り資産残高は5,897億円(同321億円増)、IFA部門の預り資産残高は3,503億円(同364億円増)と拡大した。
不動産関連事業の営業収益は同23.8%増の182.57億円、セグメント利益は同1.5%減の11.58億円となったが、前期に計上した一過性の高齢者施設の売却益を除くと増益となる。仕入戸数は422戸(前年同期は340戸)、販売戸数は411戸(同321戸)の取引実績となった。また、リノベーションの設計・施工を手掛けるバウテックグループにおいては、完工数が540戸(前年同期は443戸)と安定して推移した。高齢者施設開発を手掛けるEWアセットマネジメントにおいて、3月に東京都杉並区に建設した 「NEXTLD新高円寺」がオープンした。また、9月に熊本県熊本市において建設した「メディケア癒やし長嶺」がオープンした。これにより、9月末現在で稼働中の施設は3件、開発中の施設は1件となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比11.4%増の520.00億円、営業利益が同19.9%増の41.00億円、経常利益が同10.1%増の42.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.4%増の26.00億円とする期初計画を据え置いている。