29日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■海外勢のフローは限られ短期的な売買が中心
■ノーリツ鋼機、24/12上方修正 営業利益 187億円←180億円
■前場の注目材料:キヤノン、スペースワン、和歌山・串本町に射点増設、30年代、年30回衛星輸送
■海外勢のフローは限られ短期的な売買が中心
29日の日本株市場は、手掛かり材料に欠けるなか、こう着感の強い相場展開になりそうだ。28日の米国市場は感謝祭の祝日で休場。欧州市場は上昇した。米国市場の休場の影響から海外勢のフローが限られるなか、積極的な取引は限られるなか、短期的な売買が中心になりそうである。
米国では足もとで良好な経済指標の発表が継続しているなか、感謝祭明け後のブラックフライデーでの小売企業の売上動向が注目される。一部ではインフレの影響から予想ほど伸びないとの見方もあり、販売動向を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいだろう。なお、午前3時までのシカゴ日経225先物清算値は大阪比80円安の38300円。円相場は1ドル151円50銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、小動きで始まりそうだ。日経225先物のナイトセッションは一時38440円まで買われる場面もみられたが、終値では200日線(38410円)を下回って終えた。市場参加者が限られるなかでは200日線突破から節目の38500円を仕掛けてくる動きは期待しづらく、200日線近辺での推移になりそうだ。
昨日の日経平均株価は214円高と反発し、38000円を割り込む局面での押し目買いの強さが窺えた。引き続き38000円近辺では押し目待ち狙いの買いが意識されそうだが、前日の動きは米国の祝日前によるリバランスの影響が大きかったと考えられるため、リバウンド基調は強まりにくいと考えられる。
そのほか、ロシアのプーチン大統領は、ウクライナの政府中枢を標的とする可能性があると伝えられている。今後の報復攻撃には極超音速の新型中距離弾道ミサイル「オレシュニク」を再び使うこともありえるとしており、地政学リスクへの警戒も買い手控えにつながりそうだ。物色としては、個人主体の売買が中心になるなか、中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きになろう。
■ノーリツ鋼機、24/12上方修正 営業利益 187億円←180億円
ノーリツ鋼機<7744>は2024年12月期業績予想の修正を発表。売上高は1031億円から1043億円、営業利益を180億円から187億円に上方修正した。不具合により出荷を停止していた一部製品について、出荷を再開したこと等を反映した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38349.06、+214.09)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・追加経済対策への期待
・キヤノン<7751>スペースワン、和歌山・串本町に射点増設、30年代、年30回衛星輸送
・ユニチカ<3103>繊維撤退、高分子に集中へ、社長「生き残りかけ計画遂行」
・日清紡HD<3105>社長に石井靖二氏、無線・通信軸に巻き返し
・ソフトバンクG<9984>オープンAIに追加投資検討
・ベルシス24<6183>通話情報からDB作成、生成AIで回答精度向上
・加賀電子<8154>新中計、M&A・EMSに300億円、売上高1兆円へ布石
・REVOLUTION<8894>クラファンの安全性強化、GVEと提携、海外からの対日投資促進
・扶桑電通<7505>DX支援、6業種に照準、27年9月期の営業益18億円狙う
・ ピー・シー・エー<9629>20億円ファンド組成、新興投資、運用で子会社
・マーケットE<3135>リユース基盤を200自治体に納入
・中北製作所<6496>中国に舶用バルブの子会社
・ホンダ<7267>インドに電動2輪投入、電池交換式など来春
・山善<8051>AGVで協働ロボ移送、専用台車、生産効率化
・日本精工<6471>高精度位置決め・搬送、駆動制御装置
・富士通<6702>Colt、光ファイバー網の西日本展開に、光伝送採用
・TOPPAN<7911>多言語翻訳サービスを開始、訪日外国人に特化
・中部電力<9502>グループのJERA、火力の価値見直し訴え、資機材高騰、投資に課題
・神戸鋼<5406>高耐食鋼板を一貫生産、28年、加古川で年25万トン
・住江織物<3501>車内装材を拡大、来月社名変更
・東京電力HD<9501>柏崎刈羽6号機、来年6月10日に燃料装荷
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 11月東京都区部消費者物価コア指数(前年比予想:+2.0%、10月:+1.8%)
・08:30 10月有効求人倍率(予想:1.24倍、9月:1.24倍)
・08:30 10月失業率(予想:2.5%、9月:2.4%)
・08:50 10月鉱工業生産速報値(前月比予想:+4.0%、9月:+1.6%)
・石破首相所信表明演説
<海外>
・特になし
在29日的上午交易中,我们应注意以下三个要点。
■境外资金流动有限,短期交易为主
■诺力斯钢机,24/12上调营业利润至187亿日元←180亿日元
■前场关注要点:佳能、SpaceX、增加目标点至和歌山·串本町,30年代,每年30次卫星运输
■境外资金流动有限,短期交易为主
29日的日本股市,由于缺乏线索,可能会出现僵持的市场态势。28日的美国市场因感恩节放假。欧洲市场有所上涨。受美国市场放假的影响,境外资金流动有限,积极交易有限,短期交易可能成为主流。
美国经济数据持续向好,关注感恩节后黑色星期五零售企业的销售趋势。部分人认为受通货膨胀影响,销售增长可能不如预期,因此希望观察销售趋势,市场情绪也可能会加强。至于截至上午3时的芝加哥日经225期货结算价格为38300日元,较大阪下跌80日元。日元汇率持续在1美元兑换151日元50分左右。
日经股指期货将受芝加哥期货影响,可能开盘走势平稳。日经225期货夜间交易中有一度达到38440日元的买入情况,但收盘下跌至低于200日均线(38410日元)。在市场参与者有限的情况下,预计不太可能突破200日均线并挑战里程碑的38500日元,可能会围绕在200日均线附近交易。
昨日的日经平均股价上涨了214日元,反弹,显示在跌破38000日元的阶段有买家抢筹的强劲势头。尽管在接近38000日元附近仍有抢筹等待的购买意识,但考虑到前一天的走势主要受美国假日前的再平衡影响较大,因此预计反弹趋势不太可能加强。
另外,据报道,俄罗斯总统普京表示可能瞄准乌克兰政府中枢。他表示未来的报复可能会再次使用极超音速中程弹道导弹“欧洛什尼克”,这可能会引发对地缘政治风险的警惕,也可能导致买家观望。在人为主导的交易中,短期的分歧交易可能会成为关注的焦点。
■诺力特钢机,24/12上调 营业利润 187亿日元←180亿日元
诺力钢机<7744>宣布调整2024年12月期业绩预测。营业收入从1031亿日元上调至1043亿日元,营业利润从180亿日元上调至187亿日元。这反映了部分产品因故障而停止出货后已恢复出货等情况。
前期注意事项
・日经平均指数上涨(38349.06,+214.09)
・活跃的股票回购
・东证提出企业价值提升要求
・对于新增的经济措施的期待
・佳能<7751> SPACeONE 在和歌山县串本町增设发射点,30年代,每年30次卫星运输
・优尼可<3103> 撤离纺织业,专注于高分子,社长表示“正在执行生存计划”
・日清纺HD<3105> 任命石井靖二先生为社长,扭转无线通信轴
・软银G<9984> 考虑对OpenAI进行额外投资
・贝比斯24<6183> 通过通话信息建立数据库,借助生成AI提升回答精度
・加贺电子<8154> 新中期计划,向M&A和EMS投资300亿日元,为实现1万亿元营业收入铺平道路
・REVOLUTION<8894> 加强克拉网众筹的安全性,与GVE合作,促进来自境外对日本的投资
・扶桑电通<7505>DX支援、瞄准6个行业、力争在27年9月期实现18亿日元的营业利润
・PCエー<9629>成立20亿日元基金,新兴投资,运营子公司
・MarketE<3135>将二手设备基础设施交付给200个地方政府
・中北制作所<6496>在中国成立船用阀门子公司
・本田<7267>将在印度推出电动两轮车,包括可更换电池等,预计明年春季上市
・山善<8051>利用AGV协同机器人进行运输,使用专用推车,提高生产效率
・日本精工<6471>高精度定位和传送,驱动控制装置
・富士通<6702>Colt,西日本光纤网络拓展,采用光传输技术
・TOPPAN<7911>启动多语言翻译服务,专门针对访日外国人
・中部电力<9502>集团的JERA呼吁重新评估火力的价值,资材价格上涨,投资面临挑战
・神户钢<5406>开始生产耐蚀钢板,28年来,在加古川年产25万吨
・住江织物<3501>扩大车内装材业务,下月更名
・东京电力HD<9501>柏崎刈羽6号机,明年6月10日装载燃料
上午事件日程表:
<国内>
・没有特别的事情
・08:30 11月东京都区部消费者物价核心指数(同比预计:+2.0%,10月:+1.8%)
・08:30 10月招聘倍率(财务预测:1.24倍、9月:1.24倍)
・08:30 10月失业率(财务预测:2.5%、9月:2.4%)
・08:50 10月矿业工业生产速报值(环比预期:+4.0%、9月:+1.6%)
・石破首相所信表明演讲
<境外>
・特别没有