SBSホールディングス<2384>は19日、IAT、ヤマト モビリティ & Mfg.<7886>と協業し、EVに改造した中古1.5tトラックの試行走行を子会社のSBS自動車学校の姉崎教習所にて実施したと発表した。
同社は、2030年までに、1,000台程度の車両のEV化を図っている。長期間使用後の中古トラックを有効活用し投資負担を軽減する観点から、子会社のSBSゼンツウが所有し、長期間使用されたディーゼルトラックをEV化する取り組みを進めている。
同社は、IAT、ヤマト モビリティ & Mfg.と、中古のいすゞエルフ2tを使用した検証を行っている。今回、IATとヤマト モビリティ & Mfg.がEVに改造した廃車予定であった2012年型「三菱ふそうキャンター1.5t積(FBA00型)」を使用し、教習所内コースを周回しながら走行性能や安全性の検証を行った。CO2を削減し、中古車の再利用を実現することで、低コストかつ短期間に納品できる。量産を前提とした小型ディーゼルトラックのEV改造として、国内初の取り組みとなる。
今後は、この量産予定車を用いて型式認証を取得し、公道にて貨物積載状態でのモニター走行をする予定である。同社は、サステナビリティ経営強化の方針のもと、同社のEV比率の拡大を進め、環境負荷の軽減に貢献していく。
SBS控股公司<2384>于19日宣布,与IAT、雅玛多移动与制造<7886>合作,在子公司SBS汽车学校的姉崎培训所进行了改装为电动车的二手1.5吨卡车的试行驾驶。
该公司计划到2030年将约1,000辆车辆进行电动化。从有效利用长时间使用后的二手卡车以及减轻投资负担的角度出发,子公司SBS前途正在推进将拥有的长期使用的柴油卡车进行电动化的工作。
该公司与IAT、雅玛多移动与制造正在使用二手的五十铃Elf 2吨进行验证。这次使用了IAT和雅玛多移动与制造改装为电动车的预计报废的2012年款“三菱扶桑Canter 1.5吨(型号FBA00)”进行验证,在训练所内的课程上环绕行驶,检测行驶性能和安全性。通过减少二氧化碳排放,实现二手车的再利用,可以以低成本和短时间进行交付。这是以量产为前提的小型柴油卡车的电动改造,国内首次的尝试。
今后,计划用这款量产预定车获得型式认证,并在公路上进行货物载重状态下的监测驾驶。该公司在可持续经营的方针下,推进公司的电动车比例扩大,为降低环境负担做出贡献。