(共同リリース)
2024年11月22日
慶應義塾大学
成田国際空港株式会社
日本航空株式会社
成田国際空港株式会社(以下「NAA」)、日本航空株式会社(以下「JAL」)及び慶應義塾大学は、2024年12月6日に、成田空港にて地震防災演習を実施します。三者が連携しての地震防災演習の実施は初の試みとなります。
本演習は、大規模地震の発生により、成田空港にて震度6強が観測された場合を想定し、旅客ターミナルビル内勤務者(以下「空港従業員」)による地震発生時の初動対応やお客さまの避難誘導、被害状況の確認及び迅速な情報連携などを通じて、防災意識の向上及び地震発生時の対応に関して共通認識を持って、お客さまを安全に避難誘導する初動の実践を目的としています。
演習実施にあたり、地震学・災害情報・防災教育などを専門とする慶應義塾大学 環境情報学部の大木 聖子(おおき さとこ)准教授監修のもと、実際の地震による被害を想定したシナリオを作成します。空港従業員には事前にシナリオ内容を知らせることなく、また、増加する訪日需要に対応すべく外国人観光客やけが人等の様々なお客さま役を演習実施エリア内の至る所に配置して実施することで、自ら臨機応変に考え行動に移すという実践的な演習内容となります。
成田空港では、これまで年3回(消防訓練2回・防災訓練1回)空港従業員によるお客さまの避難誘導等の訓練を実施し、災害対応力の強化を図ってまいりました。
今回の演習は、参加者が状況を踏まえて自ら考えて行動する実践的な応用訓練となっています。また、演習の様子は映像と音声で記録され、後日、この記録を慶應義塾大学 大木 聖子研究会が分析することで、課題や改善点、達成できたこと等を整理し、より効果的な防災計画の作成や今後の演習(*)にも活かして、成田空港の災害対応力の更なる向上に繋げてまいります。
(*) 2025年度中に本演習での課題を踏まえた2回目の防災演習を実施予定
■ 概要
実施日 : 2024年12月6日(金) 14:00~14:20
場所 : 成田空港第2旅客ターミナルビル内
演習内容 : 空港内での避難訓練
演習参加者: ①JALグル―プ社員を含む空港従業員計約60名 ②大木 聖子研究会の学生約40名(お客さま役等)
<演習イメージ> ※JALと慶應義塾大学がタイアップして他空港で実施した地震津波防災演習の模様
以上
(共同发行)
2024年11月22日
慶應義塾大学
成田国际机场股份有限公司
日本航空股份有限公司
成田国际机场股份公司(以下「NAA」)、日本航空股份公司(以下「JAL」)和慶應義塾大学将于2024年12月6日在成田机场进行地震防灾演习。三方合作开展地震防灾演习将是第一次尝试。
本次演习假定发生大规模地震,观测到成田机场震级6强,旨在通过空港员工(以下「空港従業員」)进行地震初期响应、客户疏散引导、确认受灾情况及快速信息沟通等,共同增强防灾意识,达成一致认识,实践客户安全疏散引导的初期行动。
在进行演习时,将由擅长地震学、灾害信息、防灾教育等领域的慶应义塾大学环境信息学部的大木圣子(おおき さとこ)副教授监修,制定根据实际地震造成的伤害设想的情景。在不事先通知机场员工演练内容的情况下,为了应对增加的来日游客需求,将各种角色(如外国游客、受伤人员等)置于演练实施区域的各个角落,从而实现灵活应变的实践内容。
在成田机场,迄今为止每年进行3次(消防演练2次、防灾演练1次)由机场员工负责引导客人疏散等培训,以提高灾害应对能力。
此次演习是一个参与者根据情况自行思考并采取行动的实践性应用训练。此外,演练过程将以视频和音频记录,后期由慶应义塾大学大木圣子研究会分析这一记录,整理出问题、改进点、已取得的成果等,以便更有效地制定防灾计划并应用于今后的演习,以进一步提升成田机场的灾害应对能力。
(*)计划在2025财年内根据本次演习的问题进行第二次防灾演习
■ 概要
实施日期:2024年12月6日(星期五)14:00~14:20
地点:成田机场第2旅客航站楼内
演练内容:机场内疏散演练
参加演习者: ①JAL集团员工及机场员工共约60名 ②大木圣子研究会的学生约40名(客人角色等)
<演习图像> ※JAL与慶应义塾大学合作在其他机场进行的地震海啸防灾演习的情况
以上