インターメスティック<262A>は、メガネブランド「Zoff」を展開している。2001年2月にロープライスメガネ事業としてZoff1号店を出店、知名度は高い。
同社は国内のメガネ小売でSPA方式(卸売業者を挟まないビジネスモデル)を初めて導入し、全世代向けのロープライスメガネ市場を開拓してきた。ここまでの知名度を有している同社は、三現主義の考え方を根底に「商品開発力」「接客力」「広告戦略」を強みとしており、メガヒット商品 Zoff SMARTは2024年8月末現在で累計870万本超えで、アパレルブランドやアニメとのコラボは累計100件を超えている。顧客ニーズをしっかり反映してメガネのデザイン・機能を企画・開発できるため、様々なコラボ商品を展開できており、他社との差別化にもなっている。国内店舗での合計顧客数は369万人(2023年12期)に達しており、各年の新規顧客の10%以上が毎年安定してリピートしている。
2024年12月期第3四半期累計の売上高は前年同期比11.8%増の33,620百万円、営業利益は同56.4%増の5,426百万円で着地した。価格改定や有料レンズ購買率の伸長もあり、顧客単価が10,441円(前期末比961円増)となったことに加え、サングラス販売も順調に推移して販売本数は308万本(前年同期比27万本増)となった。また、サングラス売上高は前年同期比30.5%増、EC売上高はコラボ商品販売を基に堅調に推移して2,207百万円に至った。第3四半期の出店は6店舗、退店は1店舗、純増5店舗となり10月末時点での総店舗数は305店舗。通期の売上高は前期比9.1%増の43,489百万円、営業利益は同20.3%増の4,206百万円を見込んでいる。営業利益は既に予想を超過しているが、第4四半期に通期賞与の計上や新CM放送を行う影響で広告宣伝費を計上する。
成長戦略としては、既存店舗の強化、積極的な出店、利益率の向上と3つを基礎としている。既存店売上に関しては、第3四半期累計期間(1-9月)の既存店増収率は12.2%と好調に推移していたが、10月の既存店売上高は前年同月比14.3%増と足元も好調を維持している。通常の眼鏡に加えて、サングラスに注力しており、同社のトレンドデザイン・品質・低価格・度付きなどの強みを活かしてサングラス市場においても新たな市場を切り拓いている。また、国内では関東を中心に都心部への出店が過半数となっており、地方への出店余地は大きい。同社は現在、海外事業をフランチャイズ形態で展開しているが、まずは国内の地方のSCや駅ビルにも出店を拡大し、国内店舗数の堅調な拡大を目指していくようだ。
国内アイウェア市場規模はCAGR(年平均成長率)0.5%(2013年~2022年)で堅調に推移するなか、平均価格2万円以下の市場規模はCAGR 4.1%(2013年~2022年)と全体を上回る成長となっており、同社の市場シェアも右肩上がりで推移してきている。2022年の国内アイウェア市場における同社シェアを販売本数ベースで算出すると、14.7%に至る。株主還元にも積極的で、連結配当性向30%~35%を目途に通期実績に応じて期末配当を実施する予定である。また、今後は株主優待の実施にも注目が集まりそうだ。総じて、業績の底堅い推移が続く中、直近IPOを果たしたプライム銘柄として今後の動向に注目しておきたい。
国际游戏公司<262A>拥有眼镜品牌“Zoff”。2001年2月,作为平价眼镜业务,Zoff第1家店开业,知名度很高。
该公司在国内眼镜零售中首次引入SPA模式(不涉及批发商的业务模式),开拓了面向所有年龄阶段的平价眼镜市场。该公司凭借迄今为止的声誉,坚持三现主义理念,以“产品开发能力”、“客户服务”、“广告战略”为优势。热卖单品Zoff SMART截至2024年8月底累计销量超过870万本,与服装品牌和动漫的合作已超过100个项目。公司能够充分反映客户需求,策划开发眼镜设计和功能,因此能推出各种合作商品,实现差异化。国内门店总客户数达到369万人(2023年季度),每年超过10%的新客户保持稳定回头购买。
2024年12月期第3季度累计营业收入比去年同期增长11.8%,达到33,620百万元,营业利润增长56.4%,达到5,426百万元。由于定价调整和付费镜片购买率增加,客户单价达到10,441日元(比上一期增加961日元),此外,太阳镜销售也顺利进行,销量达到308万副(比去年同期增加27万副)。同时,太阳镜销售额比去年同期增加30.5%,电子商务销售额依托合作商品销售稳步增长至22.07亿日元。第3季度新增开店6家,关闭1家,净增5家,截至10月底,总店数为305家。全年营业收入预计将比上一期增长9.1%,达到43,489百万元,预期营业利润将增长20.3%,达到4,206百万元。尽管营业利润已经超出预期,但由于全年将提前分配奖金并推出新广告宣传广播,将有广告宣传费计入。
作为成长战略,公司以加强现有门店、积极开店、提高利润率为基础。就现有店铺销售额而言,前三季度(1-9月)现有店铺增收率为12.2%,且10月现有店铺销售额较去年同期增长14.3%,保持良好势头。除常规眼镜外,公司还专注于太阳镜,利用公司的时尚设计、优质、低价、有度数等优势,不仅在传统眼镜市场上取得成功,在太阳镜市场也开拓了新市场。此外,在国内,公司集中在东京都心地带的开店,地方仍有大量开店空间。公司目前以特许经营形式在海外开展业务,但首先计划在国内的SC和车站大楼扩大开店,争取国内店铺数量稳步扩大。
国内眼镜市场规模在2013年至2022年间的CAGR(复合年增长率)为0.5%,平均价格在2万日元以下的市场规模的CAGR为4.1%,超过10年来整体增长,公司的市场份额也在上升。按销售量基础计算,公司在2022年国内眼镜市场达到了14.7%的市场份额。公司在股东回报方面也很积极,计划基于连续分红性向30%~35%,根据全年业绩决定年底派发红利。此外,未来也将关注股东优待政策。总的来说,业绩持续稳健增长的同时,作为最近上市的主板品种,值得关注未来动向。