カシオ計<6952>
2025年3月期業績予想の修正を発表。売上高は2750億円から2620億円、営業利益を160億円から140億円に下方修正した。10月5日にランサムウエア(身代金要求型ウイルス)による不正アクセスを受け、サーバーを社内ネットワークなどから遮断した影響が出た。不正アクセスによる販売の機会損失の影響は24年10~12月期に売上高は約130億円、営業利益を約40億円押し下げると見込む。株価は8月に付けた年初来安値に接近しており、ダブルボトムを意識したアク抜けの動きが期待される。
リガク<268A>
10月31日に付けた1265円をピークに調整が続くなか、足もとでリバウンドの動きをみせてきている。また、11月に入ってからの調整においても、概ね上場時に付けたレンジ内での推移であり、需給状況の悪化は限定的だろう。ボトム圏からのリバウンドにより、再動意の展開が意識されてきそうだ。なお、米系証券では強気でカバレッジを開始したと観測されており、材料視されよう。
卡西欧计<6952>
发布了2025年3月期业绩财务预测的修正。营业收入由2750亿日元下调至2620亿日元,营业利润由160亿日元下调至140亿日元。10月5日受到勒索软件(要求赎金的病毒)导致的不正访问,服务器被从公司内部网络等隔离,造成了影响。预计因不正访问导致的销售机会损失将在24年10月至12月期间,营业收入约减少130亿日元,营业利润约减少40亿日元。股价接近8月份创下的年初以来最低价,市场期待出现双底的突破。
理学<268A>
在10月31日达到的1265日元的高点后,调整仍在进行中,但目前已经开始显示回弹的迹象。此外,进入11月后的调整也基本处于上市时的价格区间内运行,供需状况的恶化可能性有限。随着从底部区域的反弹,可能意识到再次启动的展望。另外,在美国证券公司中,已经观察到开始看好并进行覆盖,可能被视为重要材料。